嘘をつく
これもよくある誘いを断る方法ですが、人を選ぶ方法であるために使える人は限られることになるでしょう。
それが実際ある訳でもない、予定にも組み込まれていない、全く存在しない何かを理由に断る…つまり嘘をついてしまうというものです。
それが嘘かどうかなんて相手には分からず、言われたことをそのまま鵜呑みにするしかなくなることから、その誘いは断れることになるでしょう。
でもこれは嘘であることから、突っ込まれたり詳細を聞かれたりすると、返答出来なかったり矛盾した回答をしてしまう可能性が否定出来ません。
となると、その断りの理由が嘘であるとバレてしまいますので、嘘を使って誘いを断る場合は綿密な設定を練っておく必要があるでしょう。
さらに、その嘘に関わる人などが相手の身近な人だった場合、ひょんなことから裏が取れて嘘だとバレるなども十分にありえます。
だから嘘の場合は身近な人とか相手と関わりがある人を使わない、全くの赤の他人を使うことをおすすめします。
それともうひとつ、まず嘘というのが先に「使える人は限られる」とありますが、そこをクリアしないとその嘘はたちまちバレることになるでしょう。
と言うのも、この理由を使える人というのが「躊躇いなく嘘をつける人」でなければならず、そうでなければ嘘をつくこと自体困難だからです。
嘘というのは意外とエネルギーを使います。
嘘をつくエネルギー、嘘を真実として貫くエネルギー、その後も嘘をフォローしていくエネルギーなどなど、何かと疲れるものなんです。
後日、自分が嘘をついたことをすっかり忘れていて、でも相手は覚えている…となると、少々面倒なことになるかもしれません。
躊躇いなく嘘をつける人であれば、そういうエネルギーの消費も少なく済みますし、おおよそ嘘のつき方を知っていると思いますので、この手はかなり有用となるでしょう。
と言うことで嘘を最後まで貫き通せる覚悟と、相手に嘘をつく勇気が出ない人は、他の方法を探しましょう。
他の予定を使う
他の予定があることをいいことに、その予定を利用して誘いを断るというのも、一般的な方法のひとつかと思います。
まあ実際にその誘われた時間と、他の予定の時間が被っているならそれは正当な理由で、何を言われる筋合いもないでしょう。
このケースですとその他の予定の方が先約であると伺えますので、先約優先が通念ですしそこは仕方がないと言えます。
この項目の場合は、他の予定の時間が誘われた時間と大きくズレているにも関わらず、予定を理由に仕立て上げるというものなんです。
具体的には、本当は他の予定が13:00~16:00なのに、誘われた時間は18:00~…となると、別に全然お誘いに応じることは出来ますよね?
でもその他の理由を盾にして誘いを断ることにして、18:00以降は自分のしたいようにする…そういう方法となります。
なおこれは性格には「嘘」の項目に該当しますが、完全に他の予定をでっち上げて誘いを断るというやり方も考えられるでしょう。
とにかく、「その誘いに応じることが出来くなる他の予定が入っている」を、全面的に押し出す感じとなりますね。
もっともこれ、その他の予定の内容如何では、相手が「それが終わってから」という案を打ち出してくる可能性があります。
例えば、その予定が肉体的にも精神的にも疲れそうにないものだったり、むしろ楽しそうなものだった場合は「終わってから」を押し出してくるかもしれません。
ですので、心の底から行きたくない、絶対に誘いを断ると決意している場合は、その他の予定を少しーバー気味に伝えておいた方がいいでしょう。
「めちゃめちゃ疲れる」とか、「かなり大変なんだよね」等、あたかも負担があるように脚色すると、相手の納得する確率が高まるものと思われます。
具体的にどれをどのように脚色するかは、その予定によって変わりますので、客観的に考えてオーバーにする必要の有無を確かめるようにしましょう。
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