結婚観
これは恋愛観からは外れてしまうんですけど、恋愛観の先にある結婚観についても、ついでではありますがここでご説明させていただきたく思います。
・結婚への積極性
女性:積極的
男性:消極的
「結婚はゴール」…よくある女性の思考で、女性は基本的に結婚をゴールと思っている節があります。
自分が長い時間を経て愛を育んだ、信頼を置いた男性と一緒になるということは、女性にとっての紆余曲折であるためにホッと一息になるんでしょうね。
それの影響のあるのか、結婚しようと思えるようになった男性に対して、非常に強く結婚を進める傾向が強いようです。
減点方式の評価により0を下回らなければ、もうそれは結婚相手として女性の中で決められるので、離さないとばかりに押せ押せとなるんです。
男性の場合は、「結婚はスタート」と考える傾向が強く、しかもそれはとてもネガティブなスタートであるようです。
「もう自由は利かない」、「縛られる人生になる」など、結婚に対して非常にネガティブな印象を抱いているため、結婚に二の足を踏むことが少なくありません。
付き合った当初は男性→女性なのに、結婚になると女性→男性…ここもまた、男女では全く逆であることが伺えます。
・セックスの考え方
女性:身体の関係になった男性が候補
男性:関係に至れた女性は二の次
これが何かと言うと、女性はまずセックスの相手を非常に吟味する傾向があることをご存じですか?
おそらく本能からなんだと思いますが、女性は一度身ごもれば十月十日はお腹に命を宿すことから、その相手は極めて慎重に選ばれることになります。
だから行為に及んだ男性というのは選ばれた男性であり、自分が結婚する相手はその中から選びたいという考えがあるようなのです。
でも男性は、女性が結婚をゴールと言うのと同じで、セックスをゴールと考えている節があるため、つまりセックスに至った女性というのは二の次となるんです。
何せ、目的を果たすことが出来た女性ですので男性からするともうどうでもよく、新しい女性を探そうという欲望が現れるでしょう。
さらに男性は、他の男性の種子が確実にない、自分の子を確実に残すことが出来る相手…つまり、経験のない女性を本能で選ぶことが少なくありません。
だから女性は経験した男性の中から選ぶんですが、男性は未経験の女性を選びたいと思っているという、何とも皮肉な本能のせめぎあいとなっています。
結局は思いやりなのかも
男女では、その恋愛観に決定的な違い、大きな差があることがお分かりいただけたと思いますが、よくそれで恋愛が出来ると関心します。
まあ恋愛観が大きく違うという理由で付き合えない、別れてしまうカップルというのは、おそらく片方若しくは双方に思いやりがないのだと思います。
恋愛観が大きく異なっていたとしても、普通は譲れるところは譲ろうとしますし、それで相手との関係性が良くなるのならそれで良しとするのが一般的な感性なんです。
つまり、相手をどれだけ思いやれるか、どれほど思いやりの心を持っているかが、男女を長続きさせる秘訣となるでしょう。
それが前提になければ、良いお付き合いをする方法を実践したところで意味はありませんし、おおよそ別れが目に見えていると思います。
思いやりを強要する気はありませんが、少なくとも長続きするカップルとか結婚に至るカップルというのは、お互いを思いやれていることの方が多いでしょう。
しかも、多くの人がきちんとカップルを長続きさせている、結婚していることから、結局人は思いやれる生き物、それが普通という表れなんです。
それが出来ないと言うことは…つまりはそういうことです。
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