「共感」を理解している
一般的な男性というのは、会話をする際に結論ありきで考えたり内容に起承転結を求めたり、その会話に意味を持たせる、また見い出そうとする性質があると言えます。
簡単に言うなら「〇〇は、〇〇だから〇〇である」と、会話にきちんとした流れが必要である、そうあるべきという考え方が強いようなのです。
それだけに、女性特有の建設性のない話だとか脈絡のない話、また会話に起承転結がないと不機嫌になったり、聞く耳を持たないことが少なくありません。
最もよくある男女の会話の過程で、男性側が「だから何?」「一体どうしたいの?」等の答えを求めてくるようなシチュエーションなんて、身に覚えがあり過ぎると思います。
ここは男性が全く分からないところのようで、女性としてはただただ聞いてほしいだけ、共感してほしいだけであり、別に答えなどは求めていないのです。
答えを求めることだってあるのですが、男性が思うように物事に筋道を立てて説明することが苦手で、共感して察して欲しいと考えている訳です。
それはたしかにきちんと口にしない、会話を起承転結させない女性に非があるのかもしれませんが、それで切り捨てるのはあまりに思いやりがないと言えます。
特に社会でしっかり揉まれた男性は、そういう女性特有の会話を非常に嫌う傾向が強いので、それで会話が制限されてしまいやきもきする女性も多いのではないでしょうか?
しかし女子力男性の場合は、やはり女性と感性が近いことからきちんと「共感」を理解していて、会話がいつまでも弾むことでしょう。
女性の視点に立って会話が出来るので、女性によくある「ただ聞いてほしい」場合は時に相槌をしながら、しっかりと受け止めてくれるでしょう。
建設性のない話だって、別に答えや起承転結なんて求めずに一緒になって建設性のない話をしてくれて、会話中にストレスが溜まることがないと考えられます。
会話が重要なコミュニケーションであることから、女子力男子のこの性質は女性にとって非常に有意義なもの、大きなメリットになるものと思われます。
結婚しても家事育児が優秀
女子力男子は女子力が高い男性…ということは、女子力と言えるものは大抵備えていて、場合によってはそのレベルも高いことが伺えます。
特に世間で言う女子力と言うのは、男性視点のもの…つまり、「男性が女性に求める女性らしいスキル」という意味もありますので、言い方を変えれば女子力男子はそれも備えている訳です。
「料理」「家事」「育児」…これらは女性視点ではあまり女子力にならないとされていますが、男性においては「女子力として最も重要なスキル」と認知されていると言えます。
だからそれを備えている女子力男子というのは、結論を言えば「男性でありながら妻の仕事を担うことが出来る」ことになる訳です。
そんな女子力男性と結婚したら、もうどのような顛末になるかは目に見えています。
何せ妻の仕事をそっくりそのまま出来るかもしれないのですから、妻の負担は著しく軽減する可能性が高いと言えますし、もしもの時に任せることが出来ると言えるのではないでしょうか?
これを一般男性に置き換えますが、まず昨今は男性の家事育児の参加がもてはやされており、それに追従するかのように多くの男性がスキルを身に付けていますが、未だ発展途上です。
だからまだおぼつかないところも多く、家事や育児を任せるまでには至らない、まだまだ妻がしっかりやらなければならないのが現実です。
それは共働きでも同じ…つまり一般家庭であれば妻に負担が掛かることが多いので、そこをクリア出来る女子力男子というのは、極めて重宝されるタイプと考えて差し支えはありません。
まあ必ずしも女子力男子がそのようになる、また家事や育児のスキルを身に付けてくれるかどうかは分かりませんので、ギャンブル的な要素があると思います。
しかし女子力を備えていることから、可能性的には一般男性よりはずっと高い、それらのスキルは身に付けやすいので、もはや比べるべくもないでしょう。
女子力が高くても「男性」
ここまで女子力男子についていろいろと記述しましたが、女子力男子というのが高い女子力を身に付けている、そしてそれが女性にとって都合がいいことはお分かりいただけたと思います。
ですが「女子力男子」という響きは、いくら女性にとって都合がいい、または付き合っていてストレスが溜まらない等メリットが強い相手だとは言え、やはり男らしさは持ってもらいたいですよね。
女子力というだけに女性に近いとか、なよなよしているのでは恋人というより友達みたいですし、そこは男臭さみたいなものもほしいと感じるはずです。
そこについては、まず問題はないかと思います。
いくら女子力があるとは言っても、性別は男性であり性根は男性、心の底は男性なのです。
備えている女子力というのは、あくまでその男性が好きで身に付けたもの、そういう性質があったというだけであり、別に頭の中まで女性に染まっている訳ではないのです。
感性も近い、考え方も近い…しかし根っこは男性であり、それは一緒に居るだけでいずれ理解出来ることでしょう。
だから時折男らしさも見せてくれるでしょうし、その女子力を男性版に変えてより良いものしてくれることもあるでしょう。
ということで、実のところ女性が夢描く理想の男性を具現化したみたいで、逆にうさん臭さを感じてしまうかもしれません。
ですが実際のそのとおり、女子力男子はそれだけの可能性を秘めている相手となりますので、引く手あまたであるのが当たり前なのです。
ですので、まだ女子力男子がそこまで認知されていない今こそチャンスで、今日からでも先物買いに走りに行くことを強くおすすめします。
優良物件は、何でもすぐに売り切れてしまうのが世の常なのです。
まとめ
何となく一般的な男性と女子力男子の比較記事のようになっていますが、まあそこは女子力男子を語る際に一般的な男性との差を理解しなければなりませんので、仕方がないところだと言えます。
だから決して一般的な男性に魅力がない、悪いところが多い訳ではないのですが、女子力男子というのがあまりに女性視点で魅力に映るために、このような形となってしまうのです。
女子力男子と一緒に居れば、お互いを「同じ場面であっても」フォローし合うことが出来て、良好な関係を維持することが出来るものと思われます。
一般的な男性でもフォローはもちろんし合えますが、それは「別の場面に限る」ことですので、自分の分野じゃなければ難しいところがあるのです。
例えば、仕事一徹の男性に自宅の掃除を任せても、多くはろくなことになりません。
ですが女子力男子であれば、結婚した場合に限りますが「一般的に妻がすること」であっても、容易にフォローをすることが出来る訳です。
つまりは、同じ土俵に立つことが出来る存在であり、そんな貴重な女子力男子というのは今後もっと重宝されていくものと思われますので、今の内に是非!と言うことです。
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