自分が「コミュ障かも?」と思ったことはありませんか
自分が「コミュ障かも?」と思ったことはありませんか?
「相手を嫌な気持ちにさせることが多い」 「失敗したくないから会話をしないようにしている」 「相手の目を見て話せない」
など、思い当たる節はありますか? また、友達や同僚に
「この人コミュ障っぽいなぁ、どう対応すればいいの?」
と思ったことはありませんか。 本記事では、コミュ障の特徴・原因・克服方法や、コミュ障の人と上手に接する方法についてもご紹介します。
「コミュ障」とは?コミュニケーション障害の略語
インターネット上でよく目にする「コミュ障」は、「コミュニケーション障害」という言葉を省略して作られたネット用語です。
ネット上では、「人とのコミュニケーションが苦手な人」という意味で使用されることが多いです。
一方で、「コミュニケーション障害」は、医学的な診断名を指す為、自閉症や脳機能の発達に関わる疾患や、言語障害や吃音など言葉を伝えるのが困難な疾患のことも意味します。
本記事では、前者の「人とのコミュニケーションが苦手な人」に焦点を当てて解説していきます。
コミュ障と言われる人に共通する特徴
シャイ
コミュ障と呼ばれる人は、おとなしく、シャイな性格な人が多いです。
しかし、家族や親友など、自分が心を許している人には言いたいことを素直に言える場合がほとんど。
「本当の自分」
を見せられる相手の範囲が狭いのです。
人間関係に疲れ、なるべく人と関わりたくないと思っている人も居ますが、心の中では仲間に入りたいと思っているのにどうしたら良いかわからないという人もいます。
周りの人からは、双方とも、シャイな人だと思われているでしょう。
しかし中には饒舌になり、人の気持ちを考えずに言わなくて良いことまで言ってしまうという真逆のタイプも。どちらにしても、空気が読めずに周りから浮いてしまうのです。
考え方がネガティブ
コミュ障と呼ばれる人にも色々なタイプが居ますが、自分自身に自信がなく、何事もネガティブに考えてしまう方が多いです。
「どうせ自分には出来ない」 「きっと失敗するはずだ」
と勝手に決めつけてしまうのです。このような状態になるのは、自分の失敗体験ばかりに注目するから。 失敗を恐れるあまり、成功した体験をも
「あの時はたまたま上手くいっただけ」
とネガティブな思い出に書き換えてしまうことも。 この考え方が定着すると、
「行動を起こす」=「失敗する」
という思考回路になる為、チャレンジする意欲を無くしてしまう原因になります。
他人の目を気にしすぎる
必要以上に他の人の目を気にしすぎ、過度に緊張してしまうのも、コミュ障の人に多い特徴。
「失敗したくない!」
という思いから、言葉が出てこず、声が震えたり汗をかいたりと、身体的な変化が表れることも。完璧な結果を求め、自分で自分に過度なプレッシャーを与えてしまうのです。
「自己評価」=「他者評価」
と思い込む傾向があるので、周りの人が「失敗」と思ってなくとも、自分的に納得がいかない場合は失敗したとみなします。
コミュ障になってしまう原因はあるの?
これまで
- ネガティブ思考
- 他人の目が気になる
- 相手の気持ちがわからない
など、コミュ障と言われる人の特徴をいくつかご説明しました。
ここからは、コミュ障になる原因として考えられることをまとめました。 原因がわかればそこからアプローチし、改善を目指しましょう!
育ってきた環境から
幼少期は、人格形成において非常に大切な時期。親や教師などの関わり方、体験、習慣などからさまざまなことを吸収します。
特に親や教師が下記のように関わってしまうと、コミュ障になる原因となります。
否定的例えば、子供の通信簿が「オール5」ではなく、ひとつだけ「4」があったとします。 この時、親が
「どうしてオール5じゃないの?」
と足りていない部分を責めてしまうと、完璧でなければダメなんだといった思考が植えつけられます。
また、怒られないように親の顔色を伺うようになるなど、どんどんコミュ障の特徴となる考え方を育ててしまうのです。
無関心子供は、親と関わることで人間とのコミュニケーションや付き合い方を学ぶ為、しっかりと向き合い、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
親が子供に無関心だと、子供は「自分は必要とされていない」と思い、否定的な思考をもったり、自分を守る為に攻撃的になる例もあります。
過保護幼少期は楽しい思い出だけではなく、努力や挫折を体験し、そこからまた挑戦するという経験も必要です。
子供が可愛いあまり、失敗する前に手を差し伸べてしまうと、失敗を知らないまま育ち、大人になった時に失敗すると、それがとてつもなく大きなトラウマになってしまうこともあります。
「きっと誰かが助けてくれる」
といった依存心も育ってしまいます。
過去のいじめ経験から
いじめは心に深い傷をつくります。 人との関わりを断ち、自分から心を閉ざしたり、嫌われないよう他人の言動を気にしすぎて、過度なプレッシャーを勝手に感じていることがあります。 また、
「いじめられた経験」=「自分はダメ人間」
といったレッテルを自分で貼ってしまい、「人とコミュニケーションを取るのが怖い」と思ってしまうケースもあります。
人間関係の苦手さから
例えば、
「自分が発言すると、いつも空気が悪くなる」 「いつも一言多いと言われる」
など、発言すると周りに迷惑をかけてしまったという経験が重なると、自分を責めたくなります。
「どうして自分はそうなのか?」
考えても答えがわからず、やがて人間関係に疲れてしまい、なるべく人と関わるのを避けるようになります。
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