友達が必要か否かは個人の主観
世間的な印象としては、友達がいないのは当人に何らの問題があるから、性格が悪いから等何故かネガティブな印象となり、決して歓迎されない状況なのが現実です。
だから皆、最低限の友達は確保するように動くのですが、実のところを言うなら友達を作るかどうかは個人の判断、友達が必要と思うかどうかは個人の主観でしかありません。
ですので、別に友達が居ようが居まいが他人にとやかく言われる筋合いはない訳で、そこは文字通り「放っておいて」となるのではないでしょうか?
もっとも、中には友達が欲しいと思っているにも関わらず、どういう理由か全く出来ない、むしろ人に避けられているという人も居たりで、それは外面から見てもまず分かることはありません。
ですが、自ら友達がいない状況を作り出しているのか、はたまた否応なしにそのような状況になってしまっているのかは、その人の特徴でおおむね分かるようです。
今回は、友達がいない女性の状況別の特徴をお伝えしますので、それを理解して「あえて友達を作らない人」に対して余計なお世話をしないのと、「友達が欲しい人」の手助けをしてあげる材料として下さい。
あえて友達を作らない人
一口に友達がいない人と言ってもその理由は前項のとおりで、その全てが単純に孤立してしまっている訳でもなく、中には孤高を自ら望んでいるケースもあるのです。
ここでは、そんな「あえて」友達を作らない人について、その特徴をご説明させていただきますが、同じく孤高を望んでいる人は思わずなるほどと納得されるでしょう。
・休みの日は一人で気ままにしていたい
自ら友達がいない状況を作り上げている、孤高を望む人に多い特徴…と言いますか考え方、性状だったりします。
一人でぷらぷらとウィンドーショッピングをしたり、おしゃれなカフェに行ったり、展示物とか映画などを見たりなど、そういうことをやっていたいのです。
友達と居るとそれらが出来なくなってしまう、友達の意見を取り入れなければならないなどを考慮した末、それが煩わしくなってしまって友達を作らなくなってしまったのですね。
それと、単純に表に出たくなく自宅に居たい、自分だけの空間や時間をのんびりと過ごしたいというタイプも居るようで、とにかく休日は静かにしていたいのだと思います。
1日中スマホをいじっていたり、数少ない友達とはメッセージやLINEなどでやりとりをして、その後は寝たり等気ままにやっていたいのでしょう。
そういう気質ですので、わざわざ外に出て友達や知人などとがやがやするのは苦手で、誘われても「用事があるから」と自ら避けて、現在を作り上げたのだと考えられます。
・集団行動が苦手またはしたくない
中には、たくさんの人数…それどころか二人以上で行動するのが苦手、集団で動いたり何かをするのが嫌、苦手で友達がいないという状況を作り出す人も居るようです。
とにかく多人数が面倒、複数人と一緒に行動するのが煩わしく、それならとばかりに一人を選ぶ、孤高をあえて望む方向に進んでいるタイプとなります。
こういう人は、他人に振り回されてしまうのが非常に嫌だったり、他人に自分のペースを乱されるのを嫌う傾向があるようで、友達がいないのはその性質の結果だと言えるでしょう。
中には、どっぷりと重い話をしたりドロドロの関係を赤裸々に話す女性の集まりを嫌う、感性が男性に近い女性もそんな状況から逃れる為に、一人を選ぶことがあるようです。
女性同士で集まってしまうと、こういう言い方は悪いのですが悪口大会が始まったり、誰とあの子が浮気をしている等、そういうリアルな話が頻繁なのは女性であればお分かりいただけるかと思います。
とにかくそれが嫌で、別に集まり自体は構わないもののそういう話はしたくない、でも自然とそういう話になっていく…だから避ける、一人を選んでしまうのです。
・何より一人の時間を優先したい
かなり男性に近い感性の女性となりますが、一人の時間を大切にしたい、一人の時間が大好き、だから誰にも邪魔されたくなく、一人を望み結果友達がいないというタイプも少なくありません。
こういう人は、とにかく一人でしなければならないこと…つまり趣味とか、その他やりたいことなどが非常に多く、友達に構っている暇がないのだと思います。
友達に構っている暇がないほどであることから、そのやりたいことと言うのは男性顔負けのアウトドアだったり、スポーツだったりすることも多いようです。
そうでなくても、何もせずに一人の時間を過ごすことを贅沢としていたり、どうせ平日になれば誰彼と構わなければならないのだから、休日くらいは一人の時間を大切にしたいなど、そういう意図もあるようです。
何にせよ、一人の時間>>友達という考え方が根強いタイプですので、今後も引き続き友達を作ろうとはしないでしょうし、そもそも必要としていないことが多いので現状に不満はありません。
否応なしに友達がいない人
今度は否応なしに友達がいない人…つまり、友達がほしいのに全く出来ない、頑張っても孤独に苛まされいるタイプで、どちらかと言うとこの項目の方が気になる人が多いと思います。
・コミュ障
典型的な友達がいない女性のタイプで、誰かとコミュニケーションを取るのが苦手な為に接点を持てず、それにより孤立してしまって友達がいない状況を強いられてしまっているようです。
このタイプは、会話の中で適切な返しが出来ないとか、その場に合った発言が出来ない傾向が強く、その為に不信感を抱かれてしまったのだと考えられます。
それともうひとつ、厳密にはコミュ障ではないのですが、自分から進んでコミュニケーションを取るのが面倒で、人に任せきりとなった末に孤立してしまう場合もあるようです。
言うのは一人前、でも過程が全くままならない、言ったら言いっぱなし…そんな人物では、誰でも逃げてしまうのは想像に難くなく、身から出た錆だと言えるでしょう。
・悪口好き
息を吐くように自然とまろび出てしまう悪口…周囲はその有様を見て、一体どのような心象を抱くかなんて、もう誰でも分かることだと思います。
人の悪口と言うのは、その場に当人が居なければ卑怯でしかなく、そんな卑怯な会話を嬉々として続ける人に、誰が友達として接しようとするのでしょうか?
それにこれ、「そこに居ない人の悪口」を言うのが基本であることから、聞いている方は「ここに自分が居なければ自分の悪口を言うのかな?」と、疑念を抱くのが当たり前だと思うのです。
それにも気付かず延々と悪口を、しかも嬉しそうな表情で言っている姿を見てしまえば、どん引きは当然友達なんてやめてしまいたいと思うのが、普通の人間の感性だと言えるでしょう。
・口が軽い
女性は基本的に口が軽い傾向がありますが、それはあくまで話してもそれほど重要でないことであり、本当に言ってはならない何かに関しては当然固く口を閉ざします。
しかし中にはそういう重要なことですらペラペラと話してしまう人も居て、そういう口が軽い女性というのは言ってはならない秘密まで話してしまうことから、同性に思い切り避けられる可能性が高くなるでしょう。
何せ自分の言ってほしくないこと、バラしてほしくないこともみなバラしてしまうのですから、そんな危険人物と誰が友達関係を続けると言うのでしょうか?
なお友達関係が一応維持されても、肝心の何かは話してもらえない、何となく一線置かれてしまうようになりますので、どのみち関係は破綻することになるでしょう。
・わがまま
多少のわがままなら、「まああの子だから仕方ないよね」となるのですが、度が過ぎるとうんざりされてしまった末に見切りを付けられ、望まない友達がいない状況に追い込まれるかもしれません。
別に、自分の言いたいことを言うのは構わないのです。
意見があって行動は成立する訳ですし、むしろそこに意見がない、誰も提示しなければ行動は起こせませんし、言いたいことは言うべきなのです。
しかし、それが過剰だったり根拠がない、ただの気分的なもの…となれば、わがままと判断されてしまい、「付き合ってられない」とされてしまうのがオチでしょう。
・ルーズ
集合時間を守らない、貸したものをなかなか返さない、約束も当然守らない…あえてここで、友達がいない理由を挙げる必要があるのでしょうか?
ルーズなのは、友達付き合いにおいて禁則事項になることが少なくなく、特に時間をしっかりと守るタイプの同性から、激しく嫌われる可能性が高いので注意しなければなりません。
この項目の特徴があることにより友達がいないのは、何より自分自身の責任であることを重々に理解すべきでしょう。
・男優先
もしあなたが男性であれば、「俺とばかり一緒で、全然友達と遊んでいるとか聞かないなあ…」なんて、そういう女性が身近だったり彼女だったりしませんか?
おそらくその女性、同性の友達がいない可能性が高く、そしてその理由は「男性」が大きく関わっているかもしれないのです。
と言うのもこのタイプ、何より男性が好きで付き合っているなら彼氏優先、付き合っていなくても男性を優先に立ち回り、同性から反感を買ってしまっていることで友達がいないのです。
挙げ句の果てに浮気も辞さないようで、友達の彼氏を寝取るなどもあるようで、その際はその友達とは今生の別れとなることでしょう。
そういう気質を持っている可能性が高いので、男性側も全く友達がいない女性には注意すべきだと言えます。
友達が欲しい人へのアドバイス
さて、あえて友達を作らない人は別にそのままでも…むしろ、現状維持を望まれていると思いますので、特に何も言うことはないのですが、問題は否応なしに友達がいない女性です。
そういう女性は一体どうすれば友達が出来るのか、そこが最大の難点になると思うのです。
もっとも、今回の記事をここまでご覧になられた人であれば、もう自分自身が何をすればいいのかおおむねご理解されていると思います。
どうして友達がいないのか、その理由で自分に当てはまるものをピックアップして、それと相反した言動を取るだけで驚くほど環境は変わりますし、ご自身の変化も実感出来ると思います。
となれば、現状で友達がいないのですから、現状を打破すればその可能性が生まれる、友達が出来る確率が自然と上がるのではないでしょうか?
何せ今は「全く出来ない」のですから、現状を変えれば少なくとも全く出来ないという状況からは、ある程度改善されると思うのです。
そしてその確率に引っかかれば、自分の行動を省みて改善すれば、おのずと人は寄ってくるでしょうし、それで友達になれるきっかけは劇的に増加すると考えられます。
ただし、友達が出来る可能性が増えたからと言って、闇雲に増やすような真似だけは絶対にしないようにしましょう。
相手も感情のある一人間なのですし、決してそこは「数」ではないのです。
一人一人を大切にして、お互いをきちんと理解し合って、本当の親友と呼べるようになるまでは、変に手を伸ばすようなことはしない方がいいのです。
さらに、中には悪意を持って近づく者も居るかもしれず、一定の警戒心は必要最低限持ち合わせていなければなりません。
わざわざ騙すような真似はしないと思いますが、友達がほしい気持ちを巧みに利用されてしまうなんて、昨今の世の中では十分にありえますので、その辺りの警戒はやっておいて損はありません。
前途多難ですが、良い縁に巡り会えることを節に願っています。
友達がいないのは悪いことじゃない
どうして友達がいない人がネガティブに捉えられてしまうのか、どうして友達がいない状況が良くないという風潮になっているのか、そこは疑問を抱くところだと思います。
おそらくこれは、人が集団で生きていくという本能的な部分が、孤立を「悪」としてしまったり一人で居ることに対して、ネガティブな感情を抱いてしまうに一役買ってしまっているのだと思います。
しかしこの現代、五体満足であれば格別誰かと一緒に居なければ生きていけないということはなく、言ってしまえば既に本能が時代錯誤となっていると言えます。
ですので、友達がいない現実は決して悪いことではない、ネガティブな扱いとなる要素とはならないのです。
だからあえて友達を作らない人は、今回の内容をご覧になって焦る必要はありませんし、否応なしに友達がいない人も無理矢理友達を作ろうとする必要はないでしょう。
それよりも、他人に左右された末に自分らしさを失って、人生がつまらなくなってしまう方がずっとナンセンスですので、そこはブレずに居る方がきっと人としての魅力は保たれることになると思います。
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