Eカップって何センチ？重さはどのくらい？割合やバストの悩みを調査

胸が小さいと悩む女性にとって、誰もが憧れるEカップ。

でも実際のところ、バストが大きい女性は、意外と悩みを抱えている人が多いことが分かりました。重さや大きさ、ブラ選びや服装などで悩みを持つ人が少なくないようです。

そこで今回は、Eカップの定義やEカップの女性の割合、巨乳ならではの悩みについてご紹介します。

Eカップのバストってどれくらいの大きさなの？

バストサイズ

見た目の大きさにインパクトがあるEカップですが、そもそもEカップとは何キロでどれくらいの大きさなのでしょうか。

ここからは意外と知らないEカップの重さや、Eカップが何センチなのかを紹介します。

胸の大きさは日々変化しているので、最近自分のバストを測っていない人はこの機会にサイズを測り直してみることをおすすめします。

Eカップの重さは約1000g

全米で売上げ1位を誇るシームレスブラを販売する株式会社テレビショッピング研究所が女性の胸の大きさに関する調査を行った結果、Eカップは両胸で約1,006グラムあることが判明しました。

1,006グラムというと、1リットルのペットボトル約1本分に相当します。毎日1リットルのペットボトルを胸に抱えて生活していると考えると、日々肩に相当な負担がかかっていることが分かります。

また、果物に例えると「梨約2個分」という計算。片方で1個分ということになります。

胸の大きい人は肩こりで悩まされることが多いといいますが、数字で見ると納得がいきますね。

また、体重が気になる女性にとっては1キログラムでも重さは気になるもの。「この胸の重さがなければ…」と自分の胸を恨めしく思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

Eカップは何センチ？

カップサイズは単純に「何センチ」で測るものではなく、トップバストとアンダーバストの差によって決まります。

トップバストとは、胸の膨らみが一番高い場所です。通常はブラジャーを着けた時と同じ高さまで胸を持ち上げて測りますが、一人で測る場合は普段着けているブラを着用したままメジャーで測るのがおすすめです。

アンダーバストはバストのすぐ下の部分です。自分で測る場合は鏡の前で横向きになり、メジャーが水平になるように確認しながら測ると上手に測れます。

両方のサイズが測れたら、トップバストからアンダーバストのサイズを引いた数字でカップサイズを割り出すことができます。 Eカップであれば、トップとアンダーの差は19～21cmに該当するでしょう。

また、同じEカップでもアンダーサイズによって大きさが異なり、骨格やバスト・体型によって見え方も変わります。

ブラジャーのサイズもEカップの中でもアンダーサイズによって決まるため、きちんと測っておく必要があるでしょう。

Eカップの場合60~75センチの範囲内とされ、主に「e60」「e65」「e70」「e75」と4サイズのブラジャーが展開されています。

参考：ワコール

Eカップの人ってどれくらいいるの？割合は？

ブラジャーカップ推移

Eカップの女性は、それほど多くないイメージがありますよね。しかし、下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社のアンケート結果によると、「Dカップ以上」の女性の割合は、2018年のデータで53.1％と半数を占めています。

そのうちEカップの人の割合は、なんと18.8％。2割近い女性がEカップの持ち主ということです。意外とEカップの人は多いなと感じた方は多いのではないでしょうか。

1990年時点ではEカップ女性は5.6%と全体の1割にも満たないことから、ここ数十年でその割合が数倍増えたことが分かります。

Eカップのような巨乳が増えた理由には、食事内容が大きく変化していることが挙げられます。従来に比べて欧米のように乳製品や肉を多く摂取することで女性のホルモンバランスに変化が起こり、胸が大きくなったといわれているのです。

大きいバストならではの悩みも

男性だけでなく女性も憧れるEカップですが、大きいバストならではの悩みもたくさんあります。

特に学生時代など多感な年頃には、周りと比べて大きな胸にコンプレックスを抱く人も多いです。胸の小さな人からするとEカップは魅力的に見えますが、本人にとっては悩みのタネになっていることもあるようです。

ここからは、バストが大きい女性が持つ悩みを“Eカップ「あるある」”として紹介していきます。

肩こり

Eカップあるある①「肩がこる」

Eカップは、片方の胸だけでも500mlのペットボトル相当の重さになります。これを常に2つ胸に抱えている状態のため、かなりの負担が肩にのし掛かっています。

Eカップの女性の中には、無意識のうちに胸の重さにストレスを感じていたり、身体の不調に繋がっていたりすることも少なくありません。肩こりは対処しなければどんどんひどくなりますので、こりを感じたら腕を回すなどのストレッチをおすすめします。

また、胸の重さから前傾姿勢になりがちな人が多いですが、前傾姿勢は肩こりだけでなく首のこりや頭痛を引き起こす原因にもなります。

さらに身体の不調だけでなく、猫背になったり二の腕が浮腫んだりと見た目が悪化してしまう可能性も。知らず知らずのうちに前屈みになっていることも多いので、意識して背筋を伸ばすように心がけましょう。

Eカップあるある②「太って見える」

ボリュームのあるEカップは、胸周りが強調されるのでどうしても太って見えてしまいがち。特に、身体にフィットするタイトなニットを着た時に「太って見える」と感じる人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、Eカップ女性の中にはスレンダーな印象がある人がいるのも事実です。では、太って見える人と太って見えない人の違いは一体どこにあるのでしょうか。

理由の一つとして、肩周りや二の腕が華奢であるということが挙げられます。

たとえばEカップの有名人といえば、カトパンの愛称で知られるフリーアナウンサーの加藤綾子さんが思い浮かびますよね。テレビで見る限り加藤綾子さんは太っているどころか、バスト自体は大きいながらもバストの周辺に肉感がなく、むしろ細身に見えます。

太って見えることにコンプレックスを感じているなら、二の腕や肩周りの部分痩せに挑戦してみるのもおすすめですよ。

Eカップあるある③「胸が垂れる」

Eカップ女性は胸の重みから無意識に前傾姿勢になりやすいとお伝えしましたが、前屈みになるということは胸が垂れ下がっている状態になるということ。そのままでは重力の影響もあり、胸はどんどん下に伸びてしまいます。

どうしても重みで前屈みになりがちですが、意識して姿勢を正すと胸が垂れるのを防ぐことができるでしょう。

また、Eカップに限らず胸は年齢と共に徐々に垂れ下がってきます。地球に重力がある以上仕方のないことなのですが、やはり1日の終わりにはちゃんとバストケアをして流れた胸を元の位置に戻してあげましょう。

ブラジャーを着けずに寝る人が多いのですが、寝ている間に胸が横に広がったり、垂れたりと形が崩れる可能性があります。ナイトブラを着けると胸をしっかり固定してくれるので、睡眠中も胸が垂れるのを防いでくれますよ。締め付けられるのが嫌という人も、今はノンワイヤーのものも販売されているので一度試してみてはいかがでしょうか。