男性は合理的
男性は女性と比較しても、自分のことを話さないのはもちろんのこと、そもそも寡黙である場合がとても多く、女性としてはその思考を知る由もありません。
となると、恋愛においても恋愛がお互いの心を察し合う必要があることから、それは支障になる恐れがあるということになり、出来ればある程度の理解をするのが望ましいと言えるでしょう。
しかしどれだけ観察しても、察しようとしても、考えてみても全く分からない…なんて、多くの女性はお手上げ状態なのではないでしょうか?
そして案の定勘違いしたり勇み足などをしてしまったり等、失敗をしてしまうオチとなり、何とも困り果てているのだと思います。
と言うことで今回、自分のことを話さない男性の心理を4つご紹介させていただきますので、今後の男性との付き合いに役立てられるよう、知識として備えるようにしましょう。
ちなみに、共通点と言えるのが「男性はとても合理的」という部分で、これが多くの女性を悩ませているところになるようです。
無駄を省き、結論に向けて最短の距離に向かおうとする男性は、時に無駄も愛し寄り道をする女性とは相容れないところがあり、そういう部分が前提にあるようです。
伝えるべき情報がない
合理的な男性の、自分のことを話さない心理として代表的なもので、今そこに伝えるべき情報らしきものがないという結論から、自分のことを話さないようなのです。
具体的にですがまず男性と言うのは、言い方が悪いのですが女性のような無駄話をしない傾向にあるのは、その会話のやり方とか内容などを鑑みると容易にご理解いただけるものかと思います。
話すべき相手に対して伝えるべき情報や話さなければならない内容、その他「必要でなければ」話さない性質があり、つまり必要最低限しか口を開かないと言えるのです。
これは、おしゃべり好きな女性視点ですとなかなか考えにくい性質であり、おそらく上記の文面だけでは理解し辛い、その考えを把握するに至ることはないかと思われます。
もっと要約するなら、ちょっと極端な言い回しではありますが、「用件がなければ会話をする必要はない」とすら考えている節があり、そしてそれが多くの男性の性質と考えられるのです。
だから男性には寡黙な人が少なくありませんし、それは上記が根拠となりそのようになっている…それにより、自分のことを話さないという結果に至っていると言えるのです。
しかし女性からすればその「自分のこと」が、伝えるべき情報ではなかったり話すべき内容ではないというのは、いささか一方的な気がするのではないでしょうか?
それについては、男性が「自分の中でそのように結論付けている」結果であり、自分の中で伝えるべき情報ではない、あえて話すべき内容ではないと考えている為、自分のことを話さないのでしょう。
男性は、よく物事を誰にも言わずに自分一人で抱え込む傾向がありますが、自分のことを話さないのはまさにそれが当てはまるのだと考えられます。
ですので、自分のことを話さない男性と一緒に居て何か不安になってしまったり、機嫌を悪くしてしまったのかもしれないと思ってしまった人は、別にそういう訳ではありませんので気にする必要はありません。
この場合の自分のことを話さない男性と言うのは、あくまで自分で導き出した答えに沿った行動をしているだけであり、そこにその場に居る相手が干渉している訳ではないのです。
まあ、導き出した結果が「あなたには自分のことを話さない」というのも寂しい限りですが、合理的に物事を考える男性の一挙一動をいちいち気にしていると、さすがに身が持ちませんので…
事後を話す理由がない
男性にとって、自分に関する何かというのはそれが現在進行形のものでない限りは、全て「事後」になってしまうようです。
と言うことは、男性の中でそれらは全て「事後報告」になる訳で、つまりはあえて今事後を話す必要がない、終わったことを蒸し返す必要はないと考えている場合もあります。
おそらく女性の皆様は、上記が何を意味しているのか、また何が言いたいのかさっぱり分からないと思います。
自分のことを話さないのは事後報告だからと言われても、「それが何?」という結論になると思うのです。
ですので分かりやすくご説明させていただきますが、一言で済ますとするなら「それは仕事じゃない」からになるのかもしれません。
と言うのも、まず男性というのは感情的な面に関してはかなりウェット、それこそ失恋した後はかなり後を引きずる、尾を引いてしまう傾向が強いのはご存じかと思います。
一方女性は恋愛に関しては非常にさっぱりしていて、失恋からの立ち直りは男性のそれよりも遙かに早い、全く後を引きずらない場合の方が多いと言えるでしょう。
しかし男性…「それ以外」では驚く程ドライだったりします。
感情が関わらない面では極めてドライで、終わったことはあくまでも終わったことであり、そこは容易に切り捨てる傾向が強いようで、過去は過去でしかないのです。
だから、相手にわざわざ過去にまつわる自分のことを話さない、過去を蒸し返すような事後報告はしません。
それはもう終わったことでしかないのですから、男性の中ではそれを話す必要性がなく、だから結果的に自分のことを話さないという状態となっているのだと考えられます。
しかし一方で仕事に関する事後報告であれば、「自分や会社にとって有益であるから」問題なく行います。
何せ「有益」になるのですから、もしそれが仕事とは全く関係のない自分のことであっても、おそらく容易に口を開くことでしょう。
ですが、そうではない相手に対しては事後報告など無意味なもの、事後報告をする必要なんてないという、非常に割り切った考え方をしている…それが男性なのです。
話す相手に興味がない
これは女性側にとって最もあってほしくないケース、最も自分のことを話さない心理として辛いケースになるかと思います。
もうおおむねお分かりいただけていると思いますが、つまりは会話対象に興味がないから、話す相手をどうでもいいと思っているので、結果自分のことを話さないのです。
相手に興味がないのですから、別に自分のことを理解してもらわなくても構いませんし、それどころか自分の情報をやすやすを明け渡したいとは思わないでしょう。
あくまで「そういう相手」、格別自分のことを話さないでも問題がない相手…男性の中で、最終的にそのような結論となった為にそのような状態になったのだと考えられます。
ですので、基本的に自分のことを話さない男性は機嫌が悪い訳ではない、会話相手が嫌いという訳ではないと先にありましたが、この項目の心理に限ってはそれが当てはまらないことになります。
何せ興味のない、理解してもらわなくてもいい相手を目前としているので、場合によっては不機嫌からくるそういう態度もあるでしょうし、長時間一緒に居てしまえば機嫌が悪くなって然るべきです。
もっとも、興味がなさ過ぎて無感情…すなわち、女性側が危惧する要因となったいわゆる自分のことを話さない男性の態度を取ることもあり、そうなると態度の差が分からなくなり惑わされることになります。
ですので、このケースで自分のことを話さないと思われる男性については、ある程度女性側からのアクションがなければそうとは断定出来ませんので、注意深く接触しなければなりません。
なお、もちろん相手が嫌いだから自分のことを話さないという心理もあり得ます。
相手が嫌い、だから自分のことを話さない、自分のことを知られたくない、だから口数が少ない、寡黙、無表情、つっけんどん、冷たい…そういう態度となるのです。
ここまで来ると、もう相手にそれを気付かせようとあからさまな態度を示してくると思われますので、そういう男性が身近に居る場合はもう接点を持つのはやめておくのがベターです。
下手に干渉して妙な噂でも流されてしまうと、あなた自身が居場所を失ってしまいかねませんので、仕事などでどうしても接点が必要ではない限り、あえて近づく必要はないのです。
仕事上の付き合いによりどうしても接点を持つのを強いられる場合は、特に話しかけることもなく自然にスルーをして、あえてこちらから会話を振ような真似はしないでおきましょう。
男性は、そうやって態度では示すもののなかなか言葉にしない、はっきりと嫌なものは嫌と口にしないことが多いので、そういうシチュエーションの時は女性側が察してやるくらいでいいでしょう。
それで察しなければ「察しが悪い女」と吹聴するでしょうから、どのみち関係の修復は難しいと思われますので、下手に関わらない方がお互いの為なのです。
話すことがない
実のところ、男性が自分のことを話さない心理としてかなり上位…いえ、男性によってはこれが最大の理由になるかもしれません。
もっとも、自分のことですので「話すことがない」というのもおかしな話と思うかもしれませんが、男性は謙遜と言いますか自信がない傾向があると言いますか、それがよく反映されることがあるようなのです。
つまり、「別に自分のことなんて話す理由もなければ、他人に聞かせるような内容でもないし…」なんて、そういう心理が強く働いている可能性があるのです。
それはあくまで男性側の勝手な視点ではありますが、男性側の頭の中でそのように結論付いていた結果自分のことを話さない為、それを女性側が知る由はありません。
それともうひとつ、自分のことを話さないのは「話せなければ話せないでいいや」という、自分を軽視した結論によりそのような状態になっていることもあります。
要はこれ、自分のことを話すという優先順位が極めて低く、自分のことを話すタイミングが何時までもやってこない、他の要素により話す機会を失ってしまっているのです。
何せ優先順位が低いのですから、ありとあらゆる出来事や事象、要素により後回しにされることとなり、その結果いつまでも自分のことを話さない状態が継続します。
だから別にそういう気はないにも関わらず、結果的に自分のことを話さないという印象を抱かれてしまっているという、そんなパターンもあるようです。
何にせよ、話すことがないから自分のことを話さないという心理は、その男性側の都合であり一緒に居る女性としては、そんな都合は全く関係ありません。
そして優先順位が低いだけで、話す機会があれば別にあえて話さない理由はありませんので、積極的に聞いてあげると驚くほど簡単に自分のことを話すようになるでしょう。
印象的に、男性はどういう心理でも似たような反応、態度で居ることが多いので、この項目の心理なのかを判別するのはかなり難しいのですが、こちらからのアクションで問題なくそれは理解出来るでしょう。
慣れてくれば自分から話すようになるでしょうし、口も滑らかになってくる筈ですので、そういう人はこれまでそういうタイミングがなかっただけで、元来話すのは嫌いじゃない人なのです。
それと、本当に話すことがないというタイプも居るようで、何を聞いても「まあ普通」とか「別に…」という、非常に淡泊な返ししかしてこないようです。
こういうタイプは、そもそもからして自分のことを話さないと言うより、人との会話が苦手な傾向が強いので、まずは対人関係から何とかする方針にした方が良さそうです。
話さない=機嫌が悪いではない
女性の観点ですと、話そうとしない相手というのは何か機嫌が悪い、イヤなことでもあったのかと勘ぐってしまい、ちょっと引き気味になりがちです。
ですが今回の内容から察するに、別にそういう訳ではないどころかそもそも機嫌などに干渉されていることはなく、単純にその男性が下した「その場において自分はどうすればいいのか」の結論なのです。
その結論において、結果自分のことを話さない、寡黙、余計な口を開かないのであり、冷静な判断の末の行動であると考えて下さい。
とは言っても、おしゃべり好きな女性からすると何とも張り合いがない、残念な気持ちになってしまうのが当たり前です。
もしある程度の関係なのであれば、「もっと話して」等の直接的なアプローチで、ほとんどの場合は解決出来るものかと思われます。
何せ、男性はあくまで自分の中で下した結論に沿った行動をしているだけですので、その場に居る者が何かしらの干渉をしたのであれば、それに沿った行動をすると考えられるからです。
それでも今回の内容の理由で話さない男性は居ますので、その際はもうその男性はそもそもからしておしゃべりをしないタイプと、割り切ってもいいかもしれません。
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