去るものを追う男性
普通に考えてみると、思い通りにならない女性というのは扱いが難しい、誘導出来ない、気ままにされてしまう等、とにかく自由が利かないというネガティブな印象を受けると思います。
しかし一部の男性は、そういう思い通りにならない女性を好むことがあり、そしてその理由は何より「思い通りにならない」からであり、そこが魅力的という結果になるからです。
女性からするとよく分かりませんし、どういう心理でそのような結論に行き着いたのか、疑問に思ってしまうところです。
これは寄りかかると拒み、逃げると追いかけようとしてくるあまのじゃくな性格な男性ならではで、そういう素直じゃない部分に思い通りにならない女性がフィットしているからなのだと考えられます。
容易に攻略が可能な女性では、その素直じゃないところにフィットしない…つまり、恋愛としてはつまらないと考える傾向があるので、そうならない思い通りにならない女性はそういう男性にしっくりくるのです。
今回は、そんな男性がよく分からない女性の為に、思い通りにならない女性に対する男性視点を4つご紹介しますので、男心の一部を理解してみましょう。
高嶺の花に見える
男性にとって、思い通りにならない女性というのはそれだけで魅力となることが少なくなく、だから結果的にモテているという状況を作り出しているところがあると言えます。
その理由ですが、まず思い通りにならないというのはすなわち自分の型にはめられない、自分の思うように事が進まない、だから手が届かない、近付くことが出来ないという状態を作り出します。
それはいわゆる「高嶺の花」であり、自分とは圧倒的に格の違う相手、女性となり、それは直ちに異性として非常に魅力的であることの証明になると思われるのです。
となれば追われると逃げる、逃げられると追う性質のある男性からすれば、何が何でも落としたい、攻略したい対象となるに時間は掛からず、そしてその状況は女性視点で「モテている」となるでしょう。
そして、安易に落とせる女性はつまらない、簡単と思う傾向もあることから、思い通りにならない女性というのは上記を理由に「やりがいがある」ことになるので、余計に必死になることでしょう。
加えて男性という生き物は、追われた末に得た女性…つまり自分がマウントを取れる相手とは長続きしない傾向が強く、それは簡単に手に入ってしまったからであると推測出来ます。
しかし思い通りにならない女性を手に入れた場合は、絶対失いたくないと頑張りを見せてくれることが多いようで、それに伴い関係が長続きすることが多いようです。
ただし、同じ思い通りにならない女性であってもそれが極端、高嶺の花が「過ぎる」場合は、男性は諦めてしまうことが少なくないので、それがたったひとつの注意となるでしょう。
男性の視点は、女性と比べるとかなり現実的である場合が多いので、無理と判断したら諦めて別の女性に走ったり、見る見る興味を失ってしまうのでその辺りの性質を見極めることが重要です。
もっとも、それすらかいくぐって自分にたどり着く、口説いてくれるような男性を女性はお望みかもしれませんが、それはさすがに都合が良すぎると言えます。
男性も忙しい中、限られた時間で女性を口説かなくてはなりませんので、結果がどうなるかも分からない恋愛にそこまで時間は割けませんし、無理なものをいつまでも追いかけるような真似はしないのです。
そこも含めて男性は現実的ですので、思い通りにならない女性を目指した末に、それこそ理想の王子様でも待つかのような振る舞いですと、男性は高値の花でも相手をしなくなりますので要注意となります。
同じ高嶺の花でも、「ほどほど」のものであるくらいの方が多くの男性が寄ってくると思われますし、それで多くの男性をふるいに掛けることが出来て、良い出会いに繋がる可能性は高くなるのです。
好意に転換する
恋愛というのは不思議なもので、最初は好きでなくても時間経過と共に好意に変わっていったり、あまり好みでなくても何度か一緒に居る内に可愛く、格好良く見えてきます。
その状況と同じなのか、男性は思い通りにならない女性を攻略しようとしている内に、何とかして落とそうとしている内に、本当に好きになってしまうことがあるようです。
別に最初はそれほどの感情は抱いていなかったものの、思い通りにならないのであの手この手で攻略しようと躍起になっていたら、いつのまにかかけがえのない存在になってしまうことがあるようなのです。
これについては、分かる人は分かると思いますし、分からない人には全く分からないかと思います。
まず思い通りにならない女性というのは、その男性の意図から外れたことをしてくるとか、自分の予想を大きく裏切ってくるなど、そういったことがザラに起こることになります。
それが気に入らない男性は、何とか自分の枠に女性をはめようとするのですが、そこはさすがの思い通りにならない女性、なかなかその男性に染まりません。
そんなですから、男性側も躍起になって必死に自分の思い通りにしようとするのですが、ある日突然「どうして俺はあの女を追っているんだろ?」と、自分を省みることになります。
そこで男性は、「追いかけている理由は忘れたけど、これだけ必死に追いかけているのだから、きっと好きなんだろうな」と、錯覚を起こしてしまう訳です。
単純過ぎない?と女性は思うかもしれませんが、男性は案外こんな感じであることが少なくなく、これで仲良くなってカップルが成立したなんてよくある話です。
さらに、そんな好きかどうかも分からないただの錯覚で付き合えるの?とも思われるでしょうが、男性視点では結構本気、その気持ちは本物であることも多いようです。
勘違いとして片付ける男性も居るには居ますが、その際は潮が引いたようにその女性から離れてしまいますので、きっと手遅れという状態にはならないでしょう。
付き合った後で勘違いと気付くというケースも考えられますが、男性は基本的に冷静でそういう錯覚は事前に気付くと思いますし、女性側の魅力で手綱を握っていけば何ら問題はないものと思われます。
男性に引かれてしまうのは、思い通りにならない女性でありながらもその器でない、その姿勢と魅力が伴っていなかった場合が大半ですので、言い訳をする前に女性は自分磨きを始めるべきです。
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