ケフィアダイエット
乳酸菌ダイエット3つ目は「ケフィアダイエット」です。
ケフィアは元々ロシアとジョージアの国境付近一帯のコーカサス(カフカス)地方で食べられていた常用食でした。
栄養素の高さと健康・美容への効能が注目され、ロシアやヨーロッパ各地に普及したことで広く知られるようになったものです。
ケフィアとは数十種類の乳酸菌と酵母の働きによる発酵乳で「ヨーグルトよりも効く」と聞くと言われています。
ケフィアダイエットは、ケフィア菌と牛乳をまぜ、発酵させてから食べるだけです。
これだけだと栄養面も満腹感も少し足りないので、いつもの食事にプラスしたり、小腹が空いた時に間食として食べることをおすすめします。
一定期間摂取し続けることで、体脂肪を劇的に減らせるという研究結果も出ており、ロシアの女性の間では「ケフィアダイエット」を知らない人はいないほど人気のあるダイエット法なんだそうです。
とはいえ日本ではまだまだ知名度は高くありませんが、注目している人は多いのでこれからメジャーになるかもしれません。
しかしケフィアには、ヨーグルトと違って酵母が入っており、発酵の過程でガスが出るため、生ケフィアは日本で販売することは出来ません。
種菌を買って、自分で培養するしかないんです。
もちろん違法なものではありませんので、種菌を買うことも栽培することも問題ありません。
ザワークラウトダイエット
乳酸菌ダイエット4つ目は「ザワークラウトダイエット」です。
ザワークラウトは、別名「乳酸菌キャベツ」とか「発酵キャベツ」とも呼ばれ、植物性乳酸菌の宝庫と言われています。
ヨーロッパでは有名な発酵食品で保存食でお肉と一緒に食べられることが多いですが、サラダやスープにしても食べられます。
キャベツは、食物繊維が豊富なので便秘解消にはいいと言われていますが、それが乳酸菌の力でさらにパワーアップしています。
ザワークラウトは下準備してビンに詰めるだけで、作れます。
材料は、キャベツ、塩、ローリエかキャラウェイシード、粒コショウです。
ローリエかキャラウェイシード、粒コショウはあればでいいので、簡単に作れちゃいますね。
大きめのボウルと熱湯消毒しておいたビンを用意して、まずはキャベツを千切りにします。
ボウルにキャベツと塩と粒コショウを入れて揉んだあと、10分放置し、キャベツから水が出て、しんなりしてきたら汁と一緒にビンに詰めます。
キャラウェイシードを使うときは、ここでキャベツに混ぜます。
そしてローリエを1枚入れてから、ふたを締めて完成です。
夏なら3日、冬なら1週間くらいで完成です。
完成した後は、冷蔵庫に入れて2週間ぐらいで食べきるようにしましょう。
またザワークラウトを作ると、水分がたくさん出来てきますが、これには植物性乳酸菌と栄養素がたっぷり含まれているので、捨てないようにしましょう。
そのまま飲んだり、ドレッシングなどに活用出来ます。
ポイントは、量が多いほうが成功するため量は多めにつくることと、カビや腐敗防止のために漬けるときに空気に触れないようにすることです。
キャベツを塩もみする際に、甘酒も入れて詰めることで一晩で簡単に作ることも出来ます。
早く食べたい人にはおすすめです。
味噌ダイエット
乳酸菌ダイエット5つ目は「味噌」です。
ヨーグルトと同じく乳酸菌があり、スーパーやコンビニなど何処にでも手に入る味噌は健康・ダイエットに最適です。
味噌に含まれるメラノイジンという成分は赤味噌の色素のことで、食後の血糖値の急上昇を抑える働きがあります。
糖尿病予防効果も期待されています。
味噌汁は塩分が多い印象ですが、塩分よりもナトリウムが多めなので、具材にカリウムやマグネシウムを含む野菜や豆腐、わかめなどを組み合わせると、ナトリウムの摂取を抑えられます。
余分な塩分も具沢山のお味噌汁で排出すればむくみ解消に繋がり、味噌の原料である大豆に含まれるリノール酸や大豆レシチンには血中コレステロールの上昇を抑える働きがあります。
ダイエットにおすすめなのは赤味噌で、メラノイジンが抗酸化作用として働き、アンチエイジングや脂肪燃焼を促してくれます。
そして味噌汁は食事の最初に飲むのがおすすめで、血糖値の上昇を抑えられ、インシュリンの大量発生を防ぐ効果も期待されます。
他にも味噌の原料の大豆にはイソフラボンが含まれており、アンチエイジングや美白、バストアップ、髪をつややかに保つ効果があります。
大豆ペプチドも豊富に含まれており、肝機能の向上や血液循環を正常化することで毒素を排出しやすくする働きがあるためシミやくすみなどの肌トラブルを防いでくれます。
リノール酸もシミやそばかすの原因のメラニンの生成を抑える、肌に強い味方です。
ビタミンEも豊富に含まれており、アンエイジング効果があります。
身体の酸化を防ぎ、若々しさを保つことが出来ますよ。
特にお味噌汁にするのがおすすめで、具は玉ねぎや海藻、豆腐がいいですね。
玉ねぎは血液をサラサラにしたり、脂肪の吸収を抑え、海藻は食べごたえがあり、食物繊維が豊富です。
豆腐は糖質の吸収率を下げ、代謝を促します。
人参、かぼちゃ、ごぼうなどは糖質が高いため、ダイエット目的で味噌汁を取り入れたいなら不向きなので気を付けておきましょう。
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