結婚を決めるには早すぎる？スピード婚はNGか
世の中には、出会って１ヶ月も満たないのに結婚を決めるカップルがいます。 結婚は相手を見極めて、慎重におこないたいと感じるなら、スピード婚に不安を感じてしまうでしょう。
出会ってまもなくの人と結婚したくなったらどうしたらいいのか、対策を知っておきましょう。
スピード婚の定義
スピード婚に明確な定義はありませんが、３ヶ月くらいをスピード婚だと考えている人が多いようです。
また、１ヶ月程度や、１週間をスピード婚だと認識している人もいます。 世間一般の意見では、半年以内ならスピード婚といえるのかもしれません。
結婚までの期間は、一般的に１～２年かけている人が多いようです。 出会って半年で結婚すれば、早い結婚だと感じるでしょう。
周りの人の結婚までの期間を見てみても、半年以内は多くありません。 本来、２人がお互いを信頼し合うまで、結婚はしないものです。
相手と一緒にいても大丈夫だという安心感があって、はじめて結婚を考えます。 半年以内だと、相手のことを深く理解するのは難しいかもしれません。
出会ったときのフィーリングのみで結婚している可能性があります。
スピード婚の離婚率とその理由
アメリカの研究機関が調査をおこなったところ、スピード婚の離婚率は高いことがわかりました。 交際期間が１年未満のカップルは、３年未満のカップルより離婚率が39％高くなりました。
また、２年未満のカップルと比べたときも、離婚率が20％上昇しています。 離婚率は、交際期間が短ければ短いほど、高まるといえるでしょう。
半年以内で結婚した場合は、離婚の可能性に注意しなければなりません。 スピード婚の離婚率が高いのは、相手の欠点が見えないうちに結婚するためです。
相手の悪い部分も良いところも見えてからの結婚なら、相手のすべてを許容しています。 速すぎる結婚は、相手に熱くなっている勢いだけで結婚してしまっています。
また、お見合いによるスピード婚も注意が必要です。 お見合いは、特定の条件を満たした人でないと受け入れることができません。
年数が経ち相手の状況が変わっていけば、条件に合わず離婚を考える可能性があります。
スピード婚を成功させるために
スピード婚をしたからといって、必ず離婚するわけではありません。 結婚後の努力によって、結婚生活を上手くいかせることはできます。
相手を思いやる気持ちや、困難を乗り越える考えが２人にあれば問題ないでしょう。 最初は恋愛を楽しみながら、長い結婚生活の中で家族愛を築いていけばいいのです。
また、離婚原因になりやすい問題を、結婚前に確認するのもおすすめです。 金銭感覚が合っているか、子どもは何人欲しいか、相手の親とは問題がないか確かめましょう。
性欲、食欲、睡眠欲が合っているかも重要ポイントです。 ほかにも、仕事は続けられるか、酒癖が悪くないかも確認しておきましょう。
結婚の決め手を押さえて、焦らず幸せな結婚を
一生のうちに結婚は何度もするものではありません。 結婚すればパートナーと一緒に生活しなければならないでしょう。
焦って結婚を決めると、間違った相手を選んでしまうかもしれません。 紹介した結婚の決め手を参考にしながら、幸せな結婚ができるように行動しましょう。
結婚の決め手に100％合う相手がいなくても、諦める必要はありません。 結婚とは、価値観が違うのが問題ではないからです。
２人が同じ価値観を育てていけるかが重要でしょう。 理想の夫婦は、いろいろな困難にぶち当たっても、一緒に成長していけるものです。
完璧な相手など存在していないのですから、ある程度許容する考え方でいましょう。 彼が信頼できる、一緒に過ごせると思ったら、素敵なパートナーになる可能性があります。
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