不倫に社会的な制裁があっても…
ほとんどの場合、不倫する人の顛末はある程度決まっており、それは最終的に伴侶や不倫相手に慰謝料を払うとか、職場にバレて社会的地位を失うなど、はっきり言ってろくでもありません。
頭の中では皆、それを理解しています。
これについては、常識の範疇ですので知らないでは済まされませんし、そこは結婚というものが「契約」であることから、その不履行に何が伴うのか知っておくのは当たり前と言えます。
しかし不倫する人は居なくなりません。
自分だけは絶対にバレないと思っているのでしょうか?
はたまた、自分なら嘘を貫き通せる、誤魔化せるという確信があるのでしょうか?
それとも、もっと別の理由があって不倫をするのでしょうか?
今回は、不倫する人がどうして不倫をするのか、既婚男性にスポットを当てて4つご紹介しますので、その行動理念を知ってみましょう。
特に「既婚女性」は、夫の心理を理解することに繋がりますので、しっかりとお読みいただいて夫の気持ちを分かってあげるなどをしてあげて、ケアに努めていただくと幸いです。
自宅に居場所がない
不倫する人の代表的な環境と言えるもので、自宅に居場所がないとその不満とかわだかまりなどが積もりに積もり、その憂さ晴らしを外に求めてしまうようになるでしょう。
その理由ですが、まず昨今こそ共働きが増えているものの、まだまだ男性が一家の大黒柱であるケースは少なくなく、それに伴い女性と比べても家庭に身を置かない状況となります。
だから子供の成長とか家庭の環境などの変化に気付くことなく、そのまま「夫の居ない家庭」の状態が続くことになりますので、後年家庭に時間を割こうとしても今更のような感じとなり居場所をなくしてしまうのです。
もっとも、先にあるように昨今の実状を考慮すると、上記のケースはやはり減少傾向であることが否めません。
昨今の場合は、男性というのはマスコミの扇動や妻側の押しなどの影響であるものの、育児参加などによりイクメンなどと呼ばれ、従来とは比較にならないほど家庭を省みるようになっています。
それにより「夫の居ない家庭」というケースは少なくなっているものの、今度は妻側がすぐさま実家に頼ったり、女性側のわがまま等により夫がストレスを溜めるケースが増えているのです。
そのストレスを溜めない為に、解消する為には結局妻と一緒に居ることが不満であることから、妻と合わないように画策するので、やはり家庭に居場所をなくしてしまう…悲しき男性の顛末と言えます。
さらに、男性自身が「居場所をなくしやすいタイプ」とも言えます。
と言うのも男性は、そもそもからして孤独が好きだったり一人を好む傾向があり、それにより家庭という暖かみを自ら避ける、仕事だけに打ち込むことが少なくないようです。
よくあるもので、仕事でもないのに休日出勤と言って家から出るなんて、誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか?
それは、妻の夫に対する姿勢によるところが大きいのかもしれませんが、自宅に身を置くことそのものが居心地が悪い、何となく不快感があることによりそのような行動を取ってしまうのだと考えられます。
その他仕事が終わっても自宅に帰らず、飲み屋などを転々とするなんて話も聞いたことがあると思います…が、まあこれについては居場所を「なくしてしまった」という過去形の状況となりますが。
そんなですから、男性は家庭で居場所をなくしている、またはなくしやすい、かと言って居場所は必要…となればそれは外に求めるしかなくて、それが不倫という形になるのでしょう。
もっともこれで不倫する人を正当化出来る訳ではありませんが、男性のそういう性質とか妻側の姿勢などが強く影響していますので、妻の人が閲覧されているのなら一度自分の行いを振り返ってみましょう。
性質に関しては元からあるものですので改善が難しいのですが、妻側の何かが理由であれば妻の意志ひとつで解決出来ることですので、夫の行いを正したいのであればそうするしかないのです。
一男性として求められたい
結婚した以降、妻と子供と長らく共に生活することになるのですが、多くは長く一緒に居る続けることにより、お互いが空気のような存在になっていくのは皆様もご存じのところです。
よくある話題で、妻側の意見に「女性として見られたい」とか、「家政婦のようになっている」などがありますが、その逆パターン…つまり男性にもそれがあるようなのです。
要は夫側の意見として、「男性として見られたい」とか「俺はATMじゃない」など、とにかく一男性として見られたい、求められたいという意識がある訳です。
なお妻側のこの意見を放置すると、やがて自分を女性と見てくれる男性の方へふらふらと行ってしまう…要するに、不倫する人が新たに誕生することになるでしょう。
だから夫側も同じで、そういったところが満たされないと他の女性の元へ行ってしまう、自分を一男性と見てくれる女性と一緒に居た方が、居心地が良くなるのです。
まあこれについては、とどのつまりが「男女共通」と言える部分で、お互いその性別の一個人として見てほしい、求めてほしいということで、夫婦関係を維持する為には欠かせないのだと思われます。
なお別のパターンとして、夫が頼りなくて男性として見れなくなった、戦力として数えられない…だから空気のようになった、一男性として考えられないというケースもありえます。
もっともこれ、パターンこそ違うものの男性側の心象は同じで、結局最終的には外で自分を男性として見てくれる女性を探す、または見つけてしまい、そちらに行ってしまう可能性が懸念されるでしょう。
そして男性の性質上、一度崩した関係を修復する気概はなく、多くはそのまま妻と離婚をしたり、家庭内別居に至ることになるのは間違いなく、その後もそう簡単には元通りにはなりません。
これまでの過程がある為、おそらく妻側から改善しようとしても難しいと思います。
何せこれまで一緒に居た経緯があったからこそ、良い意味でも悪い意味でも空気になった訳で、それを言われたからとすぐに改善する、覆すなんてそう簡単なものじゃないのです。
しかし、これまでにない接触をするとか声かけをするなど、些細なところから変えていくのはそう難しくありません。
だから根底から変えるのが難しい人は、尺取り虫の如くほんの少しずつ変えていくようにして、根気よく関係を修復していくのが現実的な方法となるでしょう。
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