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理想の夫婦とは?男女で違うそれぞれの理想の夫婦像を解説!

理想の夫婦とは?男女で違うそれぞれの理想の夫婦像を解説!

結婚
まひる
まひる
2019.09.24

女性の思う理想の夫婦像

Smiling couple in love outdoors.

次に女性の思う理想の夫婦像ですが、怖いくらいに男性と相反しているようで、よくこれで夫婦というものが成立しているなと感心してしまいます。

・いつまでも仲良く

結婚した後でも年齢を重ねた後でも、老後になっても仲良くしていたい、場合によってはラブラブでありたいと願うのが女性の基本的な夫婦の理想像のようです。

結婚をしてもそこは男女、ぴったりと傍に寄り添ってお互いを助け合って生きていく…これこそが、女性の思うベストな夫婦になるのでしょうね。

なお場合によっては、年老いてもキスが出来たらいいとか、それこそ今の関係をそのまま老後に持って行けたらいいとすら思っている女性も、意外と少なくないようです。

もちろん距離は近ければ近いほどいい、付き合った頃と同じように仲睦まじくしていきたい、まるで別の蔦が絡み合うような感じがイメージとして近いのだと思います。

この思考は、女性の「徒党を組む」「複数で生きる」などの本能から来ているのか、何かとお互い強い干渉を求めていることが伺えます。

女性は従来、集落とか集団で生活していたことからその名残があり、常時誰かが傍に居てほしいとか、一緒に居たいという感覚を強く持っているのでしょうね。

だから孤立や孤独を好む男性には少々息苦しいようで、逃げる夫追う妻という構図が自然で出来てしまう、勝手にそのようになってしまうようです。

女性としては寂しいところですが、男性の性質上なかなかその思惑通りにはいかない、寄り添おうとしても夫から離れてしまうのが現実になるでしょう。

・夫婦でも恋人のようでありたい

これは、結婚を恋愛の延長線上と考える女性に多い考え方で、たとえ夫婦であってもいつまでも恋人気分、恋人のようでありたいと思うのが、理想の夫婦像となるようです。

そこに子供が居たとしても、適宜二人で過ごす時間はしっかり取って、恋人時代のようなドキドキ感を味わいたいと思うのが女性なのでしょう。

よくあるものでは、子供が生まれた以降も恋人時代のように名前で呼び合う、妻ではなく恋人みたいに扱ってほしいなど、まるで思春期の女の子のような発想とも言えます。

もっとも男性、恋愛は恋愛、結婚は結婚と完全に割り切る性質があるので、結婚した以降妻はあくまでも妻、婚姻関係により成立した関係という認識になるようです。

だから基本的に恋人扱いをするのは無理、思考的にどうしても出来ないことが少なくなく、やはり子供が生まれると「母さん」「ママ」と自然に呼んでしまうようです。

それを苦情として夫に打ち明けても、おおよそ恥ずかしがって絶対に言おうとしない、「いや、結婚しているんだから」と一蹴されてしまうでしょう。

これについては、まず男性は結婚をしても子供が生まれても、その自覚を得るのに非常に時間が掛かる傾向がありつつも、一度自覚が芽生えれば凛としてその役割を果たすという性質があります。

一方女性は、結婚に関しては自らが先陣を切ることから自覚は申し分なし、そして子供に関しては身に宿した瞬間から母性が生まれるのでそこもクリアしています。

ですが、女性は良くも悪くも柔軟な思考をしており、子供がいても「女」の部分を忘れておらず、それに伴い夫の前ではその女の部分が出てしまう訳です。

だから恋愛の延長戦で考えてしまうことが多いのですが、男性は長い時間掛けて身に付いた自覚をデリートすることが出来ず、「あくまで嫁は妻であり母」「あくまで俺は夫であり父」がブレないのでしょう。

どうやって歩み寄る?

Young man and woman looking at each other from distance

さて、ここまでの内容でお分かりいただけたかと思いますが、はっきり言って男性と女性ではその理想の夫婦像が掛け離れていて、その価値観の擦り合わせが非常に困難であることが伺えます。

だから結局はどちらかが我慢、どちらかが歩み寄る必要があるのですが、やはり最良と言えるのはお互いの主張を五分五分と言ったところですかね。

夫婦なのですから二人、二人なのですから価値観も半分こ、考え方も理想も求めるものも半分こにしておけば、万事解決と言っても差し支えはありません。

しかしそんな簡単な問題ではなく、それぞれがきっと譲れない何かがあるとか、ここだけは自分の理想の夫婦を貫き通したいなどもあるのではないでしょうか?

だからそこの配分が難しいところなのですが、実際その譲れない何かと言うのは核心に迫る部分…すなわち、譲れない部分を抽出すると、お互いがすれ違うという点です。

例えば、夫は必要以上に干渉しないのが理想の夫婦なのに、妻が干渉し合える関係が理想の夫婦だとするなら、それらは相反している訳で絶対に混ざり合いません。

ですので半分こという概念が通じず、必ずどこかでどちらかが折れなければならなく、そして折れた側が自分の思う理想の夫婦から遠ざかってしまう訳です。

これは折れてしまった方がなかなか辛く、折れてもらった側はそのためのフォローをしなくてはなりません。

例えば妻側の意見を通してもらったとするなら、妻はそれ以外の夫の理想の夫婦像を全て叶えてあげるなど、自分が折れなければならない部分を探さなくてはなりません。

何せ絶対に譲れない部分を譲ってもらったのですから、それ相応の見返りを夫に渡すくらいでなければ、夫は確実に妻の思う理想の夫婦像を目指してくれないからです。

当然逆も然りで、夫の主張を通した場合は妻の思う他の理想の夫婦像を全て通すくらいでなければ、おおよそ理想ではなく今の夫婦関係すら危うくなるでしょう。

簡単そうに見えて意外とシビアな問題ですので、夫婦共に今一度話し合うとか相談したりなどで改めて理想の夫婦を掲げて、まずは譲れる部分と譲れない部分の抽出から行うべきでしょう。

まあ思うところはたくさんあると思いますが、夫婦はご存じのとおり共同作業により円滑、より良いものにして行かなければならず、その共同作業をほっぽらかして理想の夫婦などは到底無理なのです。

自分だけが理想の夫婦を目指したところで、それを伴侶に強要したところで、伴侶は全くそこに気持ちがない訳ですから理想とはかけ離れた、それでいて不快で歪な関係となるでしょう。

伴侶に対する思いやりは欠かさず、そして二人で理想の夫婦を必死に模索していくことこそ、自分たちの思い描く理想の夫婦に最も近づける手立てとなるのです。

まとめ

現実を言うと、男女それぞれの理想の夫婦像を全て採用する、適用するのは、それぞれの意見や主張が相反していることから、まず不可能だと考えられます。

片方はずっと傍でイチャイチャしたいと思っているのに、片方が適度に距離感を保つなんて考えていたら、二律背反でしかありませんので無理なのです。

これで多くは「半々」、「イチャイチャすることもあれば距離を取ることもある」という、双方の意見を採用することになるのですが、これはこれで問題が起こるでしょう。

それはお互いの意見を尊重している反面、逆に言えば「半分我慢している」ことになるので、場合によっては不満となり理想の夫婦像から離れてしまうかもしれないのです。

まあそこは、片方の意見だけを通せないという前提がありますので、これで我慢が出来ないなんてさすがに一個人として、成人として、既婚者として問題があるでしょう。

ですので、出来れば伴侶の結婚観に対する理解を持つ方が、結果的には自分が譲ることになるのですがそれが最も上手くいくものと思われます。

それで伴侶も、自分が譲られていることに気付いて配慮してくれることが期待出来ますので、それで良い意味で「半々」となるでしょう。

最初から設定するという考え方よりも、そこに気持ちがあった上で譲り合う方が心象的には遥かに良いものとなりますので、理想の夫婦にさらに近づけることになるのです。

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