打たれ弱いとは?
一般的によく耳にする打たれ弱いという言葉ですが、具体的にそれがどのような状態なのか、またどのような人なのかをご存知でしょうか?
「打たれ弱い」とは、自身に降り掛かる出来事等に対する耐久性が低いことで、「立ち直れない」とか「傷付きやすい」などの状態が当てはまります。
つまり精神的な面で非常に脆い、いとも簡単に崩れてしまう人を指し、基本的にはポジティブとして扱われないネガティブな意味合いとなるでしょう。
あなたの周囲にも、とても傷付きやすいとか繊細な人は居ませんか?
おそらくその人は打たれ弱い人なのですが、以降でその具体的な性格や特徴をご紹介しますので、その人が打たれ弱いか否かの判別にお役立て下さい。
それを知ることで迂闊な言動を控えることが可能で、それに伴い余計なトラブルを避けれたり、円滑な人間関係を構築することに繋がるものと思われます。
それと、もしご自身が打たれ弱い人という場合、そんな人向けに打たれ弱い自分を改善する、打たれ弱さを克服する方法についても言及します。
打たれ弱いの性格や特徴
その全てがそうとは限らないのですが、打たれ弱い人というのは一定の性格や特徴をしているようで、ここではそれをお伝えさせていただきます。
・マイナス思考
打たれ弱いによくある性格、特徴…と言うよりも、ほとんどの場合打たれ弱い人はこれを持っているようで、悪い意味で必要不可欠となるみたいです。
と言うのもまず、マイナス思考であることで基本的に物事を否定的、悲観的に捉えてしまい、いつも起こり得る最悪のケースを想定してしまうのは、心当たりがある人はドキっとされることでしょう。
そういう思考を繰り返していることで、常時精神的なダメージを背負っている、常に自分を傷付けていることになり、分かりやすく言えば「最初から体力が減っている」状態となるのです。
何せずっと悪いことばかり考えているのですから、それに伴う精神的な磨耗があるに決まっていますし、それは大なり小なり確実に自分をすり減らしていることになるのです。
だから、いざ自分に何かが降りかかってしまうと対処出来ない、狼狽えてしまう、精神を維持出来ないなど、打たれ弱いところが明確に現れてしまうのです。
そして、最初から精神をすり減らしていること、そこからさらにダメージがあったことで、立ち直るまでの期間も長い場合が多く、それもまた打たれ弱さを露呈してしまっています。
・神経質で繊細
神経質だったり繊細だったりの人というのは、そうでない人よりも敏感に物事に反応したり、感受性が非常に強いことが多いようで、それに伴い打たれ弱いようです。
神経質なのですから、ちょっとしたことが気になってしまったり些細な出来事でも強く心に止めてしまったり、脆いところが散見されるのではないでしょうか?
繊細な人も、客観的に聞いてそれほど強い言葉でなくても傷付く、ほんのちょっとでもバカにされると塞ぎ込むなど、そういう弱いところが顕著なのではないでしょうか?
そういう意味で打たれ弱い訳です。
もっと分かりやすく言うなら「傷付きやすい」人で、こういう人との会話というのは言葉を選ぶことを強いられる、配慮する必要がある為、時に鬱陶しがられることもあるかもしれません。
もっとも、神経質とか繊細なのは悪いことではなく、場面によっては推奨される、良いところとなることも少なくありません。
この手のタイプは心から優しい人が多いので、相手をするのが面倒なところもあるのですが、人の気持ちを汲み取ることが出来る昨今では稀少な人とも言えます。
・見栄っ張り
見栄っ張りな人というのは、その根底に「自分を大きく見せたい」という気持ちが強いようで、それが逆に自分の打たれ弱いところを隠そうとしている心理とも言えます。
別に、ありのままの自分を見せていればいいはずなのですが、それで「舐められる」とか「尊敬されない」など、変なところでプライドが高いところがあるのは、この手の人の共通事項です。
そしてそれは、「舐められたくない」「尊敬されたい」という気持ちの現れであり、そんなことをされると自分を保つことが出来ない…つまり、打たれ弱い人となる訳です。
何せ自分を大きく見せるということは、ありのままの自分に自信がないことになりますので、見栄がただの見栄とバレればたちまち消沈…これで打たれ強いなんてありえません。
それともうひとつ、見栄が虚構であるケースが多いことから、頻繁に嘘をつく人も打たれ弱い人である、またはそれに近い人である可能性が高いと考えられます。
理由はまず、嘘というのはそもそもその場凌ぎだったり自己保身の為に用いられるものですので、「とりあえず今を、自分を何とかしたい、守りたい」という姿勢であることが伺えます。
つまり、自分を守れるならその他はどうでもいいということになりますので、それはすなわち「それだけ自分は攻撃されたくない」気持ちの現れで、そしてその気持ちが極めて強い訳です。
他人を差し置いてでも自分を守ろうとする…それは、明らかに自分が打たれ弱いことを示している、暗に自分が打たれ弱いと言っているのと同じなのです。
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