20代女性の収入
まず20代女性の平均貯金額やその用途を記述するに当たり、欠かせないのがそんな20代女性の「収入」についてです。
20代女性というのは、男女雇用機会均等法などの効果によりある程度良い職業、自分の望む職業に就ける機会こそ増えたものの、給与にまで反映されているかと言うと実のところそうでもないのです。
と言うのも、早速数字を出させていただきますが、20代女性の平均年収は300万円にも満たないことが多いようで、男性と比較するとどうしても劣ってしまうのが否めないのです。
となると、「貯金」という観点では収入自体が少ないことから、必然的にそれが出来なくなる、出来たとしてもごく僅か、それほど貯金に割けないという結論に至ります。
まあ上記は理論上で、実際のところは収入だけに限らない様々な要素により、やはり貯金という行動に移せないところがあるのですが…ではその「実際のところ」を知りたいですよね?
と言うことで今回、20代女性の平均貯金額についていろいろと記述させていただきたく思いますので、まさにその年齢帯の女性は刮目して今回の内容を熟読しなければならないでしょう。
なお、収入と貯金の関係に密接なお金の用途…すなわち、20代女性がどのようにお金を使うかについて、どのような物でお金を使うかについても併せてご紹介させていただきます。
平均貯金額について
まず始めにお伝えしておかなくてはならないのが、とりあえず世間の中央値を理解しておく必要があるという意味で、20代女性の「平均」貯金額をご紹介させていただきます。
もっともその前に、貯金をするにあたり「収入」という部分は必須ですので、そこからのご説明となるのですが…なかなか現実は厳しいようで、四苦八苦するのも頷けます。
と言うことで20代女性の「収入」についてですが、前提として同じ20代でも20歳と29歳では非常に大きな開きがあり、同列には語れないことを先に覚えておいて下さい。
まず20歳の場合多くは200万円少々、29歳である場合は300万円に届かないくらい…この事から考えられるのは、平均収入の中央値が250万円前後ということになります。
20歳の場合になりますと、下手をすると年収が100万円代になるケースもあり、男性と比較しても圧倒的に貯金に不利な環境であることが明確に伺えます。
その中で貯金…となると、後述しますが20代女性のお金の用途とか、必要経費の関係などで、貯金に回そうとするのは極めて困難であるという結論に結びつきます。
では、そんな難しい貯金をする20代女性の平均貯金額についてですが、やはりご想像の通りの金額になる場合が多いようで、3割強の人はとても貯金など出来ないようです。
最も割合の多い貯金額帯が50万円~200万円辺りで、まあそのほとんどは100万円に満たない、貯金としては心許ない環境に身を置いていると考えられます。
なお2割にも満たないのですが、中には500万円以上の貯金をしている女性も居るようで…もっともこれについては、社会的地位が高いとか単純に収入が多いなど、極めてレアなケースと言えるでしょう。
上記の事から、結論としては「ほとんど貯金らしい貯金は出来ていない」のが実状で、男女雇用機会均等法が十全に生かされているかと言うと、首を傾げてしまう結果となっています。
それと、住まい等の環境で貯金額が大きく変わってしまうという統計もあるようで、20代女性の貯金額を語る際にその話題を欠かすことは出来ません。
と言うのも、都心部に住む人と地方に住む人では物価等に大きな差がある為に、家賃とか生活費、雑費などで差が付けられてしまう、余分にお金が掛かってしまうのです。
その割に収入にはさほど差がない場合が多く、こうなると住まいを構えた場所で概ね行き先が決定してしまうという、なんとも悲しい現実が見えてしまうでしょう。
これが男性であれば、そもそもの収入が女性よりも高いので基本何処に住まいを構えても、さほど困窮に喘ぐことはないのですが…女性はそうは行きません。
このように、20代に適齢期がやってくるのに、20代では満足する結婚資金を貯める事が出来ない、それに伴い欲しい物など買えない人が圧倒的大多数を占めているのがお分かりいただけるかと思います。
まあ上記の数字だけでは分からない…つまり副業をしているとか、納税や申告の義務が発生しない範囲の副収入などもありますので、一口に20代女性は困窮しているとは言えませんが…
そうだとしても、大多数の20代女性は収入が少ない、足りない、だから貯金が出来ないのが一般的であるので、それを理解した上で今後どうして行くかというスタンスが求められます。
前途多難ではありますが、今の仕事を大切にした上でその他収入になる、お金になるものを探してみて、無理のない範囲で収入アップを目指してみるのが良いでしょう。
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