彼氏と居ても仕方がない…でも
喧嘩や言い争い、ひょんな出来事…カップルの別れのタイミングというのは、案外そこら中に転がっていて、そして実際それらを理由に別れを決意する人も少なくありません。
でも、ちょっとしたことでそれが揺らぐ、決意した筈の気持ちが音を立てて崩れることも少なくなく、もう自分の本当の気持ちが分からなくなってしまいますよね。
彼氏と居ても仕方がない…でもやっぱり別れたくない、別れられない…そうやって葛藤に苛まされ、悩み苦しみ、ようやく結論を出せるのだと思います。
しかし、世間における別れを決意させる瞬間とは、またそれが揺らぐ瞬間にはどのようなものがあるのか、今まさにそこを悩んでいる人は気になるところではないでしょうか?
今回はそれを、別れを決意させる瞬間とそれが揺らぐ瞬間を、それぞれ4つご紹介させていただきますので、今の悩みを解消させる手立て、または後押しとなれば幸いです。
一体彼氏が何をしたら、どういう状況となれば別れる決意をするのか、そして彼氏が何をしたら、どういう状況となればそれが揺らぐのか、大いに参考になるかと思います。
別れを決意する瞬間
まずは彼女が彼氏に対して別れを決意する瞬間からご紹介しますが、やはりそこは一般的な感性、常識に反しているものが多く、誰が見ても多くは別れの選択しか残されていないと言えるでしょう。
・浮気をした
信頼が重要なカップルにおける最大の裏切り行為で、これを目の当たりにすればもちろん、たとえ疑惑の団塊であっても別れを決意する、また別れを考える人は多いかと思います。
これが彼氏側の衝動的な行動、一時の気の迷いだとしても、信頼を崩壊させるには十分、むしろ崩壊しなければおかしいとも言え、それで三行半を突きつけるのは至極当然のことだと言えるでしょう。
もしその場は何とか許せても、いつまでも胸に残る溜飲が下がることはなく、今後は事あるごとに彼氏を疑う、居るかどうかも分からない他の女性の影に怯えることになるでしょう。
だから心身的な負担は著しく、その場に限って別れを決意しなくても、どのみち最終的には関係は崩壊する、結局別れてしまうのはほぼほぼ確定的だと思われます。
・常識に欠ける言動を取った
人には、社会で生きる為のルールが敷かれており、皆それを守りながら、それに沿って人生を過ごしているのは、社会に身を置く者であれば誰でも分かると思います。
それを常識と言うのですが、それに反する言動…すなわり、常識に欠けるような言動を彼氏が取った場合、常識の上で成り立つ社会に身を置く者からすれば、反感を持って当然になると思うのです。
例えば、車の中からいきなり空き缶をポイ捨てしたり、行列に並ばずにいきなり前に行こうとするとか、相手を傷つける発言を意図的にしたりなど、そういう言動ははっきり言ってドン引きです。
だからそういう彼氏なんて、すぐさま関係を絶ちたいと思うのが当たり前ですし、別れを決意と言うより即決してしまうと言えるのではないでしょうか?
・お金に関するトラブルを起こしやすい
これはすなわち、借金とか身の丈に合わないローンなどを持っている場合で、こういうことを簡単にする男性に対して別れの決意に至るなど、意図も簡単と言えるのではないでしょうか?
ただし借金やらローンなどは、当人が白状するとか書類などを見ない限りなかなか発覚しませんが、そういう男性は普段の素行からそういう資質が容易に伺えます。
例えば、お金に困ったらすぐ「貸してくれ」とか、やたらギャンブルにハマっているとか、お金をお金と思わない、お金を大切にする素振りが全く見えないのです。
だから一緒に居るだけで案外そういう資質が見抜けて、それにより別れを決意してしまう、別れを考えるようになるのは、一緒に居る者として当然の結果になると言えます。
・極端にダサかったりセンスがない
これは仕方がないところもあるのですが、やたら服装が乱れているとか極端にダサい、自分なりに必死なのかもしれませんがセンスがないなど、こういうのも女性としてはかなり困るところです。
そういう状況は一緒に居る者に直接的に影響がありますし、たとえ好きであっても一緒に居ること自体が恥ずかしいのでは、別れを決意するのが自然な流れと言えるのではないでしょうか?
冷たいと思うかもしれませんが、それなら男性側も配慮して然るべきですし、それを全くしないのは彼女がその程度の存在、別に努力をする相手ではないという意図が見え隠れするのです。
カップルの時代でそんなでは、今後一緒に居ればいずれこれまでとは比較にならない恥もありえますし、それは自分たちだけの枠内では収まらないことが予想されますので、別れの決意のきっかけとしては十分なのです。
決意が揺らぐ瞬間
前項のように、別れを決意したのも束の間…彼氏の様子やこれまでの状況などを鑑みて、その決意が揺らぐこともあるようですので、ここではそれらをご紹介します。
・彼氏との良い思い出を振り返ってしまった
たとえくだらない男、結果的につまらない男であったとしても、そこは一応付き合っていた間柄、きっと楽しい思い出もあったと思いますし、楽しかった記憶も残っていると思うのです。
それを振り返ってしまったが為に、彼氏に対して妙な情が沸いてしまった、過去の良い思い出が全て水泡に帰してしまうと考え、別れの決意が揺らいでしまうこともあるようです。
特に、別れを決意した後というのは過去を振り返る傾向が強いので、彼氏に別れを告げた、また告げようとする段階で、後悔が先走ってしまうケースが少なくないようです。
これについては、いわゆる「美化」…つまり、過去や昔というのは何でも良い思い出、多少悪いことでもプラスの記憶になることで、相対的に「良い彼氏」となってしまうことから起こるのでしょうね。
・「彼氏なし」の状態がイヤ
彼氏がどうこうではない、彼氏に対しては既に冷めている…そんな状態であるにも関わらず、別れの決意が揺らいでしまうこともあるようで、特に女性はそれが顕著のようです。
と言うのも、女性の立場としては彼氏が居ない期間をわざわざ自分から設けるのがイヤで、それに伴い決意が揺らぐ…と言うより、保留にしておこうという心理が働くことがあるのです。
別にこれに関しては、女性側としては既に彼氏に対する気持ちはほぼありませんので、他で良い出会いがあればすぐさま切り捨てる、別れると思われますので、あまりこの要素で悩む必要はないでしょう。
ただし、引き続き一緒に居ることで情が沸く、また別れを決意した以降で一緒に居ることから視点が変わり、今の彼氏にも良いところがあるという解釈をしてしまうことがあるので、あまり良い選択とは言えません。
・別れてほしくないと彼氏に懇願された
これは男性側からのアクションによるものですが、別れを決意したものの彼氏から別れてほしくないと懇願されたことにより、その決意が揺らいでしまった、踏みとどまってしまったパターンです。
カップルにおけるよくある「ずるずる」状態で、気持ちの優しい女性の場合は特に顕著、気持ちが全くなくても関係を続けてしまう、最もいけない選択肢となるでしょう。
この場合の彼氏は、「男が泣きついている」という状況上なりふり構っておらず、おそらく今後彼氏側から別れを切り出される可能性は低く、彼女側がアクションを起こさないといつまでもずるずると引っ張るでしょう。
時に涙を流して別れを覆す、懇願する男性も居るようで、もはや女性としてはその時点で冷める筈なのですが…どうやら長年付き合ってきて、彼女の性質をよく理解しているタチの悪い男性のようです。
・別れるのが面倒になってしまった
別れを決意してそれを実行しようとしても、彼氏側がなかなかそれに応じないとか、聞く耳を持たない、また受け入れないカップルにありがちのものとなります。
つまり、別れる為のプロセスがとても大変なタイプの彼氏で、言い続けて暖簾に腕押し状態の為に、やがて彼女側が面倒になってしまい別れを決意したものの揺らぐ、諦めてしまうのです。
その他、内心すでに別れを決意しているものの、そもそも別れを切り出すのが面倒くさい、そういう空気になるのがイヤで放置して、時間経過と共にその気がなくなったというパターンもあるようです。
まあそのくらいの気持ちであれば、元よりそれほど別れる気がなかった、別れを決意したもののそれほどの規模ではなかったことが伺えますので、本当にそういう気になってから出直しましょう。
どうやって踏ん切りをつける?
では、別れを決意したもののそれが揺らぐ、でも内心は別れるべき、別れなければならない、別れないと自分がダメになる…そういう場合はどうすればいいのでしょうか?
その為の方法、すなわちどうやって彼氏に対して踏ん切りをつけるかについてですが、やはりそこは別れようとする当人の気持ちの問題となりますので、どのように考えていけばいいかについてご紹介します。
・気持ちがないのに関係を続けるということ
別れを決意したということは、もう彼氏に対する気持ちや愛情などは全て欠落している、失ってしまっているのが当たり前で、そこはもう覆しようがない部分になるかと思います。
と言うことは、決意が揺らいでそのまま関係を続けるということは、「彼氏に気持ちがないのにカップルである」事実を、継続してしまうことになるのです。
それは相手に対しても失礼な行動になりますし、そもそもそんな相手といつまでも関係を続けているなんて、結果的に自分の格を落としてしまうと言えるのではないでしょうか?
・他の出会いがある
男性は彼氏一人だけではないのはお分かりいただいているかと思いますが、カップルというのが自分たち二人だけで物事を完結する傾向があることから、どうしても視点が狭くなってしまいます。
さすがに彼氏に固執し過ぎているのではないでしょうか?
別に世の中男性は彼氏だけではない、他に男性はたくさん居るのは、どの恋愛指南のサイトでも記述されていることですし、と言うことはそれだけの根拠がある訳です。
今の彼氏に固執することで、もしかしたら別れていたなら出会えていた男性とのチャンスも、全て失うことになるでしょう。
もしかすると、昨日別れていたら今日素敵な男性と出会えていたかもしれず、それは確率的な問題であって決して0とは言えず、案外侮れないものなのです。
・気持ちを再確認
あなたはどうして今の彼氏と別れようと思ったのでしょうか?
浮気、常識がない、お金にだらしない…いくつかあると思いますが、どれもこれもどうしようもない、はっきり言ってダメ人間の要素しか感じられません。
だから別れを決意されたのだと思いますが、最近それを忘れてしまって別れなきゃいけない、別れるべきなど、「別れる」という考えにシフトしてしまっているのではないでしょうか。
もう一度改めて、どうして彼氏と別れようと思ったのかを再認識して、別れるきっかけをいつまでも離さずがっちり抑えて、揺らぎを予防するようにしましょう。
なお紙とかスマホのメモなどに、彼氏のイヤなところとか別れるきっかけなどを、つらつらを書いておくのも忘れない為には効果的ですので、何が何でも別れたいと思う人は是非やってみましょう。
ただし、誰かに見られてしまうと正気を疑われてしまうかもしれませんので、出来ればロックするなり見れないようにして、自分だけで抱えておくようにして下さい。
愛と情は違う
ずるずると関係を続けているカップルに対して、よく愛と情は違う、それは情が移っているだけでしかないと、指摘をするケースが少なくないかと思います。
ですがその場合、大体付き合いを続けている当人は理解していて、未だ踏ん切りが付かないからそのような状態となっているのです。
ですので本当のところというのは、別れを実行するきっかけを探している、今のままじゃいけないと思っているのです。
しかし出来ない、どうしても別れられない、このまま続けてしまう、決意してもすぐに揺らいでしまう…だから悩んでいるのです。
今回の内容、しっくりくるものはありましたか?
それであったからと言って、直ちにその決意の揺らぎをどうにか出来る訳ではないのですが、少なくともそういう人は少なくないという事実を知って、ある程度安心出来たと思います。
それは傷の舐めあいと言われるかもしれませんが、そうやって少し気持ちを落ち着かせることで改めて自分を振り返り、今の彼氏と別れる決意を再度持つに至れる可能性となることがあるのです。
どちらにせよ、今の選択に、今後の選択に後悔がないよう、続けるにしろ別れるにしろ満足行く決断が出来るようにして下さい。
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