真ん中っ子って?
真ん中っ子とは、自分の上にお姉ちゃんやお兄ちゃん、そして自分の下には妹や弟がいる子のことです。
少子化である今の時代、一番上、一番下という子はいても「自分は真ん中っ子」という子は少なくなりました。
そのため真ん中っ子だからこそわかる「あるある」を共感してくれる人が周りにはいないなんて方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、真ん中っ子の「あるある」を紹介します。
性格あるある①平和主義で平等を心掛ける
まず真ん中っ子の性格あるあるを紹介します。
1つ目は、「平和主義で平等を心掛ける」ことです。
真ん中っ子は、一番上の子と一番下の子の争いを良く見ています。
どうして真ん中っ子は争いには参加しないのかというと、争うことが面倒だと感じるからです。
例えばお菓子の配分にしても、3人ぶんあれば均等に分けて食べようとするのが真ん中っ子です。
一番上と一番下は「自分が一番大きいのを食べたい」という気持ちがあるので、喧嘩になりやすく、そして結果的に勝つのはいつも一番下です。
何事も平和が一番だという考えを持っているので、自ら争い事に参加することはありません。
また争いが起きたときにはどちらの味方になるわけでもなく、どちらにとってもいい形になるように収めます。
性格あるある②あまり目立たない存在
2つ目は、「あまり目立たない存在」です。
上のお姉ちゃんやお兄ちゃんは両親の期待が大きく、それに応えようとする気持ちも強いので努力家です。
そのため周りからも注目されることが少なくありません。
一番下の妹や弟は末っ子ということもあり何もしていなくても周りからちやほやされる一番得なポジションです。
では真ん中っ子はというと、上の子のように期待されるわけでもなく、下の子のようにちやほやされるわけでもなく、そこにいるのに「あれ?いたの?」と言われてしまうこともある目立たない存在です。
例え頑張って何かをしても上の子のように期待されることはなく、「凄いね」と言ってもらえればいい方で、「頑張ったよ」のアピールをしても「今はちょっと忙しいの」とスルーされることも少なくありません。
目立ったことをしても上や下と同じように目立てるわけではないため、あまり自分のことを主張しません。
性格あるある③自分の気持ちは言わない
3つ目は、「自分の気持ちは言わない」です。
目立たない存在の真ん中っ子は、自分の気持ちを親や兄弟にあまり言いません。
悲しいことも、嬉しいことも、自分の心の中に留めてしまうのです。
それは何故かというと、上の子や下の子を見て自分の立ち位置を考えるようになったからです。
周りのことを良く見て、「今はこれを言ってはいけない」、「これはしてはいけない」ということを察知します。
上の子は「自分が上だから」と威張ることが多いのに対し、下の子は甘やかされて育っているためわがままなところがあります。
そんな二人を見て、「自分は威張ってはいけない、わがままになってはいけない」という気持ちが自然と芽生え、自分の気持ちが言えなくなってしまったのです。
周囲に気を遣いすぎてしまうため、都合のいいように使われてしまうことも少なくありません。
それでも、今の自分の立ち位置がそこであるならとそれを受け止めてしまうのです。
性格あるある④一人で過ごせる
4つ目は、「一人で過ごせる」です。
真ん中っ子は、一人で過ごすことが苦手ではなく寧ろ好きな方です。
何故ならずっとそうしてきたからです。
上の子の場合は、両親にとっても初めての子育てということで、あれこれ手をかけて育ててきました。
真ん中っ子の場合は、産まれた時は一番下になるので両親も可愛がってくれますが、上の子で育児にある程度理解を深めているので上の子ほどあれこれ手をかけることはありません。
そして下の子が産まれることによって、意識はどうしても下の子にいってしまいまうため、真ん中っ子だけは放任されてしまうことが多いのです。
特に真ん中っ子と下の子の年の差があまりない場合は、真ん中っ子が一番下でいられた時間はほんのわずかなので、両親から甘やかされることもほとんどありませんでした。
一番上が一番下の子の面倒を両親とするため、真ん中っ子は一人になる時間が多く、一人で過ごすことに慣れてしまうんです。
大人になってからも一人で遊んだりすることに抵抗がなく、その結果大人数が得意ではなくなりました。
学校のような集団行動は、真ん中っ子にとってあまり好きではない時間でした。
性格あるある⑤要領が良い
5つ目は、「要領が良い」です。
上の子と下の子の行動をよく見ているので、「どのようなことをしたら怒られるのか」、「どちらが自分のためになることなのか」を判断する力が肥えています。
そのため例えば下の子が悪さをして怒られている時は「あんなことをしたら怒られる」というのを学び、手をつけることはしません。
上にも下にもお手本がおり、自分から進んでやることをあまりしないので、真ん中っ子は大きな失敗をすることが少ないです。
何も考えていないように見られてしまうことが多い真ん中っ子ですが、実は良く考えていて、とても現実主義です。
ファンタジーの世界には興味がなく、上の子や下の子のように夢のある話は出来ません。
このように超現実主義になっているのも、上の子や下の子を見て「夢見がちなばかりではいけない」ということを学んでいるからです。
性格あるある⑥自由人
6つ目は、「自由人」です。
真ん中っ子は、とても自由人です。
それは両親が上の子や下の子で付きっきりになってしまい、一人でいることに慣れてしまったからです。
いい意味でも悪い意味でも両親に放って置かれることにより、自分の好きなように過ごせます。
上の子の場合は親の期待が、下の子の場合は甘やかしているから目が離せず、というところがあるので、兄弟姉妹の中で自由でいられるのは真ん中っ子しかありません。
そのため真ん中っ子は自分の好きなことを生かした職業に就いたり、やりたいことを見つけてそれに進んでいくということが出来るのです。
親の期待に応えなければいけないというプレッシャーがある上の子や、両親の目が気になる一番下にとって、自由でいられる真ん中っ子は憧れの存在かもしれません。
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