三重県四日市市にある歴史博物館で楽しく歴史を学ぼう!

三重県四日市市にある歴史博物館で楽しく歴史を学ぼう!

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三重県の県庁所在地津市を上回る県下最大の人口である三重県四日市市。そんな三重県四日市市にある歴史博物館を紹介します。

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三重県四日市市とは

Meoto Iwa (the Wedded Rocks) are two sacred rocks in the ocean near Futami, a small town in Ise City

Sakarin Sawasdinaka/shutterstock.com

三重県四日市市は、中京工業地帯の代表的な工業都市と言われており、古くはヤマトタケルノミコトが東征の帰途に通過したという伝説が残っています。

古墳時代から栄え、市内には土器窯や土器片出土地が分布しており、また飛鳥時代には壬申の乱で大海人皇子が兵を集めたと言われています。

そんな歴史ある三重県四日市市をさらに深く学ぶことが出来るのは、歴史博物館です。

三重県四日市市に住んでいる人はもちろんのこと、観光で足を運んだという人もより三重県四日市市について知ることが出来る歴史博物館に足を運んでみませんか?

今回は、三重県四日市市にある歴史博物館を紹介します。

四郷郷土資料館

yogou-mie.com

三重県四日市市にある歴史博物館1つ目は、「四郷郷土資料館」です。

四郷郷土資料館は、三重県四日市市西日野町にある歴史博物館です。

郷土の先人で県下有数の経済人であった第10世伊藤傳七翁が郷土への恩返しにと、1921年に当時としては大金の6万円を寄付し三重郡四郷村役場として建てられました。

当時の建物としては実にハイカラな村役場で、木造2階建て、一部塔屋は3階建てになっています。

正面には車寄せ、中央には玄関広場、塔屋の最南端は、らせん階段になっています。

この階段を上りつめると六畳余りの展望台があり、四郷全体が一望出来ます。

小高い丘陵の南斜面に建てられているため遠くからも眺められ、「全国一の村役場」と謳われた村民自慢の建物だったそうです。

それから60年、時代の移り変わりとともに傷みも激しく取り壊されたこともありましたが、地元住民の熱心な存続運動が実り、1982年2月に三重県四日市市の有形文化財の指定を受け保存されることになりました。

この機会に昔の四郷を物語る歴史・民俗資料や文化財を収集し、この偉容を誇った旧役場とともに永く後世に伝えようと1983年11月3日「四郷郷土資料館」として生まれ変わり現在の姿になっています。

資料館は、一階のみ一般開放しており、6つのコーナーで構成されています。

製茶コーナーでは、昔の茶作りの仕方と道具を紹介しています。

茶の葉を手で回し蒸す「手回し蒸し機」や火の上にかけて入れた蒸し葉を乾かすための「焙炉」などのほか、農家で使用されていた道具の展示を行っています。

当時の昔の庶民の生活の一端をうかがえる「やぐら炬燵」「煙草盆」「衣桁」などの展示も行っています。

醸造コーナーでは、昔の醸造の仕方と道具を紹介しています。

日本のお酒は、綺麗な水に麹と酒母を入れ、これによく精白したお米を蒸して、冷やしたものを加えて仕込みます。

昔から、このもろみを杜氏たちが何日もかけて 温度などの管理をし、育てて作られてきました。

味噌、醤油は、大豆や小麦を原料に、麹、塩、水を加えて発酵させて作られます。

このような、当時の醸造の流れを模型の人形によってわかりやすく解説しています。

農業コーナーでは、昔の米作りの仕方と道具を紹介しています。

春の田起こしから始まり、牛を使って唐鋤を引かせる代かき、別の苗代で作った苗を6月中旬から下旬 にかけて一家総出で田植えをしました。

田植えがすむと何回かの田の草取りに入りますが、暑い最中の大変な作業でした。

やがて一面が黄金色に実る11月の初め頃、 稲刈りをした後、ハタに掛けて干します。

これをゴロゴロ音を立てて回る脱穀機で稲こきをします。

落とした籾を庭いっぱいにむしろに広げて天日干しにし、乾い た籾を夕食後の数時間とか雨の日に土臼でひいてもみ殻をむき、唐箕であおって選別して米粒を揃え、俵につめてやっと出来上がります。

この間の作業は、一口には言い表せない苦労の連続だったそうです。

そんな当時実際に使用された農機具の数々や、農具の数々を展示しています。

日本人の誰もが愛しているお米について、実は知らないこともあると思いますが、ここではこれからもお米を大切にしたいという気持ちが芽生えますね。

製糸コーナーでは、繭から生糸をとる仕方と道具を紹介しています。

1940年頃までの日本の花形輸出産業は、生糸と絹織物や綿織物で、日本各地では養蚕が盛んに行われていました。

当時、桑畑があちらこちらにありました。

短期間に現金収入が得られるので、四郷村でも大変盛んだったそうです。

桑摘み、温度と湿度の調節など蚕の世話は、米作りと平行して行われ、農家は目の回るほどの忙しさでした。

当時有望なメリヤス工業も1921年頃から四郷では本格的に始められました。

当時の繭から生糸をとる方法をわかりやすく解説しているほか、当時の農家の作業の様子がわかるような展示が施してあります。

文化・歴史コーナーでは、昔の暮らしで使っている道具や文物類を紹介しています。

大正から昭和にかけてのいろいろな民俗資料や当時の写真を展示しています。

当時、いかに四郷村が文化・経済の発祥の地であるかを知ることが出来ます。

また、伊藤小左衛門の写真や当時の四郷村の様子が展示しています。

陳列ケースには、当時の雑誌、教科書、通学カバンなどが展示されています。

他にも、1930年に日本消防協会より四郷村消防組に授与された「金馬簾」が入口に飾ってあります。

特別展示室コーナーには、当時の御座所を復元しています。

また郷土の生んだ二人の先覚者に関する資料も展示しています。

四郷村の2大先覚者である「伊藤小左エ門」、「伊藤傳七」についてのビデオも観賞することが出来るだけではなく、伊藤小左衛門や伊藤伝七の系図や書簡などが展示しています。

展示物はもちろん、レトロ感ある建物も見応えがあり、楽しめます。

  • 四郷郷土資料館
    外見がレトロな雰囲気の資料館!
    歴史を学ぶことができますよ!
詳細はこちらから
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1 名無しさん
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歴史博物館って聞いたことはあったけど行ったことはないな。でも何かを知るってすごく楽しいことだから、資料館に行って、あれこれ学びたいかも。新しいことを知ったら、どんどん新しい自分になっていくって感じがする。

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