このあとには「感謝いたします」などの言葉をつけるのが適切でしょう。
相手がこちらの要望などを通すために尽力していただいた際などに使える言葉です。
仲間に言うのであれば「色々私たちのために走り回ってくれたって聞いたよ、本当にありがとう」という感じになるでしょうか。
相手が自分に見えないところで動いてくれたことは、きちんと知っておきましょう。
周りの人に聞くのでもいいですし、色々やり取りの中で見えてくることもあるはずです。
きちんとその恩に報いるように、「色々助けてもらったから、私にできることがあったらなんでも言ってね」と一言つけたすのも素敵ですね。
#4:痛み入ります
これは「ありがとうございます」の代わりとして使えるフレーズです。
相手の気遣いや、相手から受けた恩に胸が痛くなるほど感謝しているという意味になります。
「私どもへのご配慮、誠に痛み入ります」などと伝えると良いでしょう。
友達に言う時は胸に手を当ててありがとうというだけでも十分伝わります。
相手の気持ちが心にしみるように感じると自然とそういう仕草をしていることもあるでしょう。
#5:「ご笑納(しょうのう)」「ご笑味(しょうみ)」
この二つはどちらとも人に贈り物をする際に使えるフレーズです。
ありがとうの気持ちとあわせて贈り物をするときには、ぜひ使ってみてください。
「つまらぬものですが」というときには、「ご笑納ください」とセットで使うと"大した品ではないですが、笑って寛容に受け取って下さいませ"という気持ちを表すことができます。
「ご笑味」も同じ。
「賞味」だと、辞書には「食べものを褒めながら味わうこと」とあるので、「私からつまらぬものをあげますが、ほめながらお食べなさい」という感じになることもあります。
相手が「ご笑味」という言葉を知っている人であればなおさら。
ですので、これも「こんな粗末なものですが笑い話のネタとしてでも召し上がって下さい」というニュアンスを出すために「ご笑味下さい」というほうが素敵ですね。
いかがでしたか。
お礼の言い方は人それぞれですが、恥ずかしがって言わないのは相手の恩に報いられないことを思うと良くないですよね。
それよりは自分がスムーズに言える方法を探して素直に、そして自然にありがとうを言える人になりましょう♩
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