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 「手みやげ」と混同するな!「おもたせ」の意味を理解しよう

「手みやげ」と混同するな!「おもたせ」の意味を理解しよう

恋活
まひる
まひる
2020.05.13

世間のイメージ

Crowd of anonymous people walking on busy New York City street

世間のおもたせに対するイメージというのは、まず前提からしておもたせという言葉がそれほど浸透していない、知らない人が多いのが現実であるかと思います。

ご年輩の人であれば多くはご存じなのでしょうが、若年層以下となるとそもそもおもたせという言葉を知らずに、全て手みやげでひっくるめている可能性もあると思われるのです。

だから若年層以下には、元よりおもたせという概念がありませんので、イメージも何も「知らない」で終わってしまうものと考えられます。

ではおもたせという言葉をご存じの人についてですが、これについてはこれまでの内容で少し記述させていただきましたが、やはり「手みやげ」と同義と捉えられている人が少なくないようです。

それは個人だけではなく、そのおもたせを販売する元…つまり企業側などにおいても、おもたせと手みやげを混同、もしくはあえてそのようにしているケースが少なくないようです。

これについては、おそらくではありますが先にもあったように、おもたせという言葉の知名度や認知度が低い、あまりおもたせという言葉を知らない人が多いからだと思われます。

知らない「おもたせ」を掲げて販売するよりも、ひっくるめて「手みやげ」とした方が、それを知らない人が惑わされませんし、買うに際して抵抗がないことが伺えます。

逆に「おもたせ」としてしまうと、そもそもおもたせが何かを知っていないことにより、購入に際して躊躇いなどが出てしまうかもしれない…そういう可能性を懸念しているかもしれないのです。

まあご年輩の人、きちんとおもたせと手みやげをご理解されている人からすると、そんな世間の有様は違和感しか抱かないかもしれませんが、そういう背景もあるかもしれません。

正確にはそれは誤りであるものの、「土産」というカテゴリで置くのであれば広義では間違っていないと言えますので、そこは商品販売の戦略的なものなのでしょう。

ただしこれは、企業側がそのようなスタンスであることから、「手みやげ=おもたせ」という認識がますます増加する、知らないままである現状の打破には繋がりません。

何せ公の部分で「手みやげ=おもたせ」としているのですから、何も知らなければそれが正しい、「手みやげ=おもたせ」で間違いないと思ってしまわない道理がないのです。

逆に手みやげがおもたせでないとする方が、誤りとして扱われる可能性も懸念されますので、まずは正しい日本語を理解した上で「あえて」使うくらいにしておく方が良いでしょう。

場面によっては誤ることで致命的に

Person working on a laptop computer in a modern room

自分も相手もおもたせという言葉を知らないのであれば、お互いが「手みやげです」と言ったところでそこに違和感は生まれませんし、問題なく物事は運んでいくものと思われます。

二人ともそれを知らない、片方が手みやげでなく「おもたせ」であることを知らない訳ですので、知識としてそれがない故に違和感など起こりえないのです。

しかし、これまでの内容のとおり「おもたせ」という言葉自体の認知度がそれほど高くない、そしてどちらかと言うと廃れ気味となっているものの、まだまだご存じの人は少なくありません。

特にご年輩の人であれば、正しい使い方や正しい意味をご理解されていると思われる、またその傾向がかなり強いと思われますので、そういう人を相手にした場合は話が変わってしまいます。

そういう人からすると、やはり全てをひっくるめて手みやげとしてしまうのは抵抗があったり、場合によっては不機嫌になったりなどで、思わぬトラブルに発展してしまう可能性があるのです。

「おもたせ」を間違えるということは、自身が招いた側だったり相手様がお客さんの立場になる訳で、そこで間違えてしまうことで常識を知らないなどの評価を受ける可能性があるのです。

もしそれが大事なお得意さまとか、上客様を相手にしている場合ですと、もしかするとそれで致命的なトラブルとなったり、怒りを招いてしまったりなどが十分に考えられるでしょう。

さらに、相手側がそのように正しく日本語を使う性質であることから、そういう間違いは許せないとか見過ごせないなど、その手のタイプであるかもしれず、どのみちリスクを背負うことになるでしょう。

考えすぎと思われるかもしれませんが、昨今誤った日本語が目立つ中でそういうものが許せないなど、自分の筋のようなものを持っている人も多少なり居ると思いますので、そういう相手には注意です。

まあ別に「おもたせ」と「手みやげ」をきちんと区別して、それぞれの意味もしっかり理解しておけば、何ら起こることのないトラブルなのですが…。

日本語は本当に難しいですね。

混同されている人はもちろん、そもそも「おもたせ」という言葉すらご存じなかった人からすれば、そんな日本語もあるの?なんて感じになるのではないでしょうか?

そして「土産」ひとつとっても様々な言い回しが、そして様々な意味があるなんて、頭を悩ませる原因のひとつになりかねないと言えるのではないでしょうか?

ですが、その人一人で完結する言葉であれば別に誤っていても何も問題はありませんが、相手が関わる言葉というのは出来るだけ間違えない方がいいのは、社会経験があればお分かりいただけるかと思います。

ということで、少し面倒ではありますが、とりあえずは今回の「おもたせ」と「手みやげ」の二つだけは区別出来るように、今回の内容を少しでも覚えていただければ幸いかと思います。

日本語は他にも、混同しそうなものは数多くありますので、この二つの言葉だけに集中しても仕方がないところがありますが、これだけでも「土産」に関しては今後何とかなるものかと思われます。

現在は混同しているのが実状

実のところこの「おもたせ」と「手みやげ」、現在では販売側ですら誤って使用している、そして案外大々的だったりして、きちんと知識を得た人であれば日本語の崩壊かと思ってしまいかねません。

これについては、まあ何と言いますか言葉に対する許容なのでしょうね。

明らかに意味合いが異なるものの、「もう同じとしても差し支えがない」とか、「同じ意味にしないと余計混同する」なんて、そういう背景もあるのだと思います。

だから事実を知った今はそれらに違和感を感じるでしょうが、やがてそんな日本語の崩壊のような現状にも慣れるでしょう。

何が大切かと言うと、ご自身が正しい日本語として理解しておくことであり、それを理解して「おもたせ」と言うのと、何も知らずに「おもたせ」と言っているのとでは全く違うのです。

言う分には変わりないと思うかもしれませんが、本来どちらが、何が正しいのかを理解しておけば、後生にそれを伝えることが出来るという点で、ちゃんと意味はあるのです。

ですので、どの場面でも「おもたせ」と使うのは構いませんので、教えるべき相手には正しい知識を身に付けさせてあげるよう切に願います。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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