征服欲とは?
征服欲とは、読んで字の如く征服したいと思う欲となるのですが、男性のそれは女性が主な対象となるようです。
つまり、対象の女性を征服したいという欲を持っている、場合によってはその度合いが強い…多くの男性に伴うものだと考えられるのです。
しかし女性からすると、どうしてそんな欲望があるのか分からないところで、別に今一緒に居るのだから何の不満があるの?と言った感じになるのではないでしょうか?
しかし男性はそういう問題ではなく、この場合「彼女を征服しなければならない自分なりの理由がある」ようなのです。
これだけではおおよそ女性では分かりかねますよね?
だから今回、どうして男性は征服欲が強いのか、その心理を解明させていただきたく思いますので、男性心理の把握に役立てていただければ幸いです。
それを把握することで男性が一体何と戦っているのか、そして何より「自分に対する自信のなさ」が明るみになると思います。
他人と比較している
征服欲の強い男性に最もありがち、心理として最も多いと考えられるのがコレで、この心理により女性に対する征服欲が生まれてしまうようです。
と言うのもまず、他人と比較をするタイプというのは、言い方を変えれば他人を羨む性質を持っているということになります。
自分を主体で考えているなら、他人を羨まずに自分の中で評価が留まっているなら、わざわざ自己評価に他人を介入させる必要がないからです。
だから何かと他人と自分を比較するタイプは他人を羨ましがる、自分だけで収まるタイプは他人なんて意に介していないという結論になります。
ではその他人を羨ましがることが、征服欲にどのように関係しているかについてですが、まずは他人を羨ましがるケースを例として挙げさせていただきます。
「俺よりあの男の方が年収がいい」
「あいつの方が俺よりイケメンだ」
「俺よりあの同期の方が出世している」
よくある嫉妬、やっかみですね。
ではこれらと征服欲についてですが、まず上記の例というのはこの手の男性にとって、「自分より好条件の男が居ることにより、彼女がそれらに靡いてしまう」可能性に結び付きます。
女性としては、彼女としては、別にそんなことはない、あなたがいいと言ったところでこのタイプには通じませんし、内心は信用していないでしょう。
それどころか、きっと自分より好条件の男に言い寄られれば、いとも簡単に乗り換えるであろうと考えているとも考えられます。
だからそんな男に靡かないように、自分の手元に置いて置けるように、彼女を征服しようとする欲望が生まれてきてしまう訳です。
現状は自分の彼女である為「まだ比較的有利な立場に居る」という思惑があり、それなら征服することでそれが確固たるものとなるという発想となるのでしょう。
そういう発想であることが多いので、自分より好条件の男と判断出来た場合は警戒心を露わにし、元からあるその征服欲がますます強くなるものと思われます。
承認欲求が強い
次に承認欲求に伴う征服欲についてですが、もともと承認欲求というのは比較的女性に傾向が多く、あまり男性では聞かないというのが正直なところです。
しかし、誰かに認められたいとか褒められたいという気持ちというのは、別に女性に限らず男女共通であることですので、決して女性ばかりが持つものではないと言えるでしょう。
そしてこの承認欲求こそが、承認欲求がある男性こそが征服欲を持っている、征服欲を抱えてしまう心理となるようなのです。
誰かに認められたいという文言の「誰か」の部分が、このタイプの男性は「彼女」となってしまう可能性が高いのです。
具体的にですが、まず承認欲求が強い人というのは決まって自分に自信がない、何事にも胸を張れないという後ろ向きの性格をしていることが少なくありません。
そして本人はそれを良しとしておらず、自分に自信を持ちたい、何事にも胸を張りたいという言わば自覚のようなものがあり、改善したいと思っていることが少なくありません。
しかしその手段がない、それを持っていない、自分だけではどうすることも出来ない…だからその役割を、周囲の人間に任せようとする訳です。
周囲から認められることで、「客観的に認められた」「世間から評価を受けた」と解釈し、それは自分とは違う他人からの意見ですので、自分自身に対しても説得力があります。
それだけに快感、満足、気持ちいいという感情で満たされ、そこでこのタイプの男性はようやく自分を認めることが出来るようになるのです。
しかし、ここまでだと征服欲には繋がりません。
承認欲求と征服欲にはどのような関係があるのか、そこに触れていませんのでさらにご説明をしますが、これは上記を言い換えるだけとなるでしょう。
具体的にはまず、彼女に対して征服欲を持つことにより、彼女を征服することにより、彼女が自分と離れられないとか必要としているなどの実感を抱こうとします。
それだけでもある程度満足感を抱けるようですが、さらに「一人の女性を征服出来ている」という事実が、自分の自信などに繋がるのです。
それは同じ快感や満足等を得られることとなり、そして同じくそれで自分を認めることが出来るという、何とも寂しい限りの発想をしているのです。
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