思い立ったが吉日
何をするにしても、普通の人であればそのやりたい事、やるべき事に対していろいろと思惑を馳せてから、具体的なビジョンを思い浮かべてから始めると思います。
そうでないと、そのやりたい事やるべき事を失敗してしまうかもしれませんし、そこは理性を働かせて入念に行おうとする方が効率が良いからだと思うんです。
それで失敗する分には、準備をきちんとしていたと言うことで溜飲は下がりますし、結果「仕方がない」と出来るんじゃないでしょうか?
でも変わり者というのはそのプロセスがなく、思い立ったが吉日とばかりにやりたい事、やるべき事を思い付きで始めることが少なくないようです。
だから前振りもなく突然行動し始めたり、突拍子もない行動をしたりなど、客観的に見るとアバンギャルドにすら見えてきます。
その先にある失敗の可能性とか効率などはどうでもよく、きっとそれらのやりたい事やるべき事というのは、やることに意義があると考えているんだと思われます。
もちろんこれは会話などでも発揮されるようで、頭に思い浮かんだことをそのまま言葉にすることも多々で、時に支離滅裂になる場合もあるようです。
聞いている側は理解出来ないことが多い、そして上記の行動なども含めて、こういう人が変わり者と言われるのは至極当然だと言えるでしょう。
なお当人、別にそれで会話が苦手だとか言いたいことを上手くまとめられないなど、そういう悩みがある訳でもないようです。
別に伝わらなければ伝わらないで構わない、格段それを強く理解してほしいとか知ってほしいなどの気持ちもほとんどないと考えられます。
つまりは、言うだけ言って後はどうでもいいという、いささか相手のことを考えてない雰囲気がありますが、そこも変わり者と言われる所以なんでしょうね。
だから周囲からは少々クセがある人物、コミュニケーションが取り辛い人なんて思われていて、そこも変わり者の要素として捉えられているんだと思います。
個性的な会話や考え方
変わり者であるだけに、会話にしろ考え方にしろ個性的であるのはこれまでの内容で伺えると思いますし、現にその通りであることがほとんどのようです。
会話で言うなら、言葉選びが一般的でなかったりとか、しゃべり方自体が普通じゃない、独特な雰囲気で会話をするなど、人とは違った会話をします。
考え方にあっても同じで、変わり者であることから当然人とは違う考え方をしている…んですけど、これについては外見からは分かりませんね。
例えるなら、色を選ぶ際は原色しか選ばないとか、延々と同じ服を着るとか、靴下をあえて裏返しで履くなど、一般人が思いもよらない思考をしていることが少なくありません。
まあ何かと個性豊かなんです。
個性的過ぎて周囲に理解されることは少ないんですが、逆に言えばそういう人は変わり者として考えても差し支えはないでしょう。
と言うよりも、周囲に理解されない時点でそれは「一般」から逸脱していますので、そこで変わり者としてもそれほど問題はないかと思います。
その他、「個性が強いね」とか「自分をはっきり持ち過ぎ」なんて評価される人も、同じく当てはまると思いますので参考になるでしょう。
別にそれがいけない訳ではありませんが、変わり者に対してはその接し方も独特なものが必要になりますので、身構えるという目的で知っておくべきでしょう。
なお、これまでの内容からある程度推測出来ると思いますが、こういう人は基本的に自分を優先して物事を考える傾向があります。
だから個性的な人には冷たい人が少なくなく、手を差し伸べてほしい際でもあっさりとスルーされることも少なくないでしょう。
もっともそこに悪意はなく、単純に興味がないだとか自分に関係ないなど、客観的に見て自分にとって有益でないことからそうするようです。
ですので、そういう冷たいという印象を受ける人というも、個性的な考えから来ていることが少なくなく、これもまた変わり者という判断要素になるかと思います。
常識の枠に収まらない
もうここまでである程度ご理解いただいているかと思いますが、変わり者というのは世間の常識が通用しない、常識の枠に収まらないところがあります。
まず一般的な人であれば、社会の通念である常識というのは協調性を示すために極めて重要な部分で、これを身に付けることは必須とも言えます。
そうして社会に身を置くことが出来る訳で、それがなければ即座にドロップアウト、社会からつま弾かれてしまうことでしょう。
でも変わり者と言われる人たちは、協調性を持つ人も居るには居るようですが優先順位が低い、どうでもいいとすら思っている場合もあるようです。
この事から分かるのは、変わり者に対して一般人の常識を当てはめても意味はない、むしろトラブルの元になると言えます。
何せ常識の枠に収まっていないんですから、一般人の常識を当てはめたところで当てはまらない、枠外に飛び出すに決まっているんです。
だから理解が出来ない、理解する取っ掛かりがない…非常識と言ってしまうのは失礼ですが、もはやそれに近い感性が変わり者にはあると言えます。
そして非常識と言われるタイプが社会で敬遠される、後ろ指を指されることが少なくないことから、やはりそこも変わり者であるという証明になっているんでしょうね。
なおこの常識についてですが、変わり者と言われる人たちは変わり者なりの常識がある、自分の中での常識を持っていることが多いようです。
もっともそれは一般人には到底理解出来ない常識、むしろ一般人から見れば非常識なものであることも少なくなく、あくまで「その人の」常識でしかありません。
そしてこれまでの内容から分かると思いますが、拘り等でそこは絶対に譲らないことがほとんどですので、同じ環境に居ると持て余してしまうことでしょう。
でもそういう非常識さを持っているから、世間の枠に収まらないからその才能が開花される訳であって、それは一般人にはない才覚だと言えるんじゃないでしょうか?
こういう人の成功者が多いことから、むしろ常識人と言われる人たちの方が自分を押し込めている、自分の成長を阻害しているとしても言い過ぎではないでしょう。
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