目覚ましで起きられない
起きたい時間に自然と目が覚めるという人もいますが、多くの人は目覚ましを使って起床しています。
そのため目覚ましの音を聞き逃してしまうと、起きたい時間に起きることが出来なくなってしまうんですよね。
寝ている時は目覚ましの音が聞こえないという人も、仕事や学校などで決められた時間に起きなければいけないという人は多いと思います。
特に仕事を寝坊で遅刻した場合は、「目覚ましが聞こえなかった」なんていいわけにしかなりません。
もちろんそれ以外のことでも、起きたいと思ってセットしたのにその時間に起きることが出来なければ、やりたかったことが出来なくなったり周りに迷惑をかけてしまうことになりますよね。
今回は、目覚ましが聞こえない原因は何なのか、そして目覚ましで起きるためにはどうしたらいいのかについて紹介します。
起きられない理由は?
まずは何故、目覚ましで起きることが出来ないのか、その理由について紹介します。
考えられることは、2つあります。
1つは、「病気」です。
睡眠に関する病気は様々ありますが、目覚ましが聞こえないだけではなく、体の不調も同時に感じます。
起きるとふらついたり頭痛などがある、仕事や学校に対してのプレッシャーを感じるといった場合は病院に行きましょう。
ただ目覚ましの音が聞こえないだけであり、起きたら活発に行動出来るという人は、「目覚ましの音を危険なものだと思っていない」ことで、目覚ましの音が聞こえないのかもしれません。
人間の脳は、「聞きたくない音」と「聞きたい音」を区別することが出来ます。
電車の中の走行音って実際はとても大きな音なのですが、乗っているとそこまで大きな音に感じませんよね。
それは脳が自然に「聞きたくない音」としてシャットアウトしてくれているからなんです。
目覚ましが聞こえないという人も、このように脳が目覚ましの音をシャットアウトしてしまっている可能性があります。
寝ていても脳は危険なことだと判断すると起きることが出来るのです。
いつも目覚ましが聞こえないから起きられないという人も、家に強盗が入ってきたり、何かが当たって窓ガラスが割れてしまったりなどした時は起きることが出来ます。
それは脳が、「危険である」と感じ取ったからです。
目覚ましの音は、危険物ではありません。
それを脳が理解してしまっているからこそ、目覚ましが鳴っても気付かずに眠り続けてしまうのです。
この場合は病気ではありませんので、病院に行っても自力で直していくしかありません。
目覚ましの音に気付く方法
目覚ましの音に気付くためにはどうしたらいいのでしょうか。
まず、脳に目覚ましの音で起きなければいけないという危機感を持たせるようにしましょう。
「絶対に起きなければいけない」という気持ちでいれば、脳の中でも「目覚ましで起きる」という意識に変えられます。
そして、目覚ましの音を大きくしましょう。
目覚ましの音が大きくなれば、脳も危険だと判断しやすくなりますし、びっくりして起きやすくなります。
ただし、あまりにも大きな音にすると近所迷惑になってしまいますので、気を付けましょう。
また、近年はスマホの目覚まし機能を使っているという人も多いですが、スマホにはバイブ機能がありますよね。
時計の場合は音がなるだけなのですが、スマホならバイブ機能もつけられるので合わせてつけておきましょう。
音とバイブが両方なることで、起きやすくなりますよ。
他にもスマホの場合は、時間を分刻みで設定することが出来るので、スヌーズ機能で何度も鳴らしてみましょう。
手の届かないところに目覚ましを置いておくというのも効果的です。
つい手の届く範囲に目覚ましを置いてしまいがちですが、これだと目覚ましが鳴っているときに寝ぼけて止めてしまう可能性があります。
完全に起きているわけではないので、目覚ましを止めたことも覚えておらずまた眠りに入ってしまうんですよね。
手の届かないところに置いておけば、音を止めるために動かなければいけないので、無理矢理体を起こすことが出来ます。
目覚ましが聞こえないという人の中には目覚ましが鳴り無意識に止めてしまっているだけだったりもします。
手の届かないところに置いて、体を起こして止めれば目覚ましの音は聞こえるようになりますよ。
他にも、「起きてすぐ楽しいことを用意しておく」という方法もあります。
仕事や学校など、行きたくないしなくないことばかりを考えていると、目覚めたくないという気持ちになってしまいますよね。
脳がシャットアウトしてしまうのは音だけではなく、このようなマイナスな気持ちに対してもシャットアウトしてしまうことがあります。
そのため嫌だ嫌だと思っている気持ちが強くなるほど、目覚ましの音が聞こえなくなり起きることが難しくなります。
仕事の日でも学校の日でも、何かひとつ楽しいことを見つけてみて下さい。
そしてその楽しいことを想像して「明日はこんな楽しいことがある」と思いながら眠りにつきましょう。
楽しい気持ちがあれば、目覚ましの音が聞こえやすくなり、起きやすくなります。
目覚めた時にも「今日はこれがある」と前向きな気持ちになれますよ。
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