一人っ子はどんな感じ?
その家庭にたった一人の子供…となれば、両親からの愛情は多くの場合「存分に受けられる」、または「過剰」であることが少なくなく、それに沿った性質を持つことが多々です。
だから「わがまま」とか「打たれ弱い」、「人に合わせられない」などのネガティブな印象が強く、世間でもそのように思われている傾向が強いと言えます。
ところが実際は、そういうネガティブな部分もあれば同じくらいポジティブなところもあって、一人っ子に対して悪い印象を抱くのは早計となるでしょう。
では具体的にどうして早計でないのか…この辺りが気になるところですが、それは一人っ子の「あるある」が答えとなりそうです。
と言うことで今回、一人っ子のあるあるをいくつかご紹介させていただきますので、おそらく一人っ子であればほとんどの場合共感出来る、納得出来るものと思われます。
一人っ子でない人も、一人っ子のあるあるをご覧になることで新たな一面とか、意外な一面を知ることに繋がりますので、それで一方的なネガティブな印象も消える筈です。
一人が苦痛じゃない
一人っ子と言うのは、両親の愛情を一人で得ることが出来た、または現在も受け続けていることから、孤独や孤立などに抵抗がなく一人で居ることに対して苦痛に思わない傾向があるようです。
だから幼い頃からでも一人で遊んでいる、両親が気にしてしまうくらい一人で居ることが多いなどもあるようで、実は自分たちの愛情が起因だとは両親も気付いていないでしょう。
これは一人っ子であれば思わず「あるある」と思われると思いますし、まさに孤独な時間が大好き、一人という時間を望んで作る人も決して少なくないのではないでしょうか?
なお、そんな一人の時間の過ごし方も上手である場合が多く、よくある望まない孤立を強いられた人のような、無駄な時間の過ごし方はほぼほぼしないでしょう。
自分の趣味に没頭するとか、単純に一人でなければやれないことをする、ネットサーフィンを楽しんだり料理をしたりなど、とにかく有効に一人の時間を活用しています。
そんなですから、他人から一人に孤独に対する疑問を投げつけられたり、寂しくないかどうかを聞かれたりしても、「なんで?」ときょとんとしてしまうことが多いようです。
むしろそういう人に一人の時間の楽しさを説明したり、一人の時間を勧めるなどをして、そういう仲間を作るくらいの気概を持っていることが多く、孤独を好まない人はかなり面食らうでしょう。
自分一人で何とかしようとする
一人っ子はこれまでずっと一人、成長過程において一人である、だから必然的に何をするにでも一人でする、そしてそれが当たり前、ですので何でも一人でやろうとする傾向があるようです。
多くは、そもそもからして誰かに頼るとか誰かと一緒に何かをするなど、そういう概念を持っていないことが多く、さらっと何でも一人でやってしまうことが多いのです。
育ってきた環境において、両親からも一人でしなければならないことを教えられた、または自然とそういう状況だったというのもありますし、それによりこの特徴は自然な流れだと考えられるのです。
それともうひとつ、一人っ子である為に「誰にも頼れなかった」とか、「一人ですることを強いられた」というネガティブな考え方により、そういう風になってしまったケースもあります。
そういうケースの場合は、身近に兄弟姉妹が居る家庭を密接な関係があったなどがあり、誰かに頼るとか一緒にするという概念は持ってしまっているパターンとなるでしょう。
だから何事も無理矢理一人でやろうとする、またどれだけ困難な出来事でも自分一人で対処するなど、心身的な負担はあるもののやはり自力で何とかしてしまうことが多いようです。
それによるものか非常にメンタル面が強いのですが、それに反して精神的な負担やストレスなどは、当人しか分からなくはありますが過大であるものと予想されます。
もっとも、どれだけ負担が掛かったところでそれも自力で何とかしてしまう、無理矢理自分で解決してしまうことが少なくなく、周囲の関係者から「悩みがない」という謂われのない評価となる場合もあるようです。
それに伴い恋人や身近な人から、本音を言ってくれないとか相談してくれない等、否定的な印象を抱かれることもあり、一概に自力というものがプラスに作用するものではないという事実を考えさせてくれます。
食事が極端に早いまたは遅い
これは本当に一人っ子あるあると言えるもので、何かを食べる際に極端に早い、若しくは極端に遅いなんて、過去一度は言われたことがある人は多いのではないでしょうか?
ではどうしてこれがあるある、そして一人っ子の特徴となるのかについてですが、まず先に何度も一人っ子は両親の愛情を十分に受けている、そこには問題がないと記述しました。
つまり、一人っ子というのは両親にとってたった一人の子供、それだけで完結していて、教育に関しても両親の理念もあると思うのですが、子供に沿ったものである事も少なくありません。
食育についても同じで、食べる速度が早かろうが遅かろうが別に構わない、兄弟姉妹という比較対象がないのでそもそも早い遅いが分かりにくい為、その食事の速度のまま過ごすことになります。
この事から、一般的な食事の速度が身に付くケースは当然あるものの、極端に早かったり遅かったりなども十分ありえますし、そしてそれは上記の理由から一人っ子のあるあるとなるのです。
だから学校とか職場で指摘されて、ようやく理解出来たとか初めて知ったという状況もあり、そこで気付かされて矯正したという人もおそらく少なくないかと思います。
もっとも、子供であれば早くても遅くても許容される雰囲気があるので、幼少期はスルーされて大人になって強く指摘され、改善する羽目になったというのがオチでしょう。
別にそこまで悪いことではないのですが、ありえない速度で食べるのは付き合い上支障が出てしまいますし、それを機に改善出来たというのは前向きに捉えるべきだと思います。
遅い場合に関しても、人を待たせることになるのが容易に想像出来ますので、やはり改善するに越したことはなく、いい機会ですので人並みの速度に抑えられるよう頑張りましょう。
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