浮気は「悪いこと」と理解している
「罪悪感」って、罪の意識があってそれが悪いこと、申し訳ないことと感じている一種の感情で、誰もが一度は苛まされたことがあるんじゃないでしょうか?
たったこれだけでお分かりいただいていると思いますが、罪悪感を抱くということはそれが「悪いこと」だと頭では理解してるんです。
悪いことをしたから、それが罪の意識として残り悪い、申し訳ないと感じている訳で、それが良いことなら罪とか悪いなんて意識は生まれないと思うんです。
だから、浮気をすること自体論外ではあるものの、最低限の分別はあるんだと言えます。
でも、そんな罪悪感も多くは自然に消えていく、昇華されていくもので、いつもなら自然と日常に戻ることになります。
なのに浮気をした後だけはいつまでも罪悪感が残っている、初めての浮気の後で罪悪感が続いているなど、いつもとは違う感覚になっているんじゃないですか?
では、どうして浮気の後の罪悪感が消えないのでしょうか?
どうして今そんな申し訳ない気持ちになってしまっているんでしょうか?
今回は、浮気をした人にいつまでも残る罪悪感の理由を、その心理をご説明させていただきますので、とりあえず気持ちを落ち着かせてみては如何でしょうか。
裏切りに気付いてしまったから
浮気というのは、付き合っている相手が居る状態で他の異性と寝る(線引きは人それぞれですが)という性質上、「付き合っている」今を反故にしてしまっています。
その事から、浮気は付き合っている相手に対して不誠実である、そして気持ちを踏みにじる行為となり、それは「裏切り」という解釈になると言えませんか?
そこなんです。
浮気は付き合っている相手を裏切る、そして裏切りが人の心を傷付けるのはもはや言うまでもありません。
人を明らかに傷付けてしまった、若しくはバレたら間違いなく傷を付けることになる事実に気付いて、そこで罪悪感に目覚めてしまうんです。
でもここで疑問が残ります。
浮気が人を傷付ける行為であると知っているなら、それが罪悪感に苛まされる結果と分かっているなら、最初からしなければいいだけの話ですよね?
ですが気付けない人というのは、浮気をしてからでないと気付けないところがあるみたいなんです。
「すぐに別れるからいいか」
「遊びだし、別にちょっとくらい大丈夫だよね」
なんて軽い気持ちで浮気をしてみたものの、浮気をしてからそこでようやく事の重大さを理解してしまって、罪悪感が生まれてしまうんです。
特に、付き合っている相手が自分を好きで居てくれている、大切にしてくれている場合は、その罪悪感が非常に大きなものとなるでしょう。
よくよく自分の置かれている環境を見渡すと、とても浮気をするようなきっかけなどなかったことが分かるんです。
「後悔後に立たず」と言いますが、この項目に関してはまさにその言葉がしっくりと当てはまると言えるんじゃないでしょうか?
過去は消し去ることが出来ないと強く思う人であれば、おおよそその罪悪感は筆舌に尽くし難く、なかなか立ち直れないようです。
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