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 「手みやげ」と混同するな!「おもたせ」の意味を理解しよう

「手みやげ」と混同するな!「おもたせ」の意味を理解しよう

恋活

手みやげとはよく聞きますが、「おもたせ」をご存じ、または使われている人は少ないかと思います。もっとも使われている人であっても、どうにも手みやげと混同している様子…ですので今回、「おもたせ」の意味をしっかりと理解してみましょう。

まひる
まひる
2020.05.13

手みやげ?おもたせ?

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ご両親から、または知り合いから、はたまた職場の同僚から、「おもたせ持ってく?」なんて言われたことがある人も、決して少なくはないと思います。

そしてほとんどの人は、その台詞の「それが何かおかしいの?」と思われているのではないでしょうか?

まあ、普段から「手みやげ」と言われている、且つ「おもたせ」の意味を正確には知らない人であれば、多くは「手みやげ」と言われている筈ですので、そもそも「おもたせ」をご存じないかもしれません。

おかしいのです、その言い回し。

何処かに客人として訪問する側が、何かを持って行く際にそれを「おもたせ」と言うのは、「おもたせ」の意味からして不適切なのです。

そして多くの人がそれを知らず、場合によっては日常から誤ったシチュエーションで「おもたせ」を乱用されている、若しくは時折使われているのです。

今回は、そんな「おもたせ」の正しい知識を、そして「手みやげ」との違いについて記述しますので、適切な言葉をきちんと理解してその場にそぐうチョイスが出来るようにしましょう。

なお、手みやげとおもたせそれぞれの世間のイメージについても触れますので、おおよそそれはあなた自身がこれまで持っていたものと、そう差異はない筈です。

手みやげの意味

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おもたせをご説明する前に、今回の比較対象、間違えやすい要素となる手みやげについてからご説明しますが、まあこれに関しては皆様の認識通りでおおむねお間違えないかと思います。

手みやげとは、自分の知人や友人、その他関係者に配る目的で購入する雑貨や食料品など言い、よくいう「旅行先であの人の為に買う品物」の土産とは区別されています。

場合によっては、土産のようにその土地や地方が絡む品物を渡すこともあるのですが、その際は「地元」であることが一般的ですので、土産の定義からは外れていると言えるでしょう。

つまり訪問先へ訪れる際に、旅行先で購入する品物「以外の」、地元や特に関係のない雑貨や食料品を、訪問する側の者が持って行くのが手みやげとなるでしょう。

なお土産の由来についてですが、まず土産は「みやげ」とだけではなく「どさん」とも読めるのはご存じですか?

これは「その土地、地方の特産物」を指すようで、このカッコ書き内の土と産を取って土産とした、土産と略したのが始まり、語源であるというのがひとつの諸説となっているようです。

それと手みやげは「手」と付いている事から、郵便などで渡すようなことはせず必ず手渡しである、直接会って相手に直に渡すのも手みやげのひとつの定義です。

土産に関しても同じ事で、逆にお聞きしますが郵便で送られてきた品物を「土産」と言われたり、あなた自身も郵便などを使って間接的にそれを渡したこともないのではないでしょうか?

このように、おもたせとよく間違えられる手みやげ、土産だけに関しても、これだけの諸説や意味、考え方などがある訳で、それらを理解しておくだけでもおもたせとの混同は避けられるでしょう。

手みやげとおもたせを混同してしまうのは、単純に「誰かに持って行く品物」程度の認識であるからこそで、それぞれに対する具体的な知識さえあれば自然と間違えないものなのです。

次項において、今後は手みやげではなくおもたせについて、今回の内容の本題に触れていきますので、手みやげをしっかりと理解出来たところで次に行きましょう。

長文になっているので難しく思えますが、要点だけかいつまめばおもたせと手みやげの言葉の違いはすぐに分かると思われますので、あまり身構えないようにして下さいね。

おもたせの意味

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前回は、今回の本題である「おもたせ」と同じ意味で使われていることの多い、そして誤って使ってしまう言葉であるためあえてご紹介させていただきました。

それを予め理解しておいた上で、ここで改めておもたせの意味を理解することで、今後誤り等を防げるものかと思います。

と言うことでおもたせの意味についてですが、一言で済ますなら「来客に対する土産物、もてなすための雑貨や食料品」という解釈をしていただければ結構かと思います。

つまり、手みやげが「客側が訪問先へ渡すもの」に対して、おもたせは「訪問先が客側へ渡すもの」という、ざっくりではありますがそういう考え方で良いかと思います。

だから「おもたせ」と「手みやげ」を混同して使用するのは、立場によっては客側に対しても訪問先に対しても意味合いが違う、違和感を伴うものとなるのです。

基本的に、おもたせより手みやげの方が使用頻度が高いと思われることから、訪問先が客側に対して誤っている、誤った使用をしているケースが多いと言えるでしょう。

実のところ、おもたせという言葉を使わない人の方が多いと考えられますし、「誰かに持っていく物」がざっくりと「土産」になることから、必然的に「手みやげ」の方が広く使われることになるのだと思われます。

なお「おもたせ」という言葉を知った上で、本来の意味をご存じないケースの場合、おもたせを「手みやげより高級」という解釈をしていることも少なくないようです。

つまり「おもたせ>手みやげ」という考え方で、手みやげの上位互換、手みやげよりも高い品物である場合、手みやげと言わずにおもたせというケースがあるのです。

もちろんこれまでの内容からご理解いただけると思いますが、それも誤りとなりますのでそういう勘違いをされている人は、今後注意するようにすると良いでしょう。

逆に言えば、おもたせという言葉はそれだけ手みやげという言葉より浸透していない、知名度としては手みやげに劣っている何よりの証とも言えるのですが…

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