愛情には期限がある
結婚する寸前とか、結婚したまもなくこそいつまでもラブラブで、ずっとお互い愛し合って生きていくと信じて疑わないと思ったあの頃…どの夫婦でもあったことだと思います。
しかし時が経つに連れ、伴侶の嫌なところとか結婚生活の現実、それに伴うストレスなどが相まって、伴侶に対する気持ちが目減りしていくのが大多数の夫婦となるでしょう。
別に、それは決しておかしなことでもなければ責められることでもなく、それは人間の性質からして仕方がないところ、やむを得ないところとなります。
何故なら人の愛情には期限があるようで、どれだけ相手を好きでもおおよそ3年ほど経てば冷めていく、落ち着いていくと言われているのです。
しかし、ごく少数そういう愛情、感情が覚めやらず、いつまでも伴侶を大好きという人が居るようです。
そして、そのような人は伴侶をいつまでも大好きである理由、根拠があるようで、もし夫婦関係に疑問を抱かれている人には参考になるのではないでしょうか?
今回はそれを女性視点…つまり、嫁がいつまでも旦那を大好きな理由をご紹介しますので、既婚女性の夫婦関係改善の参考になれば幸いです。
家族のために頑張るから
毎日夜遅くまで働き詰め、休みの日も休日出勤が少なくない…でも、家に帰れば本当の休みが来れば、家事や育児に積極的でいつも頑張っている…という旦那さんとします。
これでポジティブな印象にならない嫁などまず居ませんし、大好きであっても何もおかしくないどころか、それで当たり前と言っても過言ではないでしょう。
仕事などの男性ならではの努力だけの人は少なくありませんが、それは結果的に家族のためになりますし、その上家庭にもウエイトを置くなんてもはや尊敬に値するでしょう。
それと、たとえ仕事などの男性ならではの努力、頑張りだけであっても、そんな旦那を大好きで居る嫁も決して少なくはないようです。
仕事はもちろん、仕事上の付き合いとか飲み会なども大切な仕事、結果的に家庭を維持している、守っていると理解している女性であれば、これが理由で充分大好きになるのです。
形はどうであれ、自分に出来ないこと、自分が嫌と思うこと、自分では苦痛と感じるものをしれっとやってのける旦那は、嫁にとってとても眩しく映るものなのです。
そんな嫁の気持ちを旦那も察していて、仕事に家事に育児にますます励むことは間違いありませんし、それでますます夫婦関係の向上が青天井となるでしょう。
もっとも、これには嫁側の理解が必要となります。
関係の悪い夫婦の場合、仕事をしていても「仕事ばかり」、付き合いがあれば「自分だけ楽しそう」なんて、旦那の苦労を全く労わずに、かいつまんで揚げ足を取るでしょう。
それにより旦那側にも不満が現れ、家事やら育児を手伝うどころかますます仕事に逃げてしまう、仕事に集中してしまう結果となり、本末転倒な顛末を辿るものと思われます。
一個人として尊敬している
どうして旦那が大好きなのか…それは旦那を一人の人間として、一個人として尊敬しているだけで、それ以上それ以下でもないというケースも少なからずです。
おそらくこのケース、出会った当初から旦那は尊敬出来る人物のまま、性状のままで結婚という過程を踏み、現在に至っているのでしょう。
男性としての魅力ではなく、「人間としての魅力」に嫁は惹かれていますので、男女関係ではなくもっと広義による感情ですので、その根っこは良い意味でとても深いと言えるのです。
だから大好きという感情も長続きしますし、いつまでもずっと同じ気持ちでいられる、年老いても「男」の部分は変わっても「人間」は変わらないので、現状維持が貫けるのです。
なお、別にその尊敬する部分が複数なくても、たった一つであっても感情は維持されるようです。
肝心なのはあくまで「尊敬出来る部分があるか」であり、そしてそれを誰に対しても遠慮なく言える、自信を持って言えるものであれば、そんな複数は必要ないのです。
もちろん旦那もそういう嫁の気持ちに気付いていて、おおよそ自分にはないところを嫁に求め、探し、見つけて同じく尊敬していることでしょう。
男性は好意を持つ者に対して好意的に接する、好きになる可能性が非常に高いので、つまりは良い循環がその夫婦間で行われていると解釈出来ます。
これが全く尊敬出来ない旦那、そもそも嫁側に一切そういう感情がない場合は、やはりそれなりの夫婦になってしまうものと思われます。
尊敬出来ないのでいつも旦那を下に見て、事あるごとにダメ出しをするとか文句を付けたりなど、おおよそ負の感情で満たされてしまうような言動を、無意識で行ってしまいます。
だから旦那も不満やストレスなどを溜め込み、結果いつかどこかで爆発するとか、自宅に帰ってこない、不倫をするなどの負の連鎖に見舞われてしまうものと思われます。
居るだけでありがたい
なかなか貴重な理由、そして非常に慎ましく嫁の良い性格が伺える理由ですが、割合としては少ないもののケースとしてはあるようです。
まあ読んで字の如く、旦那として傍に居てくれるだけでとてもありがたいのです。
付き合ってくれて、結婚してくれて、一緒に居てくれることが幸せであり、それを成すことが出来た要素…つまり旦那に対して感謝をしている訳です。
そういう極めてポジティブな感情であるため、旦那が大好きなのはもはや当然と言ってもよく、しかもそれこそ「いつまでも」大好きで居てくれるでしょう。
そんな存在だけを感謝してくれる嫁です。
裏切らないように、もっと好きになってもらえるように、がっかりさせないように、さらに頑張ろうとするのが男性であり、当たり前のようにその期待に応えることは間違いありません。
そして、そんなただ居てくれるだけでいいのに、それだけで大好きなのに、さらに頑張る旦那を見た嫁は、これまでご紹介した大好きな理由を重複して、さらに旦那LOVEとなる訳です。
理想の関係と言えますし、これ以上の良い夫婦関係はもう考えられないでしょう。
もっとも、居るのが当たり前、居るのが義務、居て然るべきと考えている嫁が、旦那と険悪な雰囲気という訳ではありません。
そもそもそうやって思うのが普通ですし、むしろ居るだけで感謝という方が珍しいと言えますので、一般家庭のモデルとなるのは後者となるでしょう。
ただ、居て当たり前と思うことはたしかに悪くないのですが、それは存在を失ってから初めてその大切さに気付くことの現れとなりますので、やはり日々の感謝はしておくに越したことはありません。
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