多趣味の概要
基本的に、趣味というものは一つないし二つ程度であるのが一般的な考え方で、大多数の人はそれ以上の趣味を持つのは時間的な都合や物理的に厳しいようです。
しかし一定数、それを超える数の趣味を持つことがあるようで、つまりは3つ以上の趣味を持っていると多趣味とされているようです。
簡単に例えますが、サーフィンを嗜みつつ釣りにも造詣があり、絵画をしたりジョギングも時折やっている…といった感じになるでしょう。
且つそれらが、一般的な視点で趣味という扱いである、趣味のカテゴリであることが条件となります。
この忙しい現代、なかなかバイタリティに溢れている人物だと言えます。
不景気で賃金に見合わない仕事量、忙しさがある今の社会情勢で、多趣味であるというのはある意味強みと言えるでしょう。
今回はそんな人、多趣味な人の考え方とその特徴についてご紹介させていただきますので、一体どういう人なのかを知ってみましょう。
今は趣味ひとつ持つことすら難しい、お金が足りないような時代ですので、そんな人から学べることは多いと思います。
お金持ち
まず最初に挙げられる、多趣味な人の特徴というのはお金持ちであること…いえ、特徴というのもあるのですが、むしろそれが条件として必要になると言った方が正しいのかもしれません。
趣味というのは嗜好の世界であることがほとんどであるため、どうしても家計で言えば「雑費」の域を出ておらず、「余ったお金」で運用していくという性質があるからです。
もしこれが貧乏であるとかお金の余裕がないとなると、必然的に趣味に割くお金はないという結論になりますし、それに伴い多趣味なんてとんでもないという思考になると言えます。
そして趣味というのは、その内容にもよりますが基本的にお金が掛かるものです。
スキーであればスキー板、ストック、ウェア、ブーツその他諸々の小物…これらを全てひっくるめると、下手をすれば10万円を超えてしまうでしょう。
まあ初期投資さえすれば、後は交通費やリフトの1日券、食事代などで済むと言えば済むのですが、交通費もスキー場によってはかなりの金額になりますし、リフト券だって数千円です。
ゴルフであればクラブを一式揃えるだけでも数万円以上、そしてコースを回るのに毎回万単位のお金が、釣りだってロッドやリールならまだしも、消耗品を合わせれば結果的にとんでもない額になります。
だからランニングコストで考えると、いくら初期投資で道具が揃うと言ってもなかなか馬鹿にならないと言えますし、だから「お金が掛かる」という結論になるのです。
まあ、多趣味であってもそれらの趣味全てがお金の掛からないものの場合もあるのですが、おおよそそれらの趣味は系統が似ているとか、そういう背景があるものと思われます。
ですので、そういう基本お金が掛かる趣味を複数持つというのは、イコールでたくさんお金が掛かる、だからそれを出来る人はお金持ちという結論に導かれるのです。
昨今は誰でもある程度の趣味を持てるようにはなっているものの、「多趣味」として認識されている人はおおよそお金を持っている、財産に不自由していないと考えられます。
常に刺激を求めている
平日は仕事に行き、休日はその疲れを取る…これが一般的な社会に身を置く者の日々になると思いますが、その内容は平坦でしかないのが現実です。
忙しい毎日を送っていて、少なくとも暇とは言えないはずなのに何となく退屈で、人生をつまらないものとしてしまう人も居るのではないでしょうか?
そういう現実が嫌で、そういう退屈が嫌で、刺激を求めようとした末に多趣味となった、趣味で刺激を得ようという思惑があったのかもしれません。
趣味というものは嗜好が全面に反映される、また自分自身の好きな、興味のあることである為に、非常に刺激が強いと考えてもいいでしょう。
興味のないことについては、長々話を聞いているとつまらない、眠たくなるなど…勉強を始めるとたちまち眠気がくるのではないでしょうか?
それは「つまらない」から、「退屈」だからであり、自分にとっての刺激にならない、琴線に全く触れないからだと思います。
一方、興味のあることについては全く眠くならない、それこそ話せと言うなら夜通し話すことが出来ると思いますし、結局はそういうものだと思うのです。
さらに、趣味は嗜好であることから基本的には日常より「派手」、「見栄えする」、「楽しい」のが当たり前ですので、それが刺激に拍車を掛けているとも言えるでしょう。
そしてその機会が増えれば…つまり多趣味であれば、それだけ刺激が増えることが期待出来ますし、単純に刺激の数としても優ることになります。
だから多趣味の人というのは、刺激を多く求めている、またはさらなる刺激を求めていることが考えられ、これもまたひとつの特徴になると考えられます。
おそらくではありますが、それらの趣味はアグレッシブなものだったり多くのバイタリティが求められるなど、何かと強烈な印象を残すものが多いことも考えられます。
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