銀歯がとれる夢
銀歯は虫歯になった歯の表面をガードするために被せるもの。 銀歯があなた自身の本心を包み隠すフィールドになっていると捉えられます。
何か納得できない出来事に遭遇したとき、自分の意思や意見を曲げてまで周囲の状況に迎合することが我慢できない、かと言って揉め事に発展するのは嫌だ。 そんな思いから、無理矢理自分を押し殺して他人に同調している状態にあるのかもしれません。
社会情勢の変化などに対して得心いかない思いを抱えているときもあるでしょう。 しかし、身近な人間関係でもやもやした疑念や不満を抱えたまま過ごしていると、銀歯がとれるアクシデントとなって夢に現れます。 これ自体がマイナスの夢ではありませんが、もしあなたが周囲に合わせるために限界を超えた我慢を強いられているのであれば、人との付き合い方を見直すべきでしょう。
大量に歯が抜ける夢
歯が抜ける夢は生命力の低下を危惧する暗示であると同時に、すべての物事から目をそらしたいという現実逃避願望の現れでもあります。 大量に歯が抜ける夢を見た場合、心身の疲れから課題や責務を全うする意欲を失い、放置したまま逃げ出そうとしている潜在意識が表層化しているのかもしれません。
リセット願望がより現実的な問題と絡み合った状態で明確に浮き上がっている状況といえるでしょう。 大量に歯が抜けた夢を見たときは、現在直面している状況の数々をいったん整理し、本当に自分がやるべきことと、さほど重要ではない事項をスクリーニング（ふるい分け）して、心身の負担を軽減させていくのが緊急の対処法です。
歯が抜ける夢はその箇所によって暗示する意味が微妙に異なりますが、ほぼ全ての歯が大量に抜けるというのは複合的な要因からくる悩みを抱えている証拠。 何よりも速やかな身辺整理を行うことによって、不安が増幅しないように工夫を施しましょう。
歯が生え変わる夢
歯が生え変わる夢は、一度失ったものが再び自分の手元に戻ってくることを暗示します。 ことわざで言うところの「人間万事塞翁が馬」と同じように、近い将来なんらかの困難に直面するかもしれませんが、嵐が過ぎ去ったあとにあなたの人生を素敵に塗り替えるよい出来事が訪れる可能性が高いです。 現時点で既に解決が難しい問題に取り組んでいる人は、きっとその問題が落ち着いたあとに予期せぬ幸運が待ち構えていると期待していいでしょう。
しかし、新しく生え変わってきた夢が元の歯よりグラグラしていたり、質の悪い歯だった場合は注意が必要。 運気がピークを過ぎ、現実の世界において仕事や人間関係でトラブルを起こしてしまうかもしれません。 対処法ですが、歯が生えてくること自体はプラスの意味を持っていますので、質の悪い歯であったとしても慌てず、自分が置かれている状況を正確に把握し、改善点を探っていくことです。
歯がぐらぐらする夢
歯がぐらぐらする夢を見た人は、状況そのままに、実際の生活で精神的な不安を抱えている場合がほとんど。 ぐらぐらした状態から結果的に抜け落ちてしまったのであれば、良くも悪くも問題がいったん収束したことを暗示します。 一方ぐらぐらした状態がずっと続くのであれば、直面している問題はこの先も続きますし、精神的な不安も払拭いきれないままです。
普段から優柔不断な性格な人や、自分に自信が持てないまま重要なプロジェクトを任されている人などがこの夢をよく見ると言います。 直観的にはマイナスなイメージの強い夢と思われるかもしれません。 しかし、メンタルの土台が揺らいでいては何をやってもうまくはいかないので、むしろ注意深く行動するよう潜在意識がメッセージを送ってくれていると捉えましょう。
しっかりと芯を持っている人であれば、歯がぐらぐらする夢を見ても現実の困難をいとも簡単に乗り越えることができるはずです。
歯に関する夢はトラブルを予期するもの、焦らず対処しましょう
歯に関する夢は基本的にあまり良い暗示を意味しない場合も多いです。 とくに、現実でのトラブルと密接に繋がっているケースが大半なので、歯の夢を見てしまった人は不安が募りやすい傾向にあります。
ただ、夢の中で歯が抜けたり欠けたりしたからといって、すぐに運気の低下や現実でのトラブルに直結するわけではありません。 そのほとんどが、行動の指針を変えるように警告するものです。 まずは自分の身の回りの状況をじっくりと把握し、改善していくことから始めましょう。
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