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言葉で表現出来ない?「エモい」の使い方とその語原について解説します!

言葉で表現出来ない?「エモい」の使い方とその語原について解説します!

自分磨き

近頃、SNS上でよく見掛けるようになった「エモい」という言葉ですが、これの意味をきちんとご存じですか?もしかして、意味も分からず使っていたりしませんか?そういう事で今回、「エモい」についてその使い方や語原などを解説してみます。

まひる
まひる
2019.07.03

近年増え続ける造語

Woman using her Mobile Phone in the street, night light Background

「そだねー」とか「尊い」、2018年は「映(ば)える」が記憶に新しい新語ですが、実は「エモい」も新語のひとつで、2016年に2位に輝いているそうです。

このように、近年増え続ける新語…と言うより造語は、増え続けているという性質から右肩上がりとなっており、もはや何がなんだか分からない人も少なくないかと思います。

もしかするとこの「エモい」も、今ここで見て初めて知ったなんて人も、結構居るのではないでしょうか?

逆に言えばその程度の事ですし、造語なんて時期や流行が過ぎれば何事もなく、そして忘れ去られるものとして、考えられている人が大半なんだと思います。

ですが、この「エモい」が今もなお使われ続けている、SNS上では頻繁に見掛けるのが事実で、そこは出来れば知っておいた方が円滑なやりとりに繋がるものかと思います。

知らないことで、相手が何を言っているのか分からないなどを起こすと、円滑な繋がりを維持出来なくなるかもしれませんし、そこは重要なところなのではないでしょうか?

ですのでこれから、この「エモい」について知るところを、語原とか使い方やその他知識となるようなものをご紹介しますので、正しく活用出来るようにしましょう。

まあこの言葉は流行言葉のひとつですので、そこまで重要性が高いかと言うと実のところそうでもありませんので、軽い気持ちで覚えておくくらいでいいかと思います。

エモいの意味

Smiling beautiful young woman in pink mini dress posing with hands on chin. Three quarter length studio shot on turquoise background.

ここでこんな事を言うのも何ですが、エモいという言葉について興味のある人であれば既にその意味をご存じだと思いますし、興味がない人であればそもそもこの記事など読まれないと思います。

身も蓋もない言い方ではありますが、流行語などの典型的な時事ネタなど多くはそのような扱い、そのようなイメージである人が圧倒的なのではないでしょうか?

現に、今から5年前の流行語なんて覚えていますか?

きっとひとつも覚えていないと思うのです。

しかし、中にはこのように言っては申し訳ないのですが、奇特な人というのは案外居て、あえて流行語を覚えてみよう、機会があれば使ってみたいと思う人も少なくはないのです。

そんな人向けに今回は「エモい」という言葉についてご説明させていただいているのですが、まずこの言葉の意味についてから触れたいと思います。

「エモい」とは、英語の「emotional」という言葉が由来になるそうで、読み方はエモーショナル……つまり「エモい」とは、その頭文字をいただいたものとなるのです。

ではその「emotional」の意味についてですが、主に「感情的になった」「感情が動いた」、「情緒的である」「情緒がある」など、要は感情を示す意味が含まれているようです。

要はこれ、感情を言葉として表現することが難しいので、いろんな言い回しがある中それらをまとめて、「エモい」と一括りにしていると考えて差し支えはないでしょう。

もっと具体的に言うなら、「感動したけど言葉にするのが難しい」とか「良い曲を聞いたけど上手く表現出来ない」など、そういう感情を抱いた時となるでしょう。

その他「何とも言えない」、「漠然としたもの」、「適切な言葉がない」場合でも当てはまり、言葉で表現出来ないことをまとめられることから、極めて汎用性が高い言葉だと言えます。

なおもう一つ諸説があるようで、エモーショナル・ハードコアという音楽ジャンルを由来としたという説で、これについてもその頭文字を見る限り「エモい」は当てはまります。

これは以降にも記述するのですが、「エモい」を使う際は感情がものを言うところがあり、このエモーショナル・ハードコアはまさにそれに特化した音楽だったとされています。

だから感情的な何かを表現する時、そしてそれに特化した音楽ジャンルがエモーショナル・ハードコアだったとのことから、「エモい」という言葉が生まれた…このような説もあるようです。

エモいの使い方

art, creativity and people concept - hand of artist with brush painting picture

「エモい」という言葉に極めて高い汎用性があることから、使い方はとても簡単です。

要は「感情に関する印象」、且つそれが「言葉に出来ない」ものであれば全て当てはまりますので、そういう場面があれば「エモい」と言っておけば、分かる人には分かるのです。

いくつかの例を出してみます。

そこはかとなく美しく、アートな構図に遭遇した場合、「これ、どうやって表現したらいんだろう?」「どうやってtwitterで言おう?」となった場合、「エモい」でカタが付くでしょう。

ピカソ等のよくある芸術的な絵画や、その他オブジェなどを美術館で見た際に、「んー言葉で表現するのが難しいなあ」となった場合でも、「エモい」で何とかなるでしょう。

自分にとってかなり良い曲、特徴的なパフォーマンスをするものの、何とも表現し辛く人に説明することが出来ない…この場合も、「エモい」と当てはめることが出来るものと思われます。

ここまで読まれてお分かりいただけたかと思いますが、つまりは多くの「エモい」は芸術性が垣間見えるものに対して、且つそれが言葉では説明出来ないものに当て込まれる訳です。

ただ、twitter等でよく使われている言葉であるものの、案外誤って使用されているケースもあるようで、もし使用される際はその辺りに注意した方が良さそうです。

下記に誤った使用方法を記述します。

エッチな写真や動画などに対して、エロさを感じたり気持ちの悪さを感じたことで「エモい」を使用する。

単純にその風景とか写真とかに、「田舎」とか「自然」を感じたから「エモい」を使う。

気持ち悪いの略語である「キモい」の発展型、または別の言い回しとして使う「エモい」。

などなど…上記は完全に誤りですので、使う際は注意するようにしましょう。

その他、「何だかよく分からない」「意味不明なもの」に対しても、「エモい」と使うことがあるようですが、もうそうなると汎用性が高いなんて代物じゃなくなりますよね。

逆に言えば、その対象が「分からない」のであれば当てはまってしまうので、何から何まで「エモい」で片づけられてしまう、終わってしまうことも多くなると思うのです。

そういう側面のある言葉でもありますので、無闇やたらに使用するとそれこそ「エモい」しか言えなくなるかもしれませんので、ご使用の際は自己責任でお願いしたいと思います。

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