ダメ人間という言葉は面と向かって言われるというよりも、自分が知らない内に他人から噂されていることが多い言葉です。
そのため、自分がダメ人間なのか、なかなかわからない人もいらっしゃるのではないでしょうか? また、好きな人や彼氏がダメ人間であったとしても、好きがゆえに認識が甘くなってしまい判断がつかない人も少なくはないでしょう。
今回は、自分自身や彼氏がダメ人間なのかを見極めるために、ダメ人間の特徴、ダメになってしまう原因や改善のためのアドバイスをお伝えします。
ダメ人間の意味とは?
「もしかして私ってダメ人間?」そう思ったことのある人も少なくないでしょう。では、そもそもダメ人間とはどんな人のことを指すのでしょうか?
「駄目」という言葉には、主に次のような意味があります。
・しても甲斐のないこと ・無益なこと ・役に立たないこと ・悪い状態であること
つまりダメ人間とは、ある評価基準において「平均より能力的に劣る人間」や「プラスになる要素のない人間」を指すわけです。「落ちこぼれ」や「社会不適合者」とも言い換えられます。
自分がダメかどうか、自分自身ではなかなか気付けるものではなく、本人も知らないうちに、他人からダメかどうか判断を下されることが多いでしょう。自分がそう思っていなくても、周りからダメ人間の烙印を押されることは無きにしもあらずですよ。
また、仕事面ではデキる人間なのに、プライベートとなると一転してダメになるというパターンもありえます。
ダメ人間の共通な特徴12選
ここから、ダメ人間の性格面・行動面それぞれにおける特徴について詳しく解説していきます。当てはまる項目がないか、ひとつずつチェックしましょう。
ダメ人間の性格の特徴6つ
まずは、性格面における6つのダメな特徴から見ていきましょう。もし複数の項目に心当たりがあるようなら、内面から自分改革が必要かもしれません…!
人間嫌いである
ダメ人間は、人間嫌いな傾向があります。 他人とのコミュニケーションが苦手な人、いわゆる「コミュ障」は人間嫌いの最大の特徴。人の輪に入っていけず、一人で過ごすことを好みます。
誰しも一人でいたいときはありますが、そもそも人間嫌いな人は大半の時間、人と過ごすのに苦痛に感じます。会話をしたくない一心で、仕事において必要な報告すら怠るケースもあるでしょう。状態がひどくなると家に引きこもり、自分だけの世界に没頭してしまいます。
仕事や私生活に支障が出るほどの場合、周囲からダメ人間とみなされてしまうことがあるでしょう。
協調性に欠けている
協調性の無い人には2つのタイプがあります。1つは、人嫌いゆえにあえて輪から外れるようなことをするタイプです。思いやりの気持ちも薄く、自分さえよければ人がつらい思いをしていても、あまり何も感じません。
もう1つは、合わせようと思っているのに団体行動ができないタイプです。こういった人たちは場違いな発言をしてしまうことが度々あります。わざとではないので気の毒ですが、「空気が読めない」「自己中心的」といった評価を受けてしまいがちでしょう。
どちらかというと、ひとつめの協調性がないタイプの方が、周囲の人からはダメ人間と思われやすいです。
何かと人を見下しがち
「他人のよいところを見つけられない」というのもダメ人間の特徴の一つです。ささいな欠点ばかりに注目し、自分の方ができると思い込みます。
このタイプの人は自分を過剰に評価していることが多く、「本当の自分が見えていない」といえるでしょう。たとえ現実に他人が実績を上げていても、自分ならもっとできただろうと根拠のない自信を抱きます。
また、自分と比べて相手を落とすことによって自己肯定を得ていることもあります。ダメ人間は上の人間を見るよりも、自分より下を見てマウンティングしたいのです。
他人を信頼できない
ダメ人間は猜疑心の塊で、めったなことでは他人を信用しません。常に相手の言葉の裏を読もうとする癖があるため、たとえ歩み寄ってくる相手がいても本音で話せないのです。
いつまで経っても距離が縮まらないのでは、友情も愛情も育ちにくいでしょう。結果として周りから人がいなくなっていきます。
距離を置かれたことでさらに人を信用できなくなり、どんどん悪い方向へ陥ってしまうのです。
めんどくさがり
口癖は、「だるい」「めんどくさい」「疲れた」。ダメ人間は基本めんどくさがりで、やらなければならないことを後回しにしがちです。
例えば、身の回りの整理整頓や掃除などがよい例でしょう。マメに行えば決して難しい作業ではないのですが、溜め込んでしまうためにダメ人間の周りは物が散らかりやすいのです。
「自分がやらなくても誰かがやってくれるだろう」という甘えが根底にあり、自分で乗り越えようとする覇気がまったく感じられません。また、「いつでもできる」と思っているかもしれませんが、時間があるのに行動できない人は、どれだけ時間が経とうとも頑張れないものです。
向上心がない
ダメ人間は、明確な夢や目標を持っていないことが多いでしょう。目指すものがないために向上心も育たず、ただ流れに任せて日々を送っています。
自分に甘く、「頑張っても無駄」「別に今のままでも不便はない」などと開き直りやすい傾向にあるでしょう。改善すべき点から目を逸らすのが通常モードになっているので、同じ失敗を何度も繰り返します。
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