ストーカーになるきっかけとは?
危険な雰囲気を持っていない知人や彼氏が、ふと気がついたときにはストーカーのようになってしまっていたということもあります。
人がストーカーになるきっかけは、一体どのようなものがあるのでしょうか? ストーカーになり得る、面識のない相手、知人、彼氏、別れた彼氏の4パターンを紹介します。
記事を読んでみて心当たりがあるなら、相手との距離の置き方を見直しましょう。
面識のない相手から一方的に思いを寄せられる
女性に優しく対応されただけで、その女性が自分に恋愛感情を持っていると思い込む男性がいます。 このようなタイプの男性は、一方的に思いを募らせて、その思いを女性が受け入れなかったときにストーカー行為におよぶことがあるのです。
アイドルをつけ回すタイプの男性がそうで、専門的には親密追求型のストーカーに分類されます。 このタイプのストーカーの被害に遭う女性は、加害側の男性をいっさい知らないこともあります。
同僚などの知人の行動がエスカレートする
とくに親しいわけではない知り合いがストーカーとなるケースも、実際少なくありません。 仕事で数回会っただけ、職場で何度か話をして目が合ったという相手でもストーカーになり得ます。
知り合いとの面識が薄いと、最初はストーカーされていると気がつかないことも多いです。 ただ、早期にストーカーを発見したときは、迷惑していることを伝えましょう。
発見が遅れるとストーカーの行動がエスカレートするかもしれないので、早期発見がキーポイントです。
付き合っている彼氏の束縛が激しくなる
最初はお互い大好きな思いを胸に交際をスタートさせたのに、彼氏の束縛が徐々に激しくなってきてストーカーになることがあります。
独占欲や執着心の強い人や自分に自信が持てない人、人間関係が希薄な人がなりやすい傾向のようです。 ストーカー行為がエスカレートすると、モラハラやDVにも発展するケースがあります。
そうなると彼氏と別れることも逃げることも難しくなる可能性もあります。 そうならないためにも、ストーカー気質だと勘づいたら改善を促し、進歩がなければお別れすることを視野に入れておきましょう。
別れた彼氏がつきまとうようになる
交際中はまったく問題なかったのに、別れたあとに元カレがストーカーになることがあります。 そういうときは、元カレが未練に思っているケースが多いです。
別れ方は、元カレも納得できる形だったかを思い出してみましょう。 こちらの都合を押し付けて、無理やり交際を終了させていませんか?
心当たりがあるならば、早い段階で話し合いをしてみるのもアリです。 エスカレートしてしまっているのであれば、できるだけ早く警察に相談しましょう。
ストーカーの被害者になりやすい女性の特徴
ストーカー被害には、できれば遭いたくないものです。 ストーカーからつけまわされないためにも、どんな女性がストーカーの被害者になりやすいのかを確認してみましょう。
被害に遭いやすい女性には、いくつかの特徴があります。 自分が当てはまっているかを客観的に見極めて、自分の身を自分で守れるようにしておきましょう。
おとなしめの女性
外見や雰囲気が控えめでおとなしそうな女性は、ストーカーの被害に遭いやすいかもしれません。 ストーカーは、恋愛経験が浅くてウブ、一途に自分のことを好きになってくれそうな女性を好みます。
ストーカーは女性に対して、なんらかのコンプレックスを抱いてることが多いので、言い返してきたり自分よりも強そうだったりする女性にはストーカー行為をしないことが多いのです。
自分を1番に思って尽くしてくれる、おとなしい雰囲気の女性が狙われる傾向があります。
まじめな女性
服装が割ときっちりとしていて、性格がまじめな女性は、実はストーカーが好むタイプです。 ストーカーになる男性は、自分の中に彼女像のようなものを抱いていることがあり、それに当てはまる女性を見つけるとストーカーになって、つけまわしたり嫌がらせをしたりすることがあります。
まじめな女性は、自分に降りかかっている現状を周囲に相談しづらいと思ってしまうかもしれませんが、親しい人に相談をして、ストーカーに気がついたら早めに対処しましょう。
露出の少ない服装を好む女性
ストーカーは、女性の肌の露出を良いものと思っていません。 自分以外の他人の目に、好意を寄せている相手の肌が映ることを嫌がります。
また、服装が派手な人に対して、ストーカーは抵抗を感じていることもあります。 服装が比較的地味で、肌の露出が少ない女性を好むのです。
すべてのストーカーに当てはまることではありませんが、見た目が大人しめの女性がストーカー被害に遭う傾向があります。
だれにでも優しく面倒見の良い女性
相手の年齢や性別を見ずに、誰にでも平等に優しく接する人は、ストーカーが好む人物像に当てはまります。 誰にでも優しい点をストーカーは、「自分にだけ優しい」「きっと自分のことが好きだから優しくしているんだ」と思い込みやすいです。
「自分のことを丸ごと受け止めてくれるかも」という思考を持ち合わせている人が、ストーカーになる傾向があります。
誰にでも分け隔てなく優しいのは良いことですが、ストーカー気質の人に勘違いされないように注意しておく必要があるでしょう。
寛容で怒らなそうな女性
控えめで、仕事で上司から少しひどい仕打ちをされていてもグッと我慢できる女性は、ストーカーが好むタイプです。
相手からの威圧的な態度に耐える姿を見て自分のことも受け止めてくれそうだと勘違いしてしまうため、ストーカーから好かれてしまうケースも多々あるのです。
普段怒らないから、きっと自分が少しくらい何かしても怒らずに受け止めるだろうと思ってストーカーは行動してきます。
我慢強さも重要ですが、ときには我慢せず怒る姿を見せるのも大切です。
断ることが苦手な女性
周囲の人に遠慮して、自分の意見が言えなかったり、誰かに頼られると少し無茶なことでも断れずに引き受けてしまうという性格がおとなしくてどこか優柔不断に見える女性をストーカーは好みます。
ちょっと無理と思えることも引き受けてくれるのならば、自分の存在も受け入れてくれるに違いないと思い、ストーカー行為に発展しやすくなるのです。
弱気に見えているからこそ、ストーカー行為が発覚しても周囲の人に相談せず、警察に行くこともしないだろうとストーカーは思っているかもしれません。
容姿は良いが自覚がない女性
少し鈍感で、自分がモテていることに気がついていない容姿の整った女性も、ストーカーから目をつけられやすいです。
自分はモテないと思っているので、女性は警戒心が薄くなっている状態です。 ストーカーは女性の隙を見逃しません。
男性から好意を抱かれていないことを前提とするのではなく、もしかすると誰かが好意を寄せているかもしれない、もしくは誰かから見られているかもしれないという危機感を持ちましょう。
それだけでもストーカーへの影響はありますよ。
常に愛想の良い女性
ストーカーになる男性は女性に飢えています。 中でも自分に優しくしてくれる女性を好むので、笑顔で愛想の良い女性はストーカーが好む女性像と合致します。
ほかの人に向ける笑顔と自分に向ける笑顔は質が違う。 自分には特別な思いを込めて微笑んでいるんだと、ストーカーになる人は思い込みやすいです。
不愛想になる必要はありませんが、少し危険な香りがする男性とは適度な距離を取りましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。