その他手相に関わるもの
これまでの内容から、手相というのは「線」と「丘」で構成されているように思われるかもしれませんが、実はそれだけではなく様々な要素で構成されています。
よくあるものが「ほくろ」で、これも手のひらまたは指などにある事により、手相の一部としてきちんと意味を持っています。
その他、マークのように見える「フィッシュ」や「島」、本来は線なのですが短くてひとつとして捉えられる「神秘十字線」や「スター」など、線や丘だけに収まらないのが手相なのです。
つまり、手のひらまたは指に何かしらあれば、それは手相として意味がある、手相として数え上げられるものであって、その全てに意味が込められているのです。
もっとも、中には線でも丘でもほくろでもマークでもない、特殊な何かであるとか腫れ物、出来物など、そういう素人では判断の難しいものが現れることもあるでしょう。
それは多くは自然消失していくのですが、実はそれも「今の状態」を手相として表している可能性があり、やはり手のひらや指に現れた時点で何らかの意味はあるのでしょう。
まあそこまでは手相を知らない人が何を考えても、その意味を知ることはなかなか出来ないものと思われますので、その際は素直に専門家などに相談してみるのがベターです。
少なくとも、あなたが手相として知っている「手のひらに現れるもの」は、この記事もそうですし他の記事をご覧になっても、大抵網羅しているはずですのでそちらもご参考にして下さい。
ひとつひとつを全て覚えるのは大変ですので、ブックマーク等でいつでも見れるようにして、常にチェックが出来る状態にしておけば良いでしょう。
手相占いの入門編ですが、ここまでご覧下さった人であれば、もう一般人の手相占いに対する知識よりは、遙かにそれを身に付けられているかと思います。
手相は変わる
なおこの手相、手のひらをご覧になって分かると思いますが、薄い手相であればともかく感情線とか生命線などは、とても太くてしっかりと手のひらに刻み込まれているかと思います。
そういうものですので、手相というのは生まれてから変わることがない、手相が示すものが運命付けられているなど、そういう勘違いをしてしまう人が後を絶ちません。
実はこの手相というのは、小さな範囲で生きている上でめまぐるしく変化していて、常に変化していくものであるという事実が、あまり知られていないのです。
良い運勢が起こりそう、または現在起こっているのであれば、その良い運勢に関わる要素の線が伸びたり、丘であれば発達したり、その上に線が走るようになったりです。
悪い運勢であれば、それに関わる線が途切れるとか島が現れるなど、丘であれば普段より扁平になっているなど、そういう変化が訪れていることにあまり気が付かないのです。
毎日見ている手だから、変化があればすぐに分かると言われるかもしれませんが、毎日見ている手だからこそ分からない、変化に気付かないという考え方もあるのです。
ですので、もし手相占いに興味を持たれたのであれば、毎日手のひらをチェックするのはもちろん、僅かな変化に気付くように、僅かな運勢の変化に気付けるようにすると、今後の傾向が掴みやすくなるでしょう。
基本手相は、良い事をしたり努力をしたりすると良い手相に変化していき、その逆も然りとなりますので、それを肝に銘じて日々の運勢の上昇を目指しましょう。
もちろん、どうにもならない悪い運勢、そしてそれに伴う手相の変化もあると思いますので、その際は被害を最小限に食い止めて、後の良い運勢を相対的にもっと良くするのがコツです。
それを成せるのは、手相の変化をいち早く掴める人だけですので、これまでの内容を踏襲して手相占いをモノにしてしまいましょう。
もっと深く知りたい人は？
如何でしたか？
手相占いの基本をしっかりとご理解いただけたかと思いますし、それで今後手相に関わる際に、大いに役立つものと思われます。
ですが、今回の内容はあくまで基本、手相占いにおいて前提として知っておかなくてはならない部分を、かいつまんでご紹介しただけに過ぎません。
手相占いというのはもっともっと奥深く、それこそ専門的な教育とか自ら進んで勉強しなければ、その全てを網羅するのは困難だと言えるのです。
ということで、もし今回の手相占いの基本だけで飽き足らない人は、別のページでも手相を数多くご紹介していますので、そこを参照してみて下さい。
知能線等の基本の線について掘り下げたものもあれば、近年で生まれたような手相もありますので、手相が気になる人は読み応えがあるでしょう。
それでも手相全てかと言われると、まだまだ氷山の一角でしかありませんので、もっともっと知りたいと思う人は書籍に手を出してみるのも良いでしょう。
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