いま、「死んでたまるか」という気持ちで生きている人はどれだけいるでしょう。
「何があっても今死んでやる訳にはいかない」と、常に思いながら生きられる時間こそ幸せだと私は思っています。
もちろん、その思いの方向はひとつではありません。
「今死んだら後悔するだろうから死ねない」であるときもあるし、「幸せだからもっと生きていたい」でもあるでしょう。
これまで自分の命を手放そうとしたという告白を、二度、友人知人から聞いたことがあります。
幸いにして二人とも生きていますが、何があっても自分の命を手放そうとしてはいけないと私は思っています。
だから冗談でも他人に「死ね」「殺すぞ」と言う人は大嫌い。
自分の命と一度でも、じっくりと見つめ合って下さい。
死んだら後悔するかも、なんて思ってもその「後悔する」という気持ちすらなくなってしまうのです。
死ぬことが怖いと思うのでいいのです、私は「死なないから生きている」ではなく「生きたいから生きている」といえる人生を送りたい。
その思いを込めて、この言葉を選びました。
いかがでしたか。
あなたの胸を打つ言葉は一つでもありましたでしょうか。
少しでも心の礎となれば幸いです。
参考書籍:もういちど読む山川哲学ことばと用語―小寺聡=編
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