好きという恋愛感情とは何か
恋ができないと悩んでいる方の中には、そもそも恋愛感情の定義を理解していないこともあります。 本当に恋ができないのか、定義から判断してみましょう。
一般的に「恋」と呼ばれる状態とは
一般的に恋をしていることとは、いつも相手のことを考えている、または考えるだけでドキドキする状態です。
気が付いたら彼が頭の中にいるときは、好きな感情があるのでしょう。 本来、生活の中では、仕事や勉強のこと幅広い人間関係のこと趣味や食べ物など幅広い分野を考えているはずです。
たくさん考えることがあるはずなのに、いつも彼が出てくるなら、恋をしている証拠です。 １日の中でふと、彼が今何をしているのか想像することはありませんか？
また、彼が自分のことをどう思っているのか気になってしまう状態は立派な恋です。 ドキドキする感情は、気持ちの高まりを示します。
彼のことを考えると嬉しくなるなら、恋をしている状態です。 考えている間に思わずニヤケている場合も、恋の１種だといえるでしょう。
さまざまな「好き」の種類
恋の定義には、いろいろなパターンがあります。 人間にも子孫を残すため、動物的本能があります。
その本能に基づいて、性的に相手を好きになるのも恋の１つです。 愛情の中には、一緒にいて楽しいと感じる好きという感情や、家族としての好きもあるでしょう。
最初は恋をしていた彼でも、長く一緒にいれば仲間意識が強くなります。 夫婦が似てくるのも、お互いを認めているからです。
尊敬の好きは、付き合いたいと思っていないことがあります。 なかには恋愛をゲームだと考え、恋の駆け引きを楽しんでいるケースもあるようです。
または、お金や地位があるから、好きという感情もあるでしょう。 女性が自分を満たしてくれる人を好きになるのは、本能的欲求からくるものです。
人は誰かを好きになると、独占したいと感じます。 相手を自分だけのものにして、誰かにとられそうになると嫉妬してしまいます。
恋愛感情がないというセクシャリティもある
そもそも、恋愛環境がないセクシュアリティの可能性もあります。 セクシュアリティといっても種類があるため、どのタイプなのか調べてみましょう。
自分を深く理解したいなら、セクシュアリティのことを知っておく必要があります。
アセクシュアルとは
アセクシュアルとは、セクシュアリティのことです。 具体的には、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランジェンダーが含まれます。
それぞれの頭文字を取って、「LGBTQIA」や「LGBTQ+」とも表現されています。 アセクシュアルの人は、他人に対し性的欲求も恋愛感情もありません。
どちらの感情もないからといって、恋愛しないわけではないのです。 好きな人と一緒に過ごせば楽しいと感じ、辛いことがあれば悲しみます。
一般の人と同じ感情はありますが、性的な関係を好まないだけです。 アセクシュアルの人は一般的な恋はしないため、周りの人からすると冷めていると思われるかもしれません。
しかし友愛や家族愛は同様にあります。 人と違った愛し方をしているだけだと考えておきましょう。
アロマンティックとは
アロマンティックも、セクシュアリティの１つです。 特徴として挙げられるのが、人に恋愛感情をもたないことです。
アセクシュアルとは、性的欲求があるかないかで区別できます。 性的欲求がないのがアセクシュアルで、性的欲求があるのがアロマンティックです。
では性的欲求とは、何を示すのでしょうか？ 人によってはキスしたい欲求もあれば、性行為を示す場合もあります。
アロマンティックの性的欲求は、どこまでかは定義されていません。 恋愛感情と性的欲求は、誰もがイコールではありません。
よく聞くのは、男性が好きでもない人と性的関係をもつときでしょう。 アロマンティックの人は、恋愛感情がなくても性的欲求はおこります。
ノンセクシュアルとは
ノンセクシュアルも、セクシュアリティの１種です。 特徴的なのは、他人に対して性的欲求がないことです。
アセクシュアルと勘違いされやすいのですが、恋愛感情による違いがあります。 恋愛感情も性的感情もないのがアセクシュアルで、性的欲求だけがないのがノンセクシュアルです。
ノンセクシュアルの人の中でも、どこまで性的欲求がないかは人により異なります。 手を繋ぐのを避ける人もいれば、キスや性行為などがある人もいます。
どちらにしてもパートナーに対して性的欲求がなく、相手を満足させられない葛藤があるようです。 また、将来の子供に関しても、問題が発生することがあります。
ノンセクシュアルは生まれつきそうな人もいれば、過去のトラウマでなる人もいます。 パートナーに対し性的欲求がないだけで、自慰行為がある人もいるようです。
セクシャルマイノリティは病気でも悪いことでもない
さまざまなセクシュアリティの中、マイノリティであるがゆえに悩みを抱えてしまう方は少なくありません。 人と違うため、周りから受け入れられない場合もあるでしょう。
でもセクシャルマイノリティは、病気でもなければ、悪いことでもありません。 パートナーに対して恋愛感情がなくても、相手を大切にしたい気持ちはあるからです。
性的欲求がないなら相手に罪悪感があるかもしれませんが、２人が理解し合えば問題ありません。 人によって愛し方が異なるだけだと知りましょう。
問題なのは、ありのままの自分を受け入れないことです。 自分を好きになれなければ、他人から愛されるのも難しいはずです。
今の自分を認めて受け入れてくれるパートナーは必ず現れるため、自分を愛し受け入れることだけは忘れないでください。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。