長年付き合った彼との上手な別れ方
一緒に過ごした時間が長ければ長いほど、別れを簡単に切り出すことはできません。 しかし、だからといってつらい気持ちのまま関係を続けるのも精神衛生上よくありません。 では、なるべく穏便かつきっぱりと別れるにはいったいどうすればよいのでしょうか。 ここでは具体的な方法をまとめてみました。
最初は距離を置くところから始める
いきなり別れを切り出すのはおすすめできません。 彼氏としては青天の霹靂のようなことなので、とても受け入れることはできないでしょう。 気持ちの整理もすぐにはつかないため、感情的になってしまい話がこじれてしまうことも考えられます。
普段からメールやLINE、電話でやり取りをしているのなら、まずはその頻度を減らしましょう。 突然ぱったりとやめてしまうのはNG。 徐々に少なくしていくのがポイントです。
また、会う回数も少しずつ減らしていきます。 惰性でほぼ毎日のように会っているのなら、まずは週に3回程度にしてみましょう。 相手の様子も見つつ、週に1回、月に1回と減らしていきます。
距離を置き始めると、彼氏もあなたに何かしらの心境の変化があったことに気づく可能性があります。 その結果、別れを切り出したときも冷静に話し合える可能性が高くなります。
別れることを決めたら、明確に意思を伝える
会う頻度を減らしていくと、彼氏はあなたの異変に気付き始めます。 別れる意思が変わらないのなら、このタイミングで別れを切り出しましょう。
別れ話をするときは、直接相手に会う以外にもメールや電話、LINEなどを使うこともあります。 どうしても直接会って伝えたいのならそれもアリですが、彼氏がすぐ感情的になる、激高する可能性があるといったケースだと電話やLINEのほうがよいかもしれません。
また、人が多く集まるところで話すのもおすすめです。 公園やファミレス、カフェなどほかの人がいる場所だと、感情的にならず冷静に話を進められます。 激高した彼氏に暴力をふるわれるといったリスクも回避できます。
別れを切り出すと、彼氏は何としてでも引き留めようとするかもしれません。 しかし、それに応じてしまうと元の木阿弥なので、別れる意思はきっぱりと伝えてください。
どこが悪かったかは伝えない
別れを切り出すと、彼氏は自分のどこが悪かったのか質問してくる可能性があります。 また、彼氏に何かしらの不満があったのなら、あなたのほうから何が悪かったのかを伝えてしまうかもしれません。 しかし、別れ話をするときにこれはNGなので注意が必要です。
たとえば、「今回の浮気だけは絶対に許せないから別れる」と伝えたとしましょう。 このケースだと「今後はいっさい浮気しないから、もう一回だけチャンスがほしい」と返されてしまう可能性があります。
また、「お金にだらしないところが嫌になった」といったケースだと、「これから絶対に直すから」といわれてしまうのがオチです。
相手の悪いところを伝えてしまうと、改善するから関係を修復したいといわれるのは目に見えています。 別れ話をするときには、自分の気持ちが変わったからどうしようもないのだと伝えましょう。
別れたあとは連絡を取らない
別れたあとも連絡を取り続けてしまうと、相手に勘違いさせてしまう恐れがあります。 彼氏としては降って湧いたような別れ話なので、できることなら復縁したいと考えているはずです。 そのような心理状態のときに、別れた彼女から連絡がくれば「まだ自分に気があるのでは」「実は復縁したいのでは」と余計な希望を持たせてしまいます。
何らかの事情でどうしても連絡を取らなければならないことがあるのなら仕方ありませんが、そうでないのならやめましょう。
自分から連絡をしなくても、相手からコンタクトをとってくる可能性があります。 むやみに応じてしまうと、これも復縁の可能性があると思われてしまいます。
一番いいのは、LINEもブロックしてスマホの電話番号も変えてしまうことです。 物理的に連絡をとれないようにすること。 つらいかもしれませんが、復縁する気がないのなら、完全に連絡を絶ってしまうのがお互いにとってベストです。
長い付き合いの彼氏と別れたその後、後悔すること
長く付き合っていた彼氏と別れてしまうと、休日の過ごし方がわからなくなったり、元カレと共通の友達に会いづらくなるといった弊害があります。 また、SNSを整理しなくてはならなくなることも。 ここでは、彼氏と別れたあとにどんなことが起きるのかを紹介します。
休日の過ごし方がわからなくなる
休日は彼氏と過ごしていた方だと、それができなくなるため休みをどう過ごせばいいのかわからなくなることも。 これまで当たり前のようにそばにいた彼氏がいなくなり、空虚感に襲われてしまうことも珍しくありません。
彼氏がいたときは、楽しくて休日があっという間に終わってしまう感覚だったのが、やたらと長く感じてしまう可能性も。 何もやる気が起きず、ダラダラと1日寝て過ごしてしまうようになるかもしれません。
彼氏のつながりであった友人と会いづらくなる
長い付き合いの彼氏だと、別れるまでに彼の友人や知人をたくさん紹介されていることもあります。 なかには、個人的に仲良くなった友達もいるかもしれません。
別れてしまうと、このような彼氏つながりの友達とは会いづらくなってしまいます。 別れたことでその友達との関係性が悪化する可能性もあります。
友達と会っているとき、別れた彼氏と遭遇してしまう可能性も十分考えられるでしょう。
SNSも整理する必要が出てくる
SNSで彼氏とつながっていた場合、その家族や友達、知人などと相互フォローしていることもあります。 彼氏とつながっている人だとどうしても気まずくなり、今までのように自由に発信できなくなることも考えられます。
彼氏の存在抜きで仲良くできるのなら問題ありませんが、そうでないのなら必要に応じてフォローを外すなど対処しましょう。 もしくは新しくアカウントを作り直す手もあります。
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