年下扱いに怒る
実は甘えたい反面、あまり年下扱いをするとふてくされたり、場合によっては怒ってしまうこともあるのが年下男子で、そこはどうにも男のプライドみたいなものがあるようです。
そもそも、男性というのは先にもあるとおり「甘えられる」傾向が強い、そして女性が庇護欲の対象となることから、男性自身「頼られる存在」という認識が強いと言えます。
性根がそういう傾向にある為、過剰な年下扱いをしてしまうのは「頼られる存在」に反してしまう、男性としての大切な何かを失ってしまうという心理があるのかもしれません。
まあそれならそれで、甘えるという行動自体をどうにかするとか、そもそも甘えないという選択をするという方法を取ればいいのですが、それはあまり考えていないようです。
もっとも、「過剰な」年下扱いは怒り出すとは言いましたが、「多少の」年下扱いは別に構わない、別に男性としての大切な何かがどうこうという結果にはならないようです。
その程度は個人のさじ加減によるところが大きいみたいですが、一般的な「多少」でおおむね問題はない、大多数の感性があればそこまで過剰にはならないと思われます。
ただし、相手が別に好きでも何でもない女性が言う分には、「多少」でも激高してしまうでしょう。
それこそ「お前に言われる筋合いはない」かの如く、年下男子とは思えないような様相で激怒、若しくはそれに近い反応を示す可能性が非常に高いでしょう。
自分が好きな女性だから、「多少」の年下扱いが許されるのです。
多少の年下扱いであれば、年上女性に可愛がられている上に自分の尊厳もある程度守れるという、男性側にとって最良のシチュエーションになるのでしょう。
少し分かりにくいサインではありますが、単純に年下扱いをしてあまり怒らない、何ならちょっと嬉しそうであるなら脈ありと、簡単に考えるくらいでいいのかもしれません。
見栄を張ってこない
これに関しては、その心理描写をするのがいささか難しいのですが、年下男子というのは好きな年上女性に対して、自分を表現するのに際して着飾るような見栄を張ることが少ないようです。
つまり等身大のままの自分で居るとか、好意があからさまであればアプローチをしてくるとか、何かと自分を上に見せようとしない、マウントを取ろうとしないことが考えられます。
その理由ですが、まずは何より「見栄を張る必要がない」という部分でしょう。
どうして男性が見栄を張るのかと言うと、相手の女性に格好を付けたいからとか自分を上に見せたいなどの心理があるので、会話に嘘や虚栄を織り交ぜたりする訳です。
しかし相手が年上女性であれば、多少自分がだらしなくても格好悪くても「許容される」、「それの方が年下っぽい」という理屈により、結果そのような見栄を張らないという行動に行き着くようなのです。
場合によっては、着飾らずにありのままで居ることで誠実さを見せられるとか、年上女性に嘘はバレるからとか、そういう心理が見え隠れしていることもあるでしょう。
とにかく、年上女性に対しては見栄を張る必要がない、見栄を張っても仕方がない、何なら見栄を張っても意味がないとすら思っているようで、これもまた好意のサインとなるでしょう。
何故なら、何が悲しくてどうでもいい相手にありのままの自分を見せようとするのか…そこは、別に適当でも雑でもどんな自分でも構わない、そもそも意識すらしないのが普通だと思うのです。
その女性が好きだからこそ、真摯に「ありのままの自分」を見せようとするので、ここについては会話をしているだけでおおよそ理解出来る、把握出来るでしょう。
男性という生き物は、好感度によって相手に対する態度が分かりやすい、結構あからさまである場合が少なくないので、それだけを見ても好意のサインとして扱える筈です。
このように言ってしまうと、逆に全くつれない感じだったり会話をすると不機嫌等、ネガティブな対応である場合はまるで好感度がない、全く脈なしという結論に行き着くのですが…
まあそれも含めて、その年下男子の今の自分に対する好感度を知る為に、じっくりと観察をしても得はあっても損はしないと思いますし、十分参考にはなるかと思います。
同年代や年下女性を誉めない
年上女性が好きな年下男子というのは、好きな年上女性の前ではまず同年代とか年下女性を誉めない、何なら落とす印象で会話をすることが少なくありません。
まあこれについての心理は分かりやすく、「同年代、年下女性を誉めない→相対的に年上女性を誉めている」という、とても単純な図式によるものだと考えられます。
そこで同年代や年下女性が好きだなんて言ってしまえば、年上女性は直ちに対象外となってしまうことから、好きな人を前にする男性の自然な心理の流れと言えますね。
なお表現としては「飽きた」とか、「楽しくない」などが目立ち、あまり露骨にこき下ろすとか、バカにするなどはあまりしないようです。
それもその筈で、まずあまりにこき下ろすのはそもそも人としてどうかと思いますし、バカにする対象が自分の好きな年上女性であることから、下手な言い回しをすれば同性をバカにすることになります。
いくら興味のない同年代、年下女性だからと、同性をそこまでバカにされて気分が良くなる人は居ないと思いますし、そこは配慮した結果になるのだと思われます。
ですのである程度言葉は選びますし、あまり手ひどい言葉は避けるようにする、意図的に使わないことが多いようです。
それにより、今一つ年上女性が持ち上げられている感じがしませんが、よくよく聞いてみると分かると思いますので、同年代とか年下女性というキーワードが出た際は耳を傾けてみましょう。
そこで結果的に、相対的に年上女性をほめちぎるような内容が聞ければ、そしてあなたが年上女性であれば、ほぼ確実に好意のサインであるものだと考えられます。
そこでもしあなたが、「あんまり友達（知り合い）の悪口言っちゃだめだよ？」なんて言ってあげれば、彼は直ちに口ごもって焦りだしつつも、チラチラとあなたの方向を見ていることでしょう。
そしてまもなく、どうしてそのような事を言い始めたのかを話し出し、やがてその気持ちを伝えてくる…そんな顛末が、ありありと浮かんできます。
案外あからさまなことが多い
今回の内容をご覧になって、年下男性というものが案外あからさまに好意を示してくる、そしていずれも分かりやすいものであることが、ご理解いただけたかと思います。
これは、年下男性自身が年下であることを上手く活用している、そして年上女性だからと甘えられる、または同年代以下よりも理解力に優れているという判断からなのだと考えられます。
まあそこは年上なのですし、人生経験が豊富と言うことでそういう年上らしさを期待した結果なのでしょうね。
ですので、案外年下男子の好意は掴みやすいと言えるでしょう。
カップリングの割合が比較的少ないのは、おそらく女性側がそういう好意に気付かなかったとか、年上という事実を悲観して身を引いたなど、そういう背景があるのでしょう。
しかしせっかくの好意ですし、しかも年下男子が好きとなれば、もはや断る理由もありませんから、このチャンスは是非掴むようにしましょう。
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