無理をしても待っているのは…
食欲は人の三大欲求のひとつと言われていますので、このように言うのは絶望の淵が見えてしまいそうですが、人は基本的にダイエットが出来ません。
食欲はあるのですから、それを無理やりねじ伏せて食べたいのに食べない状況を作るということが、そもそもから矛盾している訳です。
で、その上で無理無理ダイエットをした結果、数か月も経たない内にリバウンド…まあここまでが、一般的なダイエットの流れ、顛末だと言っても差し支えはありません。
つまり、人の身体はダイエットに向いていない、ダイエットが出来る前提で作られていないのです。
ですが、きちんとダイエットを成功させている人もたくさん居ます。
だから上記の理屈が通らないことになるのですが、実はそういう人というのは別にダイエットを無理無理やっていない、格別人の身体に逆らっている訳ではないのです。
きちんとダイエットをするコツを理解していて、それに基づいて結果を出しているだけですので、何らおかしいことではないのです。
ではそのコツとは一体何なのか、以降でその全てを網羅してみますので、是非是非ご参考、ご活用下さい。
「我慢」という発想をなくす
ダイエットに付き物と言える「我慢」ですが、まずは大前提としてこの発想をなくすこと、「我慢」という考え方を頭の中から外すことが、確実なダイエットに向けて必要なものとなります。
その理由ですが、我慢という行動は人にとってネガティブなもの、負の要素であることはその行動から伺えると思いますし、実際「嫌なこと」と認知されていると思います。
そしてその嫌なことというのは人にとってのストレスとなり、そのストレスこそが食欲が止まらない人にとっての最大の弊害になることがあるのです。
下手をすればそのストレスにより、目標体重どころか現体重を上回ってしまうとか、結果的にリバウントという憂き目に遭うかもしれないので、決して無視することが出来ないと言えるでしょう。
では具体的にどのようにすればいいのか、どんな発想であればいいのかが問題となるのですが…これについては、それほど問題はなく意識改革が出来ると思います。
肝心なのは結果であり過程ではないのがダイエット…その前提を考えれば、逆に言えば結果さえ伴えばその過程というのはある程度容認されるということになりますよね?
あまり過程が雑だったり適当だったりしてしまうと、健康面に被害が出る恐れがあるのであまり過程を無視する訳には行きませんが、ある程度だったら問題がない訳です。
その事から、ダイエットの途中でもご褒美として好きな物を食べたり、何でも食べ放題の日をたまに設けるなどをして、ストレスが溜まらないようにすべきなのです。
人は先の見えない、または非常に遠い目標に何もなく突き進むことが苦手です。
最初こそ壮大な目標を打ち立てても、それだけを目的にして真っ直ぐ向かって行くことは、大多数の人には極めて困難なのです。
ですので時折自分にご褒美をあげる、休憩をするなどをしてストレスを和らげ、「また明日から頑張ろう」という英気を養うという観点を持つことが重要になります。
それをすることで、ストレスは最小限で最大の効果を上げられることが期待出来ますので、食欲が止まらない人も効率的にダイエットが出来るでしょう。
とどのつまりが、それが二、三日に一回では困りますが、二週間に一回などの頻度で「たまには自分に優しく」が必要なのです。
まずは〇〇という目標を持つ
今のあなたの体重が58kgだったとします。
これではまずいと思いダイエットを決意することになるのですが、多くはその際に目標の体重を設定するのではないでしょうか?
おおよそ48kgとか46kgとか、女性であれば大方その辺りを目標にしてダイエットを始めるのではないでしょうか?
そして、ある程度痩せることには成功したものの、行き先が見えない、終わりがまだまだ遠い…それにより心が折れて、ダイエットが頓挫してしまうなんてことがあったのだと思います。
頓挫してそのままであれば、一応ダイエットはある程度成功したことになりますが、悲しいかな人間の身体のシステムというのはそれを許してくれません。
多くはリバウンドをしてしまい、58kgが元の体重だったはずなのに60kgを超えてしまうなんて…もう考えるだけでも恐ろしいでしょう。
結局、人間の体の仕組みからして一気に痩せようとするのは、土台無理なことなのです。
だから最初から「最終目標体重」を目指すのではなく、「まずは-2kg」とか「〇〇までに-5kg」など、細かく設定しておくことが重要になります。
それであれば、目標を達成するに際して現実的である、且つ比較的早期に目標が達成出来ますのでやりがいがありますし、張り合いも十分になるのではないでしょうか?
遠い100万円より目先の1万円のような考え方ではありますが、このダイエットに関しては目先の1万円を追う方が遥かに有効だと考えられるのです。
目標を達成するのは気分がいいものですし、それで自分に自信が付いて次の目標に対しても頑張りを見せられ、良い循環になることが期待出来るでしょう。
さらに今回の内容は食欲が止まらない人向けですので、目標は近い方が自制心が働きやすい、比較的保ちやすいと思われますので、このやり方はまさにうってつけだと思われます。
ただし、あまりに低い志であるとその分ダイエットが、辿りつくまでに時間が掛かってしまいますので、そこは常識的な範疇で設定するようにしましょう。
まあリバウンドの関係もありますし、遅ければ遅いほどそれの可能性が減ることを考えると有効なのですが、あまり間を置きすぎるとそれはそれで中だるみしてしまいます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。