腕組みをしてしまう男性の心理
腕組みをしてしまう心理の主な正体は、分かっていただけたことかと思います。
しかし、実はさらに分析してみると、そこには男性・女性それぞれで別に考えられる心理、というのもあるのです。
この項目では、腕組みをしてしまう男性が抱いている心理について、詳しくご紹介していきます。
男性の方も、身近な男性の腕組みポーズに「なぜ?」と疑問を持っている女性も、ぜひ参考にしてくださいね。
相手より優位に立ちたい
そもそも、男性が腕組みをしてしまう心理的原因として「相手との距離を一定に保っておきたい」というものがあります。
この一定の距離というのは、距離を置いておきたい・離しておきたいというのが正体です。
中でも「相手よりも優位な立場に立っておきたい」と思っている場合が、これに当てはまります。
相手との距離を置いておきたいという時、大抵は相手に対して警戒心を持っていたり、それゆえに相手を威嚇してしまうといった原因・理由が存在しているものです。
すると、警戒している相手に対しては「優位に立っておかなくちゃ」と無意識のうちに思いますし、相手に対して怒りを感じている場合などには「俺は怒っているぞ」と分かってもらいたくなり、相手を威嚇します。
その心理状態が、腕組みをするという行動に反映されているのです。
リラックス状態にある
不思議なことに、先にご紹介した心理とは真逆な状態にある時にも、それが腕組みをするという仕草に表れる場合もあります。
要するに「リラックス状態にある」時です。
手が体に触れていることにより、心が安心することがあります。
電車の揺れが心地良く感じる時、ついついウトウトと眠たくなってくることがありますよね。
そんな時、気づけば腕組みをしてしまっている。
こうした人も少なくはないでしょう。
多くの他人と同じ空間にいる中で、つい眠たくなってしまうというのは、それだけリラックス状態にあるからだと言えます。
電車で眠くなった時、いつの間にか腕組みをしてしまっているという男性は、これに当てはまるかもしれません。
腕組みをしてしまう女性の心理
男性が腕組みをする心理が分かったところで、次は女性の心理についても知っていきましょう。
こちらも女性の方はもちろん、男性も参考にしてみてください。
自分が腕組みをしてしまう場合だけでなく、身近な女性が腕組みをしている場合「こんな心理状態にあるのかもしれない」と想像することができれば、これまで難しく感じていた人間関係に対する理解も深まるかもしれません。
ぜひ、ここでご紹介する女性の心理を、あなたの人間関係をより良いものにするための情報の一つとして、活用してくださいね。
女性らしさのアピール
女性が腕組みをしてしまう心理の一つとして「女性らしさのアピール」が挙げられます。
男性の場合の心理を先に知った後だと、ちょっと意外に思うかもしれませんね。
腕組みをしている状態は、胸の下に腕があります。
すると、女性の場合にはおのずと胸を上へ押し上げる格好になりますよね。
腕組みをして胸を押し上げれば、その分だけ胸元に視線が集まりやすくなるので、自分の女性らしさを相手にアピールしたいと思った時、腕組みというポーズは効果的と言えます。
もしかしたら、そうした心理状態の反映として、腕組みという仕草をしている可能性があります。
コンプレックスを隠したい
女性が腕組みをしてしまう心理には「女性らしさをアピールしたい」という場合がありますが、逆にコンプレックスに思っている部分を隠したいと思っている時にも、腕組みをしてしまうという行動に表れるようです。
胸をコンプレックスに思っている人は、やはりそれを隠したいと思うでしょう。
隠したい=守ろうとして、腕組みをしているのかもしれないのです。
また、お腹は急所の一つなので、これを守りたいという場合も。
その他には、ストレス状態にある時、そんな自分を守りたいという意識が働いて腕組みをしているパターンを考えられます。
誰かに抱きしめてもらっているような安心感を得られることから、自分を抱きしめるような腕組みのポーズを取っている、ということです。
腕の組み方によって能力が分かる?
ここまでは、腕組みをしてしまう原因、その心理状態について解説してきました。
今度は、それとはまた違った角度から「腕組み」を分析してみましょう。
腕組みの「腕の組み方」によって、その人の持つ能力が分かる、というのです。
これは科学的に実証されたことではありません。
しかし、血液型による性格分析などは、あなたも聞いたことがあったり「こうした傾向が多い」と思っていたりしませんか?この腕組みのお話も、それと同じです。
ここでは、腕組みをする時に右と左、どちらが上にきているかで違うとされるタイプについて、ご紹介していきます。
左腕が上の場合
まず、腕組みをする時に「左腕が上」にくるという場合です。
この場合、その人は「右脳タイプ」であるとされているようです。
右脳タイプの人は感性に優れていて、想像力が高く、感覚的に物事を捉えることが非常に得意です。
右脳タイプは芸術家肌であると言えるので、左腕を上にして腕組みをする人は「感性豊か」「感覚に鋭い」のかもしれませんね。
右腕が上の場合
腕組みをする時に「右腕が上」にくるという人は「左脳タイプ」である、とされているようです。
左脳タイプの人は論理的に物事を考えることが得意で、感性型の右脳タイプとは違い、数字的なものや決められた法則に従って答えを導き出す能力に優れています。
左脳タイプはキッチリしているとも捉えられますので、右腕を上にして腕組みをする人は「研究者肌」「理知的」と言えるのではないでしょうか。
腕組みをやめる方法
腕組みをすることにより「人にどんな印象を与えるのか?」「その時、どんな心理状態にあるのか?」が分かったことにより、人によっては「腕組みをする癖を直したい!」と思ったかもしれません。
では「つい」でやってしまっている腕組みというポーズを直すことはできるのか?その方法はあります。
腕組みをしそうな動作を自分がしていたら、その前に「両手の指を組む」のです。
すると、腕組みすることはできなくなりますよね。
腕組みをすることが癖づいているという人は、無意識のうちにそうしてしまっているわけですから、初めはタイミングが掴みづらいかもしれません。
そんな時には、まず自分がどんな時に腕組みをしてしまっているのか。これを知っていきましょう。
そうすれば、タイミングが掴めてくるはずですよ。
腕組みのデメリットを理解して直す努力をしよう!
様々な角度から「腕組み」を解説してきましたが、やはり印象に残ったのは「腕組み」に対するネガティブなイメージや、デメリットではないでしょうか?確かに、実際にはデメリットの方が多いかもしれません。
それも、腕組みをすることによって発生するデメリットは、人間関係を築いていくには欲しくないものだと言えるでしょう。
しかし、あなたはこの記事を、ここまで読み切ってくださいました。
せっかくの機会ですから、焦ったり不安になったりするだけで終わらせるのはもったいないことです。
この記事では、腕組みをしてしまう原因、さらにこの癖を直す方法もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。
「腕組みをしてしまうことが招き寄せるデメリットはいらない!」と思った人は、そこで終わらせてしまうのではなく「知っておいてよかった!」とポジティブに捉えましょう。
そして、その気持ちを利用して、直す努力をすることを諦めずにいることが大切です。
それでは、早速行動していきましょう!
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