自分に自信が持てない
これは前項に類似していますが、特に自分に自信がないという部分が強い男性によくある心理で、それに伴い征服欲が生まれてしまうようです。
というのもまず、自分に自信がない人というのは、基本的に周囲の「自分より優秀な人物」に対して、勝手に自信喪失をしている気があると言えます。
自分になかなか自信が持てない割に、どういう訳か「勝負をするならより高み」という意味不明のプライドだけは持っていて、格下と勝負をしようとはしないのです。
そもそも何と戦っているのかすらよく分かりませんが、自分に自信を持てない男性というのは、決まってそんな経緯で勝手に自信を失っているのが現状のようです。
その後、どうしてもその自分より優秀な人物に勝ちたいと考えるのですが、特に努力をすることもないので勝てる訳がありません。
そこで彼女が登場する訳ですが、女性からすればここまでの内容をお読みになっても当然「?」だと思われますし、それが当たり前の反応です。
それの理由ですが、つまりは「せめてここだけは勝ちたい」「これだけは勝てる」と、彼女に対して征服欲を抱きそれを実行しようとするのです。
勝手に勝負を挑んでいるその相手がどのような人物かは知りませんが、「俺は彼女にここまで出来るぞ」と意味の分からない優越感を抱こうとしているのだと考えられます。
かなり問題のある発想であり、その心理を知ってしまえば彼女の立場であればどん引きですが、少なからず征服欲を持つ男性にはこのタイプが居るでしょう。
そもそも何と勝負をしているのか、そしてそこに勝ち負けなんてあるのか、どうして格上といちいち争おうとするのかは全く分かりません。
おそらくプライドが関わっているのでしょうが、上を見ればキリがないという現実を理解していない、はたまた認めたくないのかもしれません。
勝手に勝負を挑むのもおかしな話なのに、その相手が自分より遥かに格上なのでは、いつまで経ってもその自信を取り戻すことは出来ないでしょう。
フラれてしまう不安がある
征服欲を持つ男性が最も抱きやすい心理で、おおよそ束縛がキツかったり彼女を独占しようとする意識が高い人は、この心理が当てはまるものかと考えられます。
その内訳ですが、これは非常に単純な話で、「自分よりも魅力的、好条件の男が現れたら彼女を奪われてしまうかもしれない」という不安が根底にあるのです。
他人と比較しているの項目の内容に近い部分がありますが、それよりもフラられることを恐れているという部分が、より強調されているタイプとなります。
そういうタイプは、とにかくフラられることを、特に浮気とか男性絡みで自分が捨てられることを恐れているので、自然とこういう心理になってしまうのかもしれません。
その為、自分の元にしっかりと根付いてもらうために、征服を以って縛り付けようとすることもあれば、ただただ不安がることもあります。
客観的に見れば情緒不安定にしか見えないのですが、男性からすると死にもの狂いであることが少なくなく、一口に情緒不安定を切って捨てられるものではないでしょう。
下手をすれば彼女側に被害が及ぶこともありますので、まずは安心させてあげることと、何よりも自分が一番であることを強調しなければ解決は図れません。
もっとも、男性というのはそもそも自己完結してしまう傾向がある、自分の中で決着を付けてしまうことが多いので、彼女が何を言っても聞かない可能性がありますが…
なおこういう男性、征服欲を持つ男性が最も抱きやすい心理であることから、一般的な男性も多く当てはまることが少なくなく、割合としてはかなり多いでしょう。
だから目前の彼氏もその可能性があると考え、今はその気はないのかもしれませんが予備軍くらいに考えて、適度にケアをしてあげるくらいで居た方がいいでしょう。
最初からそれを続けていれば、後から魅力的な男性が周囲に現れてもある程度は耐えられるはずですので、日頃の関係の維持や向上を求めていくことが重要となります。
日頃は特に何もしないで、そういう魅力的な男性が現れた以降に「後出し」でフォローをしてしまうと、かえって自信をなくす、征服欲が強くなるので要注意です。
嫉妬している
これもよくある心理で、嫉妬というのは征服欲の事前感情、前段階と言っても差し支えがないと言ってもいいでしょう。
具体的にですが、まず逆の立場で例を挙げますが、彼氏が他の女性と食事に行っていたとするなら、一体どのような感情を抱きますか?
おおよそ「浮気じゃないの?」が最も多いと思いますが、内心は信じたい気持ちがあるとか信じているなんて、健気に彼氏のことを信用していることが少なくないと思います。
しかしこの場合の男性は、彼女が別の男性と食事に行っていたとすると、即座に浮気を決め付けてしまう可能性があるでしょう。
それに伴い嫉妬が現れるのですが、その嫉妬が征服欲の呼び水となってしまい、彼女をがんじがらめにさせてしまう結果となるのです。
これが前もって彼氏に理由を話した上でなら、しぶしぶながらも了承されたと思うのですが、何も言わなくて後バレした場合は限りなく罪に近い形となるでしょう。
今後は事あるごとに監視、出掛ける際は必ず連絡、帰宅をしても連絡、場合によっては経過を報告しろだなんて、束縛が始まってしまうことでしょう。
そしてそんな彼氏の行動というのは、嫉妬を起因として彼女を管理し始めた…つまり征服欲の始まり、征服欲を満たしていることになる訳です。
こういう男性は多いと思います。
これに関しては、事前に言わなかった彼女側も悪いのですが、経過まで報告しろとなるとさすがにやりすぎです。
下手をすると職場の飲み会にまで干渉してくる可能性がありますので、もう耐えられないなら三行半を突き付けるべきなのかもしれません。
もっともこういう男性、この項目の件で彼女から別れを告げると、「やっぱり浮気か」等決め付けて掛かってきますので、非常に後味の悪い別れとなるでしょう。
割合として多いくせに、本当に面倒くさい男性です。
まとめ
本能的なものなのでしょうか?
征服欲の強い男性というのは、いつでも手元の女性が何処かへ行ってしまわないか不安に駆られており、疑心暗鬼になっている傾向があります。
彼女の立場としては、そんな自分に自信のない男なんてお断りとしたいところですが、それもこれも彼女を手放したくない一心から来ているもので、同情の余地はあるでしょう。
だから彼女であるのなら、征服欲に囚われてしまっている彼氏を安心させてあげることが、何よりその征服欲を解消する手立てとなるでしょう。
ただし、中にはどうしようもない征服欲も存在しています。
例えば過去の男性…つまり元彼に対する嫉妬に伴うものだったり、性的関係を持った男性に対する敵愾心に伴うものだったり、何とも男性というのは難しいものです。
嫉妬は女性がするものという認識がありますが、実際は男性の方が遥かに嫉妬深い場合が多いのが実情と言えるでしょう。
なおこの際は、はっきり言ってその男性自身で何とかするしかありませんので、彼女としては何もしてあげられないというのが本音です。
きちんと自分の中で決着を付けるか、はたまたその嫉妬や敵愾心に飲み込まれてしまうかはその人次第ですので、温かく見守ってあげましょう。
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