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事実婚とは?内縁や婚姻との違いやメリット・デメリットをわかりやすく紹介!

事実婚とは?内縁や婚姻との違いやメリット・デメリットをわかりやすく紹介!

結婚
yuura
yuura
2020.05.19

事実婚の解消と届け出婚の離婚の違いは?

結婚指輪を付けている男女

事実婚でも届け出婚でも、さまざまな理由で離婚を選択しなければならないこともあります。

事実婚を解消するとなった場合、届け出婚の場合の離婚とどのような違いがあるのでしょうか。

また、届け出婚の離婚と同じ対応が必要なものもあります。ここでは、具体的に事実婚の解消方法について紹介します。

違いは離婚届の必要性

事実婚の場合、そもそも婚姻届を提出していないので、離婚届も必要ありません。

一方、届け出婚の場合は離婚届を提出し、パートナーの名字を選択していた場合は「旧姓への氏名変更手続き」が必要になります。

これらの手続きが事実婚の場合は不要になるため、離婚に際しての手続き上のわずらわしさが軽減されます。

もし夫婦関係を解消するような事態になったとしても、スムーズに新しい生活に移行することができるのです。

事実婚でも解消時に財産分与ができる

事実婚を解消する場合でも、届け出婚の場合と同様に財産分与をすることができます。

財産分与とは、結婚してから夫婦で築いた財産を、離婚後に二人で分け合うことです。

ここでいう財産とは預貯金だけでなく、家や車、家具、有価証券、保険なども対象となります。

あくまで「結婚してから夫婦で築いた財産」なので、独身時代の貯金などは対象とならないことに注意が必要です。

財産分与の仕方は、原則半分ずつとなります。

事実婚の場合は財産分与できないと思っている人もいるかもしれませんが、しっかり財産分与できるということを知っておきましょう。

事実婚でも解消時に慰謝料が発生するケースがある

事実婚でも、夫婦関係を解消する際に慰謝料が発生するケースがあります。

法的に婚姻関係を結んでいないので、浮気をしても不貞行為にあたらないと考えている人もいるかもしれませんが、事実婚であっても夫婦の貞操義務は発生します。

パートナー以外の異性と関係を持った場合には、事実婚でも不貞行為とみなされるのです。

正当な理由もなく一方的に事実婚を解消したり、別居したりした場合も同様で、慰謝料を請求することができます。

ただし、慰謝料を請求するためには、事実婚であることを証明しなければならないことに注意が必要です。

「未届の妻(夫)」という記載がされた住民票や、結婚式を挙げたときの領収書や写真、事前に作成した事実婚の誓約書などがあれば、事実婚だと認められ、パートナーの不貞行為が発覚したときには慰謝料を請求することができるでしょう。

事実婚を選択した芸能人

赤い壁の前に立つ女性

芸能人の中には、実際に事実婚を選択した人もいます。ここでは、事実婚を選択した芸能人とは誰なのか、どのような事実婚だったのかについて紹介します。

椎名林檎

シンガーソングライターの椎名林檎さんは、2000年11月にギタリストの男性との結婚、妊娠を発表しています。

翌年の7月に男の子を出産しましたが、2002年1月にスピード離婚してしまったそうです。

その後、2013年4月に映像ディレクターの男性と事実婚したことを発表しています。

その男性との間に第2子となる女の子も生まれています。事実婚を選択する理由として、お子さんの名字が何度も変わるのを避けたいという意見がありますが、もしかしたら椎名さんもそうなのかもしれませんね。

また、映像ディレクターの男性とは不倫から始まったという噂もあるので、それも事実婚を選択した理由の一つなのかもしれません。

後藤久美子

国民的美少女として人気があった後藤久美子さんも、フランス出身の元F1レーサーであるジャン・アレンジさんと事実婚状態を続けています。

二人のお子さんが生まれており、長女はモデル、長男はレーシングドライバーとして活躍されているようです。

海外では日本よりも事実婚を選択するカップルが多いこともあり、後藤さんも事実婚を選択したのかもしれません。

萬田久子

女優の萬田久子さんも、事実婚状態を続けていたことで知られています。

1987年にアパレルブランドの「セオリー」を展開する社長と、不倫の末に第1子を出産しています。

お相手の男性はその後離婚していますが、それからも入籍はせずに事実婚状態を続けていたそうです。2011年にお相手の男性をスキルス胃がんで亡くしており、その際の喪主は萬田さんが務めました。

前の配偶者との間に子供がいる人が再婚する場合、子供のことを考えて事実婚を選択する人もいます。

萬田さんはお相手の男性のお子さんのことを考えて、事実婚を選んだのかもしれませんね。

事実婚にもメリットとデメリットが!自分たちに合った結婚の形を選ぶことが大切

Marriage proposal engagement

事実婚は、夫婦がそれぞれの姓でいられる、氏名変更手続きが不要、パートナーの親戚関係を持たなくてもよいなど、さまざまなメリットがあります。

しかし一方で、法定相続人になれない、父親と一緒に子供の親権を持てないなど、デメリットもいくつかあります。

「仕事をずっと続けたい」「子供がほしい」など、思い描く結婚生活は人それぞれです。

記事で紹介した内容を参考にパートナーと話し合い、自分たちに一番合った結婚の形を選んでください。

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