※本ページはプロモーションが含まれています。

いとこ結婚はタブー?知っておきたいいとこ結婚の疑問

いとこ結婚はタブー?知っておきたいいとこ結婚の疑問

結婚

いとこ同士で結婚することはできるの?と疑問に思う人は多いはず。また、いとこの結婚式に呼ばれたときの服装やご祝儀はいくら包めばいいのかなど、いとこ結婚にまつわることに悩んだ経験のある人もいるのではないでしょうか。そこで、今回はいとこの結婚に関する疑問を解決していきます。

yuura
yuura
2020.01.30

「いとこ同士で結婚する」と聞くと「いとこ同士って結婚していいの?」と疑問に思う人も多いでしょう。

その他、いとこの結婚式に呼ばれた際のご祝儀の金額やマナーなどについて迷う人も少なくないはず。

そこで、いとこ同士の結婚はできるのか、いとこの結婚式に出席する際の基本的なマナーなどについて詳しく紹介します。

いとこ同士で結婚はできるの?

考えこむ女性

「いとこ同士の結婚」と聞くと、そもそも、日本の法律で認められているのか、イマイチよく分からない人も多いでしょう。

そこで、いとこ同士の結婚とは具体的にどのようなケースのことをいい、日本では法律上問題がないのかまで詳しく説明します。

いとこ結婚は法律上認められている

日本では3親等以内の結婚は法律で禁止されていますが、4親等に該当するいとこの結婚は法律で認められています。

1親等の「父母」「子」、2親等の「祖父母」「孫」「兄弟姉妹」に対して、3親等は「曽祖父母」「ひ孫」「おじ・おば」「おい・めい」となるため、自分の親兄弟の子供に該当するいとこは4親等に当てはまります。

実は日本では、江戸時代まではいとこ同士の結婚は珍しいものではありませんでした。

時代が進むにつれ自由に結婚相手を選べるようになったことや出会いの場が増えたことによって、恋愛結婚やお見合いなどで結婚するケースが増えていったことで、いとこ結婚が減少していったのです。

そのため、人々の価値観も少しずつ変わり、いとこ結婚に対して偏見やタブー視といった見方をする人も一定数いるのです。

いとこ結婚は現在では減ってきている

いとこ結婚とは、両親の兄弟姉妹の子供と結婚をすることを指します。

昔は、家系や血統を重視する傾向があったため、親同士が決めた相手を結婚相手とすることが当たり前とされていました。

天皇や貴族といった地位や位の高い人たちの間では、親族間の結婚は普通に行われていたのです。

いとこ同士では、同じ地域などお互いに住んでいる距離が近いと、さらに結婚する確率は高まりました。

その理由にはお互いの両親が話を付けやすいことや相手の性格をよく知っているということが関係していると考えられます。

日本におけるいとこ結婚は、1983年のデータによると割合として全体の1.6%ほどとされていました。(1977年6月~1982年5月のいとこ結婚の割合が0.18%、1982年6月~1983年8月のいとこ結婚の割合は0.43%となっており、1000組に1~4組程度)

昔の結婚は、両親の勧めによる場合が多かったですが、現代は自由恋愛で結婚することが一般的になっていっているため、いとこ同士の結婚は減少していきました。

時代が変わったことで、昔は当たり前に行われていたいとこ結婚が、現代では珍しい結婚として逆転しているのです。

近親者の頻度に影響を及ぼす要因に関する研究

参考:国立社会保障・人口問題研究所

いとこ結婚のメリット

プロポーズをされて喜ぶ女性

いとこ同士の結婚は法律ではOKとされているものの、聞き慣れないために違和感を覚えるという人も多いでしょう。

しかし、お見合い結婚ではない、いとこ結婚ならではのメリットも実はたくさんあります。では、いとこ同士の結婚には、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

結婚してからのギャップが少ない

恋愛やお見合い結婚の場合、恋人期間はお互いに多少無理をしてでも自分を良く見せようと思うので、結婚した後に「こんなにだらしない性格だと思わなかった…」「お金遣いが思っているより荒い…」と相手のギャップに驚く人も少なくありません。

しかし、小さい頃から気心が知れているいとこ同士の結婚の場合、お互いの性格などをよく理解しているため、結婚してから「こんなはずじゃなかった」「性格がきつい」などのギャップに驚くことがほとんどありません。

親戚付き合いに負担がない

結婚をすると悩みのタネになるのが、両家の付き合い方ですよね。挙式のための両家での調整や新年の挨拶などの機会で気を使う必要があるでしょう。

親戚付き合いは、面倒だけれど省くと後々やっかいになってしまうことも多く、無理をして相手の家族に合わせなければいけない場合も多いはず。

しかし、いとこ同士の結婚だと両家が元々親族関係であるため、新しく関係を構築する必要がなく、通常の親戚付き合いよりもお互いに少ない負担でスムーズに良い関係が構築できるケースが多いようです。親同士も気を使うことがないので、結婚式や親戚などの集まりも楽しく行えます。

また、相手の親の性格もよく知っているので気心が知れており、普通では考えられないほど距離感の近い親戚付き合いができるのもメリットです。

嫁姑問題が少ない

いとこ同士のもう1つのメリットは、親戚付き合いの他に嫁姑問題が少ないことです。

例えば、姑が母親の姉妹という場合は、家庭内でトラブルが起きても相談しやすく、夫に問題があっても姑が問題解決に動いてくれるケースがあります。

これは、お互いの家族同士の付き合いが長いからこそ、良好な関係を持続させていこうという意思があるためでしょう。

恋愛結婚やお見合い結婚でも、姑と良好な関係を築けるケースもありますが、いとこ同士の結婚の方が接している時間が長い分、良好な関係を築きやすいといえます。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

― 広告 ―