破談後はどうすればいいのか
八方手を尽くしてみたものの、やはり破談という結果に…となると、その後は一体どうすればいいのか、途方に暮れてしまうと思います。
まずは、すでに婚約状態ということで結婚式場などを抑えていることが予想され、破談となれば式場のキャンセル料金などの問題が発生します。
これに関しては、やはり過失のある方が負担すべき…なんですけど、ほぼ間違いなくこの時点で大揉めとなるでしょう。
重々な話し合いを行うのは当然、それで解決しない場合は出るところに出てきちんと決着を付ける必要があります。
次に慰謝料の関係です。
これについては、婚約した時点で「婚姻関係」が認められることが多いので、過失のある側が慰謝料を支払う義務が生じます。
金額について等、細かな部分については弁護士等の専門家に直接聞く方が早いでしょう。
とまあ、ここまでが社会的な責任問題に関してとなります。
では精神面のケア等、どのように自分を納得させるか、慰めるかについてですが、大前提となるのが「婚約を忘れる」ことでしょう。
自分のやりたいことをやるとか、仕事で紛らわすなど、それらを続ける内に日にち薬で心の傷はやがて癒えるものだと考えられます。
とにかく婚約、結婚というキーワードを思い出さないレベルで奮闘すれば、脳は不思議なもので自然とその記憶をおぼろげにしてくれます。
それともうひとつ、やはり新たな出会いを探すことです。
新たな出会いがあれば、それは結婚への布石…となる可能性がありますから、それに向けて邁進するのも大きく気を紛らわす一手となるでしょう。
破談したばかりでとても出会いなんて考えられないと思うかもしれませんが、そうやって行動すること自体が破談を忘れさせてくれる要素となります。
ちょっと相手に失礼ではありますが、とりあえず出会うどうこうは置いておいて、そういう場に顔を出すだけでも気は紛れるでしょう。
そこで意図せず良い出会いがあるかもしれませんし、それは意識の有無関係なく突然訪れるものですから、もしかすると奇跡が起こるということも?
何はともあれ、おかしな輩と結婚せずに済んだというだけでも、結果的には良かったと言えます。
破談にならないために
結婚が破談になるまでの出来事…いくつかご紹介させていただきましたが、当事者が関わらないところにまでその理由があるなんて、なんともやるせない気持ちになります。
逆に言えば、冒頭でもお伝えしましたが、世間にはそれだけ破談の可能性に満ち溢れている表れとも言え、婚約したからと安心しきってはいけないんです。
特に女性は、結婚をゴールと定める場合が多いので、婚約した途端に余裕しゃくしゃくになって、そういう警戒心が解かれてしまう傾向があります。
それだと彼の動向や考え方も見えなくなりますし、自分も怠惰に向かってしまい、それで本当に結婚が出来るのか、新婚生活をくぐり抜けられるのかが疑問です。
婚約期間になったからこそ、これまで以上に気を引き締めて関係に注意し、破談とならないようにお互いが意識して行動することが求められます。
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