もう疲れた
夫婦なんて元は他人ですし、価値観の違いなんて当たり前、下手をすれば何もかもが違うことだって十分にありえます。
でも基本的に人は自分が正しいと思う生き物、それに沿わない言動は誤りとして正そうとしたり、修正しようとする気持ちが現れることでしょう。
それは夫婦お互いが同じこと…となれば意見の衝突が起こることになり、それはすなわち「夫婦喧嘩」が始まるということになります。
だから、極端に価値観が違う夫婦って喧嘩が絶えないと思いますし、それで「もう疲れた」なんて当然のことだと思うんです。
でもそんな毎日は疲れたを通り越して辛いですし、喧嘩の度に相手を見損なって愛情は目減り、最終的には0になって離婚なんてことも…
だから早く夫婦喧嘩を減らしたい、出来るだけ仲良くしたいと思っている…けど、なかなか上手く行かないんじゃないですか?
ですので今回、疲れたなんて感想がぽろりと出てしまうほど夫婦喧嘩に疲れた人へ、いろいろとアドバイスをさせていただきたく思います。
それで直ちに喧嘩がどうこうなる訳じゃないんですけど、今よりはマシ…現状維持を超える何かはあると思いますので、一度参考にしてみて下さいね。
家事や育児に関すること
おそらくですが、夫婦喧嘩のきっかけとしてもっとも多いもの、割合として大多数を占めているものなんじゃないでしょうか?
夫婦の片方に家事や育児の作業割合が多くなれば、分担量として増えてしまっているなら、それは疲れたとしても当然の結果なんです。
さらにお互いやり方も違う、若しくは夫が家事や育児を全く理解出来ていないなど、そういうのもお互いまたは妻ががっくりしてしまうところになります。
そういう夫婦は、疲れたからか言い方がキツかったり余計な一言が多かったり、言わなくてもいいことなのに言わなきゃ気が済まずそれが元で大喧嘩に発展してしまうでしょう。
相手もいきなり居丈高、喧嘩腰という「上から」来られることでイラっとしてしまって、返す刀で言い争いが始まってしまうんです。
よくあるものとしては…
「どうして木皿まで食洗器に掛けるの!?」
「洗濯物は袖もきちんと伸ばしてよ!乾かないでしょ!?」
「掃除機は部屋の隅までかけて!埃が残ってる!!」
「今日ゴミの日じゃん!なんでゴミ箱回収してないの!?」
「休みの日くらい子供の面倒見てよ!!」
「たまには朝ごはんくらい作ろうって思わないの!?」
これらを見てどう思います?
活字なのにイラっと(特に男性は)してしまいますよね。
ヒートアップしている段階で突っかかっていることが伺えますので、反射的に反撃をしようと考えてもそれは仕方がないんです。
妻の観点で例を出していて決して平等とは言えないのですが、多くの家庭はおおよそこの構図だと思われますので、こちらの方が例えとして分かりやすいでしょう。
こういう言い回ししか出来ない夫婦と言うのは、喧嘩ばかりでもそれは当然としか言いようがありません。
つまり、物は言いようなんですよね。
同じ食器洗いでも、「あ、木皿は手洗いの方が長持ちするみたいだよ」なんて言い方であれば、おそらく夫も「あ、そうなんだ」と納得するでしょう。
それをわざわざ攻撃するような手段で矯正しようとすると、男性はそのプライドの高さもあり反撃する、その上言うことを聞かないなんてことが起こる訳です。
となれば、もう喧嘩という顛末しか残されていませんよね。
家事にしろ育児にしろいきなり相手を否定するんじゃなくて、アドバイス的だったりお願いするような形の方が、相手を不快にさせる可能性は低くなるでしょう。
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