自分の気持ちを強く伝える
やはりそこは付き合っている当事者同士で解決したい、出来れば二人の間で収めたいと思う人の場合は、自分の別れたいという気持ちを強く伝えるのが効果的となるでしょう。
もっともこれは、相手がメンヘラでない一般的な相手に対しての別れ方であり、それでは意味がない、メンヘラとの別れ方には相応しくないのでは？と思われるでしょう。
この場合、たしかに一般的な相手であってもこの別れ方は有効となりますが、メンヘラ相手でもその伝え方の強さによっては十分有効となるのがあまり知られていないのです。
と言うのもまず、皆様の思う「強く伝える」というのは、おそらく激高して一方的にメンヘラを罵って、失望の淵に落としてしまうなどを想像しているのではないでしょうか？
もう言いたいことをありったけ言って、相手にその気を無くさせてしまう、付き合う気をなくしてしまえばこっちのもの、これで別れられるなんて思われていないでしょうか？
それは逆効果で、もしそのように一方的に別れ話を突きつけたところで、おそらくメンヘラ特有の都合の良い解釈などが発動して、おおよそ再度付きまとわれてしまうでしょう。
「やっぱり私がいないと」とか、「あんな事を言っても実は」なんて、身の毛もよだつような想像をされて、再び暗礁に乗り上げるのがオチなのです。
このように、言い方を強くするのではなく「言葉」を強くするのです。
きちんと、明確に、何が嫌でどうして別れたいのか、簡潔明快に説明をしつつ、それは一切揺るがない、覆せない空気を示すことがメンヘラとの別れ方に有効となるのです。
出来れば、もうそれこそメンヘラが言い返せないレベルの理論武装をするのがベターなのですが、実のところそこまで完璧にするのは難しいかと思います。
ですので、まずは「はっきり」言うのが必要最低限で、それに加えて「別れたい理由」を構築して、力強い意志を垣間見せるようにするのが良いでしょう。
なおメンヘラは、自覚症状があってそのように振る舞っている、相手が言い返せないと踏んでいることが多く、ほとんどの場合強く出てこないと考えています。
だからそのような確固たる意志を示すのは、メンヘラからすれば思いもよらぬことになりますので、面食らうのはもちろんのことかなり驚愕することとなるでしょう。
だからメンヘラが激高することもあるのですが、そんな激高も無視してとにかく力強い意志と、淡々とした口調で、あたかも絶対に覆せない決定であることを示しましょう。
途中で情が沸いてしまい、甘い顔をしてしまうとそこを付け狙ってきますので、一連を通して確固たる意志を示し続けることがとにかく最重要となります。
きちんと理由を説明する
どのような別れ方にしろ、相手と別れる為には明確な理由が必要な訳で、それなくして一般人との別れはもちろん、メンヘラとの別れも成せないものかと思われます。
まあとどのつまりが、どうして別れたいのか、どうして別れる気持ちを抱いたのか、別れるきっかけとなったのは何なのかなどを、明確にしておくことが必要になるのです。
理由は簡単で、まず大前提として自分の納得出来る理由があったとしても、そうそう簡単に別れないのがメンヘラである事から、少なくともそれは必須「以上」となることは分かると思います。
理由無しで別れようとしたところで、まず聞く耳を持たないのが当たり前なのがメンヘラですので、成功するか否かは置いておいて別れる理由というのは必ず伴わなければならないのです。
出来れば、理由を告げるだけで納得してもらって別れに至れば最高なのですが、おそらくは難癖を付けてきたり聞こうしない、受け入れないなどが考えられます。
ですので、とにかくメンヘラが「分かるまで」「理解するまで」、懇々と別れたい理由等を説明し続けて、それこそメンヘラが根負けするくらいしつこくするのがベターです。
最悪、理由なんてきちんと伝えられなくてもいいので、別れたいという意思だけ理解してもらえればそれでいいので、とにかく根気よく説明を続けるようにしましょう。
中途半端はなしです。
「会ったら別れ話」くらいに攻めて、メンヘラがうんざりするくらいに押せ押せで説明し続けて、理解するまで徹底的に続けるようにしましょう。
まあそれですと、きちんと理由を説明するというこの項目の主旨から外れてしまいますが、現実は非情でおおよそ上記のような過程を踏む羽目になるかと思います。
それだけメンヘラというのは理解しない、しつこい、考えが浅い、自分本位な生き物ですので、変な情けなどかけずに徹底的に淡々と言い続ければいいのです。
何も言わないと何も理解しませんので、何か言って別れる可能性が表れる、または高まるのであれば、とにかく攻めて攻めて押して押してを繰り返すのがこの項目の別れ方の極意となるでしょう。
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