セックスで感じるためのセルフトレーニング
気持ちよいセックスに向けての第一歩は、あなた自身の感度を高めること。セルフトレーニングで自分の体を磨きましょう。
感じるセックスは自分の体を知ることから
皆さんは自分の女性器「膣」のことを、どれくらい知っているでしょうか。体の外側にある男性器と違って、内側にある女性器はじっくり見る機会がありません。
まずは、自分の膣の位置をしっかり観察してみましょう。 膣の入り口がお腹側に近ければいわゆる「上付き」、お尻に近ければ「下付き」です。上付きの場合正常位、下付きの場合はバックが、それぞれ挿入しやすく感じやすい体位だと言われています。
続いて、実際に膣に指を入れてみましょう。指を上に引き上げるイメージで締め付け、膣の締まり具合をチェックします。 実際に指を締め付けてみてどうでしたか？ そもそも締める感覚がわからない、締め付けているつもりでも指に圧力がかからないといった状態なら、膣のトレーニングをした方がいいかもしれません。 膣トレ用グッズを利用するほか、肛門にきゅっと力を入れるのを繰り返すことで日常的にもトレーニングできます。
感じる体にアップデートするイメージトレーニング
セックスのイメージトレーニングを行うのも、感度を上げるためには重要です。 映画のラブシーンや女性向けアダルトビデオで、自分が理想とするセックスをリサーチしてみましょう。
王道のノーマルなセックスが好きなのか、言葉責めや目隠しなどのSMチックなエッセンスがあると興奮するのか、セックスの場所にこだわるのか…など、改めて意識してみないと、自分自身でも好みのプレイがよくわかっていないことがあります。なお、男性向けのアダルトビデオはハードなシーンが多く、イメージトレーニングには不向きなのでご注意を。想像力が刺激される官能小説もおすすめです。
彼や好きな俳優とのセックスシーンを想像しながら、自分の体を触ってみるのもよいですね。彼ならどんな風に触るのかをイメージすることで、意外な性感帯に気付けるかもしれませんよ。
その際、記憶と結びつきやすい香りを利用すると、よりリアルに想像できるので、彼の香水を借りましょう。この機会に、ユニセックスの香水を彼とシェアするのも良いでしょう。セックスを想像することで、自分がどういったシチュエーションで感じやすいかがわかるようになりますよ。
すでに彼とセックス の経験があるなら、燃え上がった時のセックスを思い出してみて。彼が指や唇でどんな風にあなたに触れたか、どのような言葉で愛してくれたかを追体験すると、興奮度が高まり、より感じやすくなれます。
リラックスを心がける
セックスで感じるためには、体も心もリラックスしていることが重要です。 緊張して身体がこわばった状態では、まだ男性を受け入れる準備が整っていないということ。
心も体もリラックスするためには、セックスに集中できる環境をつくることも大切です。例えば、自分が安心できる自宅でないとリラックスできない人もいるでしょう。逆に、隣に声が聞こえると恥ずかしいから、自宅ではリラックスできないという意見もありそうですね。
そのほか明るすぎて恥ずかしいなど、セックス以外のことに気持ちが向いてしまうとなかなかリラックスできません。セックスで心と体を開放できるように工夫をしてみましょう。
自分の感じる所を知る
自分の感じるポイントを知ることで、セックスはもっと気持ちよくなります。 ショーツの上から触ったりお風呂でシャワーを優しく当ててみたり。気持ちいいと感じる部分があれば、そこを集中的に触ってみましょう。 女性の場合、オーガズムをクリトリスで感じることを「外イキ」、膣で感じることを「中イキ」といいます。
クリトリスの場合、激しい動きがいいのか、ソフトタッチがいいのか、触り方や力加減の違いで気持ち良いかどうかが変わります。 それを繰り返すうちに、くすぐったいだけでなく気持ち良い、これ以上の強さになったら痛いといった感覚がわかるようになるでしょう。そこまでくると、中イキはもうすぐそこです。
一般的には、中イキは外イキよりも難しいとされています。中イキするためには、膣トレが一番の近道です。膣を鍛えたり、クリトリスと一緒に刺激してみたり、いろいろチャレンジしてみましょう。
男性と一緒に感じるには？
自分の体の準備ができたら、次は彼と一緒に感じることを考えていきましょう。
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