優柔不断な人の心理とは
そもそも、なぜ優柔不断になってしまうのか。決断力の早い人との違いはどこにあるのでしょうか。 それを知るため、優柔不断である人の心理がどのようなものか見ていきましょう。
どれも必要なものと思ってしまう
優柔不断な人が何かを選ぶとき、真面目に何を選ぶべきか、真剣に考えています。
理由としては、選択肢のすべてが自分にとって必要なものと思ってしまう心理が働いているよう。自分にとっていらないものが何かを、優先順位をつけてすぐに判断ができず、選択することに時間がかかってしまうのです。
自分にとって必要、不要なものの判断が瞬時にできず、どれを選ぶべきか真剣に悩んでしまうのでしょう。
失敗が怖くて選ぶことができない
優柔不断な人は、自分が選んだものが本当に正しいのかどうか、とても心配になります。 それを選んだことにより、結果的に後悔しないかどうか、先のことを考えて不安になってしまうのです。
また、何を選ぶにせよ、結果的に後悔をしてしまうことも多いです。選んだ結果後悔する、といった経験を繰り返ししてしまうため、何かを選ぶ際は「また後悔したらどうしよう」という不安が頭をよぎります。
つまり、常に「失敗するのでは」という不安があるため、なかなか物事を決めることができないのです。
主体性がなく、何でもよいと思っている
優柔不断の人は、これまで生きてきて、周りに流されてきたタイプが多いです。 基本的に主体性がないため、周りの意見に同調して物事を決めてきた人が多いでしょう。
そのため、何かを選ぶときには一生懸命考えることもありますが「周りが決めてくれても良い」といった考えもあります。選択肢にそれほど優劣がないため、どれを選んでもよいと思っているのです。
優柔不断な人のあるあるエピソード
ここからは優柔不断な人によく見かけるエピソードを紹介します。 内容を見て「わかるわかる」と思った人は、自分も優柔不断なタイプかもしれません。
レストランでメニューが決められない(20代女性 接客業Sさん)
友人たちとよくレストランに行きますが、いつもメニューに迷って決めることができません。 これだ!と思って決めても、友人が違うメニューにしたら、自分のそのメニューにしようか迷い始めてしまいます。
洋服を購入するのに何店舗もぐるぐる(30代女性 主婦Aさん)
洋服を買うのに非常に時間がかかります。 他の店にもっといいのがあるのでは、と思って、似た洋服を探して違う店を何件もめぐってしまいます。
仕事における決断ができない(30代男性 営業Bさん)
ビジネスにおけるプランで、プランAかBかの選択を求められたとき、なかなか決断することができません。 一度決めても自信がなく、後輩に助言を求めてしまうことも。自分が情けないです。
ネットショッピングで返品を繰り返してしまう(20代男性 IT関連Yさん)
納得して購入したはずなのに、いざ商品が届くと「イメージとは違う」と感じて後悔してしまいます。 返品無料の商品の場合、気に入らないものは返品し、また新たな商品を探すといった悪循環に。
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