アラフォーという言葉は、今では日常的に使われるようになり、誰でも知っていることばとなりました。
しかし、実際に何歳から何歳までの人をアラフォーと呼ぶのかはっきりわかる人は少ないでしょう。
アラフォーは「結婚していない負け犬女性」と揶揄されることもありますが、独身アラフォー女子の実態がどのようなものか、気になりますよね。
今回は、そんなアラフォーの定義や、独身アラフォー女子のリアルな実態について紹介します。
アラフォーとは?何歳から何歳まで?
アラフォーは、「アラウンド・フォーティー」の略で、40歳前後を表すことばです。
2008年当時に流行したドラマから世間に広まり、結婚・出産と仕事の両立がしやすくなった時代背景もあって「自立心の強さ」「購買意欲の高さ」などがアラフォー世代の特徴として挙げられます。
また、子育て・介護・仕事など、さまざまなステージで奮闘する女性が多い年代でもあり、アラフォーに焦点を当てたドラマやテレビCMも注目されてきました。
一方で、女性の社会進出も進んだアラフォー世代は、同じ女性であっても経済状況や社会的立場はさまざまで、女性間の格差が大きいことや、多様な立場の女性がいることも特徴。
いろいろな選択肢がある分、結婚という道を選ばず、独身でいる人も増えましたが、「アラフォー独身女性」=負け犬といったイメージも浸透してしまいました。
このように、アラフォーは幅広いライフスタイルを持った、なんとなく女性というイメージを持たれがちですが、本来であれば、女性だけに限らず男性に対しても「アラフォー」ということばは使用できます。
ただ、圧倒的に、女性へ使用される場合が多いでしょう。
何歳をアラフォーという?
アラフォーは、40歳前後を表すことばですが、明確な年齢の範囲はありません。
そのため、人によってアラフォーの線引きが異なることもあるでしょう。
アラフォーを対象とした調査の年齢をチェックすると、37~42歳、38~44歳、49歳までと幅広い年齢を、アラフォーと定義して呼んでいることがわかります。
そのなかでも、30代後半から40代半ばまでをアラフォー世代とするケースが多めです。
また、アラフォーと同じように使われる言葉に「アラサー」や「アラフィフ」があります。
アラサーは20代後半から30代半ば、アラフィフは40代後半から50代半ばまでを示すことが多いでしょう。
アラフォー女性の未婚率は約20%
アラフォー世代の女性から、多様なライフスタイルを選択する人が増えたようですが、アラフォー女性の内、結婚していない人はどれくらいいるのでしょうか?
平成27年に行われた国税調査によると、アラフォー女性(35~44歳)の未婚率は約20%と報告されています。
つまり、結婚しているアラフォー女性は80%に上り、やはり、結婚しているアラフォーが圧倒的に多いことがわかります。
どのくらいの時期から結婚している人の方が多くなるのかというと、既婚者の割合が未婚率を上回るタイミングは、男女ともに30~34歳ぐらいです。
社会的な背景に変化があったといえども、やはり、30代半ばくらいまでには結婚しておきたいというのが本音のところなのでしょうか...
多くの男女は、アラフォーに差し掛かる前に、パートナーと結婚に至っていることがわかります。
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