望まれない命
不倫の目的は、女性は気持ちもあることが少なくありませんが、男性にとっては性欲の解消、または刺激を求める以外にありません。
つまりその際に妊娠してしまうということは、新たに宿った生命は「望まれないもの」、「迷惑でしかないもの」という結論に至ります。
そして不倫自体、離婚事由として認められていることから社会的には受け入れられない行為、倫理に反した行為であることは言うまでもありません。
さて、そんな倫理に反した行為をし、さらには望まれない命を宿してしまった人妻…当事者達はどのような決断を下すのでしょうか?
何を選択したところで、何を決断したところで不幸になる者は必ず居て、もはや考えるのも不毛ではありますが気になる部分だと思います。
ということで今回、人妻なのに妊娠した、させてしまった際の決断を、ケース別にご紹介させていただきたく思います。
必ずやってくる自業自得の転落劇、あなたには縁がないことを切に願っております。
女性で人妻の立場の場合
人妻の立場の女性が不倫の末身ごもってしまった場合、以下のような決断をすることが一般的なようです。
・堕胎
これが大多数の人妻の決断になるようです。
やはり既婚者なのですから、不倫よりも既婚者として、母として、妻としての生活の方が大部分になる訳ですし、優先順位を考えれば産むという決断はないのです。
それに、身体の関係は夫ともある場合が多いので、そうなると妊娠してしまった場合にどちらの子か分からないところもあり、そういう確信のなさもこの決断に影響していると言えます。
まあどのみち、子供に何らかの問題があったとか夫婦間における苦渋の決断によるものではなく、不倫の末の妊娠を堕胎するのですから、その犠牲は想像を絶するものとなりますが。
・離婚して育てる
一応はきちんと決着を付けて、身ごもった子供に対する責任を負った形となります。
その事から、不倫をするような人物ではなかなかこの決断は出来ないようで、やはり割合としては極めて少ないと言えるでしょう。
妊娠したことを夫に報告し、夫の罵詈雑言や制裁も受けた上で離婚、その上で未婚の母として子供を育てていくのですから、筋としては比較的通っています。
もっとも、生まれてくる子供にはこの場合父親はまず居ませんので、強制的にシングルマザーとなり、やはり子供に不自由を強いてしまいます。
・託卵
最もやってはいけないもの、決断すべきではないものなのですが、一部不倫での妊娠を「夫の子」として扱い、そのまま何事もなく育てるケースもあるようです。
いわゆる託卵となるのですが、これはやられる側の男性が最も屈辱的に思う行動で、もしこれをしようとするなら、一生涯バレることを恐れながら生きて行かなくてはなりません。
もし託卵がバレてしまった場合、不倫相手含む自分自身も間違いなく奈落に落ちて、二度と這い上がることは出来ないでしょう。
このケースの男性の怒りは凄まじいものですので、報復の内容によっては社会復帰が困難になる場合もあり、その際は生きていくことも難しくなるでしょう。
もっとも、この行為はそれだけ男性に対して罪になると言えます。
妊娠させた男性の場合
無責任な中出しの末に不倫相手である人妻が妊娠した場合、間男である男性はこのような決断をするようです。
・堕胎させる
無責任な男性は、思考回路も無責任なようです。
自分の行動により妊娠した人妻に対して、冷徹に堕胎を進めることが一般的に多いようで、不倫をする男性の性質をよく表していると言えます。
もはや命を命を思っていない、それどころか母胎も人間と思っていないような振る舞いで、ここで人妻はその本性に気付くことになるでしょう。
申し訳程度にお金だけは出してくれるようですが、それで傷付いた母胎や望まれない命として生を絶たれた胎児が癒える、生き返る訳ではありませんので、単に後で文句を言ってこないようにする保険でしょう。
・自分の子供かどうかを確認
最もよくある男性の反応で、人妻の妊娠が発覚したと同時に、逃げ道を作りたいのは本当に自分の子供なのか、夫との子供でないのかという疑問を投げ掛けます。
頭の中では、頼むから夫の子供であってくれと切に願っており、この時点で不倫をする男性の覚悟のなさ、責任を回避しようとする卑怯さが垣間見えます。
それで、計算上夫の子供である可能性があると分かると、「きっと旦那との子供だよ」なんて根拠のないことを言い、とにかく自分に責任が降りかからないように振る舞います。
それだけでは飽き足らないのか、自分と不倫をしているのだから夫ではない他の男ともしているとか、別の男の種なんじゃないのなんて、怒りに火を注ぐような発言もしてくるでしょう。
・ただただ謝る
妊娠とは「おめでた」と言うように、本来はポジティブなものなのですが、それが邪魔にしかならない人間の理から外れた不倫関係というのは、その事実が起きた際に謝るという手段を取らせるようです。
とにかくひたすら謝って、事が大きくなることを回避しようとする、その場凌ぎの何の意味もない行動となりますが…謝っている本人は、かなり必死であることが伺えます。
謝って何とかなるのなら、謝って責任が逃れられるのなら、謝って堕胎を選んでくれるなら…なんて、人間としての資質が問われるような思考であることでしょう。
もっとも、女性側としてはそんな謝罪など求めておらず、これからどうするかの判断を求めている訳です。
しかしいつまで経ってもその返答がない、ただ謝るだけ…これはおそらく、「人妻の口から堕胎と言ってほしい」他ならないでしょう。
自分の口から言うと、何となく子供を見殺しにした気になって二の足を踏んでいて、ここでもその情けなさ、無責任さが伺えます。
・過酷な現実を突きつける
不倫相手を妊娠させておいてどの口が言うのは甚だ疑問ですが、中には「こういう理由で育てられない」とか、「産んでも俺は○○で親にはなれない」など、理詰めで説得するタイプも居るようです。
つまり論法を駆使して人妻を諭して、「産んでもどうしようもない」という思考に改変させようとしている、非常に悪質な行動なのです。
だから結果的に、女性側は堕胎を選択することになります。
もしかすると、本当は夫に説明をして離婚をし、シングルマザーで育てることも視野に入っていたかもしれないのに、その身勝手な理屈で堕胎を選んでしまう可能性がある訳です。
言った側は、説得に応じたとご満悦になるかもしれませんが、このケースで堕胎した場合は女性もそうなのですが、男性も十分人殺しとなりますのでそこは覚悟しましょう。
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