男性は孤独な生き物
女性というのは基本的に共感を求める傾向が強く、何かがあった際は誰かに話したり相談するなどでそれらを昇華したり等、上手く立ち回ることが多いと言えるでしょう。
一方男性は、何かがあったとか悩めるときなどでも一人で抱える、誰にも相談しないなんて普通で、何となく孤独さが垣間見えてきます。
何故なら男性、物事というのは一人で解決するもの、誰かに相談するなどは無様という思考があることが少なくなく、それに伴い一人で抱えてしまうようなのです。
だから男性というのは、何かがあるまたは悩んでいる場合でも「ほっといてほしい」と、結局一人で抱え込んでしまいます。
しかし、一人で抱えるその理由は分かったのですが、どうして「ほっといてほしい」と周囲、または彼女や妻を切り捨てるような言い方をするのでしょうか?
今回はその心理を、ほっといてほしいとまで言う男性が何を考えているのか、それを明かしてみますので彼女や妻の立場の女性は男心の理解に役立てて下さい。
中には「目の間に居るのが彼女、または妻だから」言えない、だからほっといてほしいと抱えることもあり、その際は女性側に何らかのアクションが求められることになります。
一人になりたい
男性というのは比較的孤独を好む傾向がある、一人を望むことが少なくないことから、ほっといてほしいという言葉の裏には一人になりたいという願望があるのかもしれません。
これは女性の立場であっても分かる、そして実際に経験されたことがあると思いますが、カップル時代にデートに誘っても反応が芳しくないなんてことがありませんでしたか?
若しくは話し掛けても上の空だったり、早々に話を打ち切ってきたりなど、女性視点だとつい浮気でもしているのかとか、蔑ろにされているなんて思われたことだと思います。
実はそうではなく、ただ一人になりたい一人の時間を過ごしたいと思っているだけのことが少なくないようで、その願望を通せないことの不満が表れているだけなのです。
なお、女性がマルチ脳と言われるように様々なことを同時に出来る反面、男性は一度にひとつのことしか出来ないと言われています。
それに伴い男性が何かをしている最中に声を掛けられても、目前のことに夢中であるためにほっといてほしいと思うこともあるようです。
ひとつのことしか出来ないのですから、声を掛けられて「会話」なんて出来ませんし、それを鬱陶しく思ってしまうのは仕方がないと言えるでしょう。
特に自分の好きなことや、趣味に関しては男性という生き物はかなり没頭する傾向がありますので、声を掛けられるとかなり鬱陶しく思うようです。
それで「ほっといてほしい」とか「今忙しいから」と言ってくれるならまだマシですが、完全に無視を決め込むことも少なくありませんので、女性からすると苛立つこともあるでしょう。
疲れている
男性というものは忙しいものです。
別に女性が暇と言ってる訳じゃありませんが、仕事に付き合いに家のことに…これが昔の男性であれば仕事だけで済むのですが、昨今の男性はいろいろと求められ過ぎるところがあります。
それに伴うのかとても疲れていて、仕事帰りの夫とかはもうへろへろの状態だったりで、顔色も優れないのではないでしょうか?
そんな最中、妻からいろいろ小言を言われたり文句を言われたりすれば、ただでさえ疲れている夫は「もうほっといてほしい」と言うにそう時間は要しません。
休日は何も考えずにゆっくりと一人で疲れを取って、また始まる月曜日に向けて英気を養いたいと思っているに違いありません。
なお既婚者の場合、疲れている末にほっといてほしいという発言があった際は、妻にはどうすることも出来ないようです。
もっと分かりやすく言うなら、「妻が居る」という現実も夫にとって疲れる要素であり、妻の干渉ではかえって疲れが悪化する可能性が高いのです。
かなり失礼な話ですが、現に夫はそれで疲れてしまう、妻が原因で疲れているところもありますので、そこは認めなくてはなりません、そうならないように配慮しなければなりません。
いろいろと無理強いしたり、顔を合わせたら喧嘩だったり要求だったり、とにかく夫の負担になるようなことばかりをしていませんか?
絶対にしていないという人はおそらく自覚がないだけですので、そのあたりをまず何とかしなければ夫は疲れたままとなるでしょう。
これが持続すると仮面夫婦、家庭内別居、最悪離婚問題にまで発展してしまいかねませんので、今の内に何らかの対策を講じるのがベターです。
ここまで言っても自分は何もしていない、悪くないと思う妻の人も居ると思いますが、そういう人は知らず知らずの内に夫を下に見ていて、尊重しなくなっているという自覚を持ちましょう。
女性の相手が面倒
これを言いきってしまうと、一体結婚って何なのかという根本的な疑問に辿り着いてしまうのですが、そもそも男性と女性というのは性格が合いません。
代表的なものとして、理論的に物事を考える傾向がある男性と、感情的に物事を考える傾向がある女性…この二人が合うかどうかと問われば、答えはもう分かりきっています。
まあ上記は極端な例ですが、傾向としては案外的外れではないどころか限りなく近く、だからそんな二人が、男女が、そもそも合う訳がないのです。
そういうもともと合わない性質を持つのですから、男性視点で時に女性の話が、会話が鬱陶しい、面倒と思うことも少なくないでしょう。
例えるのであれば、オチも建設性もない話をだらだらとする…女性はとても好きですよね、こういうのは。
しかし男性というのは会話に起承転結を求めたり、意味のある会話でありたいと思うことが少なくないので、女性のその手の話を聞くのが苦痛になることがあるのです。
だから最初からそういう話にしない、そもそも話をしないために、ほっといてほしいと女性に口火を切らせないように予防線を張る訳です。
ただ長いだけの何の意味もない話を、誰が好き好んで聞くというのでしょうか?
女性からするとそうではないのかもしれませんが、少なくとも男性はそのように思っている可能性がある、または高いと言えますので、女性だけの判断は危険です。
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