争いごとを避ける
先に長男あるあるとして、協調性があると記述させていただきましたが、この項目はそれに準ずると言いますか、協調性を求めるが為に結果的に争いを避けるという考え方になるようです。
と言うのも、争いごとというのは協調性に反するもの、対局の位置にあるものですので、それが起こるということはすなわち協調性を乱すことになり、それを回避したいが為に避けようとするのです。
ですので、それが些細なものであったとしても争いの火種の可能性があるのであれば、直ちに火消しに回るものと思われますし、それこそ細心の注意を払って争いごとがないように立ち回ります。
そして、持ち前のリーダーの資質により、そういう火種はすぐに対処出来る、即座に火消しが出来るようで、思わぬところでそういう資質が役立つことが少なくありません。
自分が事の発端になってしまった場合は、争いに発展しないように先に謝罪をするとか、自分は悪くないのに謝ってしまうなどもあり、消極的な面も目立つようです。
それにより、争いごとを避けようとすると言うのは聞こえがいいのですが、別の言い方をすれば「事なかれ主義」ということになり、あまりポジティブな性状とは言えなくなります。
人は正面から否定したり、反論などをすると不快に思い激高することもあるので、事なかれ主義だとそれを避ける為にぶつかろうとしないので、どうしても消極的という印象が拭えないのです。
何か問題事が起きてしまうと、頭を抱えて「とにかくまずは収束」なんて考えているのではないですか?
これもまた長男あるある、そして長男の性状として頭を抱えやすい要素ですので、あまり深く考えずに誰かに任せておくとか、多少の争いはお互い分かり合う為と割り切るくらいがいいですよ?
あまり争いごとを避ける姿勢ばかりを取ると、そのコミュニティに属する人たちもお互いのことが分からなくなり、それにより大きな問題が発生した時に手を取り合えなくなります。
遠慮しやすい
「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい!」
この台詞の身に覚えがある…というより、これももう長男あるあるのひとつで、育ってきた家庭で何かと我慢を強いられたのは、長男であれば誰しもが経験しているかと思います。
その所為なのか、社会に出ても我慢をしやすい傾向となってしまい、事あるごとに遠慮をしてしまう、誰かに譲ったり分け与えたりしてしまうなど、よくあることなのではないでしょうか?
それがいくら自分の欲しいもの、若しくはそれを手に入れるのが目標であったとしても、他に指をくわえて欲しがっている兄弟姉妹が居るのなら、そちらに譲ってしまうのではないでしょうか?
まさに自己犠牲の極みです。
「人に譲る優しい性格」と言えば聞こえがいいですし、印象も良いものが期待出来るのですが、単に長男本人が我慢を強いられているだけの、何ら平等性のないものです。
だからかなりストレスも溜まるでしょうし、どうして自分だけが我慢しなくてはならないのか、そういう鬱憤がオーバーフローしたり、自問自答などもよくあることでしょう。
しかし、ストレス解消や憂さ晴らしをするに際しても、結局遠慮をしてしまうので出来ない…この事により、最終的には爆発してしまうことも少なくないようです。
もっとも、周囲がその気持ちを理解出来ている、汲み取っているのであればまずそのような精神状態には追い込まれず、その際は本当の意味で優しいお兄ちゃんであることでしょう。
別に実際分け与えてくれなくても、そういう気持ちを周囲が持ってくれているというだけで満足であり、それならそれで笑顔で心の底から譲れる…そう思うのが本音なのではないでしょうか?
これは育ってきた環境…すなわち両親とか兄弟姉妹の性質によるところが大きいので、長男でない人がこれをご覧の際は、兄に対する姿勢を改めて考え直して下さい。
もっとも、長男に我慢を強いてきた家庭である場合は、多くの場合その兄は出て行ってしまっている、疎遠になっていることが予想されるので、おそらくそれを果たすことは出来ませんが。
自分が親になった際に、もし長男が生まれた場合は接し方に十分注意して下さい。
恋愛はどうなの?
今回の内容、長男の不遇さとかばかり目に付きますが、恋愛の面に関しては一体どのような感じなのか、どのように女性と接するのか、その辺りも気になるところだと思います。
・とても優しい
長男というのは、これまでの内容の通りそれが上っ面であっても本音であっても、「とても優しい」というのが世間の評価となるようです。
次男以降とは違い、物事を大きな視点で見ることが出来ますので、配慮も気遣いも十分で、それは優しさという印象を植え付けるに辺り、十分な要素となるのです。
だから女性は安心出来ますし、一緒に居て心地の良い相手となるようで、仲むつまじくなる傾向があるようです。
・計画的に行動する
行き当たりばったりの次男以降とは違い、その性質から長男は計画性に富んだデートをしたり、きちんとプランを練ってデートをする傾向があるようです。
何せ責任感が強いのですから、女性を悲しませたりつまらなくさせるような真似はしないでしょうし、それを回避する為の計画であればいくらでも考えるのです。
だから安定感としては抜群、次男以降とは比較にならない程で、エスコートも申し分なく、女性は存分に甘えられること間違いありません。
・関係はゆっくり育む
長男というのは真面目、遠慮しやすいという性状かた、基本女性との関係をゆっくりと育む傾向があるようです。
急がないのは相手をきちんと見極めるという真面目さ、そして無闇やたらと関係の向上を迫らないという遠慮…これらが、女性との関係を上手に構築するに役立っているようです。
積極性という面では、女性視点においてはいささか物足りませんが、同じく真面目な女性であればその絶妙な距離感、安定して徐々に向上する関係性に、安心を覚えることでしょう。
・実家との絡み
基本的に、女性とは良い関係を築き上げる長男ですが、やはり最大のネックになるのは実家両親との絡みとなります。
長男だけに実家を継ぐとか、介護などの関係もあり、それだけで女性は避けるべき案件、物件して考えてしまい、長男であると分かると後込みされる人も多いかと思います。
これに関しては仕方がない、長男あるあるでもありますし長男の宿命とも言えます。
A型男性に近い?
長男あるあるをご覧になられて、ある人は何となく親近感を覚える、自分に近いと思ってしまうような気がするのではないでしょうか?
それもその筈で、長男あるあるというのはかなりA型男性に近い傾向があり、それは育っていく過程でそういう性格になった、そういう考え方になったという背景があるからです。
例えば、両親から「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」とか、「兄としての自覚をうんぬん…」などなど、無理無理長男としての自覚を持たされた為に、長男一同が画一的になってしまっているのです。
だから、血液型別の傾向でA型の項目をご覧になられると、案外近いところがあって参考になる、または活用出来る部分が多いものと思われます。
もっとも、「A型男性」と言えば神経質だったり細かい等、芯が細い性質であるという解釈が有名で、あまりポジティブではない、あまり良い扱いではないのが印象的だと思います。
つまり長男あるあるというのは、長男という存在は、それだけ神経をすり減らす立場、気苦労が多いという表れであり、それを理解してあげる人が必要になるのです。
長男以外の人は、是非今回の内容を鑑みて気を使ってあげる、配慮してあげる気持ちになってあげて下さい。
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